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蛇足  投稿者:カブトガニ  投稿日: 4月 3日(月)13時40分17秒
  ↓の川井様の注意書き本当に大切なことです。一つ付け加えますと、気候が良くなりますと海岸で潮風に吹かれながらアコーディオンを弾くなんて気持ちのよいものですが、これは絶対に避けるべきです、リードにサビが来る原因になります、注意しましょう。

http://www2.starcat.ne.jp/~wani/sumiya/sumiyatop.htm

 

車でのアコ運搬にご注意!  投稿者:川井 浩  投稿日: 4月 3日(月)07時25分2秒
  桜が咲いて、そろそろ汗ばむ季節がもうすぐ。 天気がいいと車で移動していても窓を開けたり、クーラーさえ必要な時期はもう来ている。 アコを担いで公園や、河原で練習とか、集まりにアコを持参で駆けつけるなんてこともありますよね。 梅雨が過ぎれば海は呼ぶ、山は呼ぶ。キャンプファイアーでフォークダンスや合唱の伴奏などなど、アコの機動性が幅を利かせる時期だ。 この時期にご注意いただきたいのが、まず「熱」太陽の照りつける炎天下にアコを裸でもケースに入れた状態でも放置してはいけません。 車のトランクは後部座席に置きっぱなしして窓を閉め切っているのもダメ。 温度があがって、リードフレームをとめてあるワックスが溶け出し、大惨事になります。 次に「振動」車の振動も大敵なので、トランクに入れるよりは座席においてあげてください。 ただし、急ブレーキなので落ちないように工夫して置いてあげないと、落下して逆効果。 演奏する場所が屋外の場合、砂埃の立ちやすい場所は避けること。 最後に「埃」。 風の強い日もお勧めできません。 砂塵は大敵です。 リードとリードフレームの間に入ると音が狂ったり、音が出なくなります。 お花見の季節はとかく「花に嵐」のたとえどおり、結構急に天候が変わったり、風が埃を舞い上げる季節なのです。 桜の木の下でアコをかなでたいのは人情ですし、度胸試しにはいいと思いますが、アコを壊す度胸は無くてもいいですね。  

5月14日 奈良アコパ  投稿者:川井 浩  投稿日: 4月 1日(土)17時56分50秒
  奈良のアコ弾き様、第一回奈良アコパ開催決定おめでとうございます。なぜか昨年から今年にかけて野火が広がるような勢いでアコが広まっている、あるいはアコ弾きのSolidarinosc(連帯)が広がっている。 もうどうにも止まらない勢いだ。 こんなアコ弾きたちの動きがかつてあっただろうか? いや、ない。 これは小泉主導で誘導されたことでもなく、米国からの外圧によるものでもなく、 金正日の脅しや中国の覇権主義に触発されたものでもない。 これまで隠れキリシタンのように身を縮めて、演奏の音を隠して、自分はアコが好きだ、なんてことも人前ではめったに口にだせないで、出したらETを見るような目つきでまじまじと見られたり、なんて事に対する屈辱的な感情はぶっ飛ばしていいということがわかったのだ。 ナチの時代のゲットーに住むユダヤ人みたいな気分を持つ必要はないということだ。 そこまでの感情はちょっとなかったとしても、アコの楽しさ、アコの楽しさを共有できるすばらしさ、アコに対する愛情を理解しあえる仲間がいるということの安堵感、などはあるはずだ。 家庭内でアコを弾くことにたいして理解を得ている人はまだしも、私のように子供が寝られないからやめろ、だとか、パパ、テレビが聞こえないからやめて、だとか、そんな家庭内孤独疎外四面楚歌首吊り寸前状態から開放されるのはまさにアコパだ。 そんなものがあるのだということだけで明日への希望が沸く。 奈良にもできるのですね!
すばらしい。 たまたま5月14日は私が再度渡独する日と重なってしまったため、残念!!! 参加できませんが、次回は是非参加させていただきます。 千葉から早馬を乗り継いででも参加します。 こちらも5月7日の第一回柏アコパいまから楽しみ楽しみ。 ちなみに今朝成田に到着し、家族と久々にランチ、8歳の娘と満開の桜の木の下で、草花を摘んで遊びました。 1週間留守にしてもどったら11歳の娘は今はやりのレースカットとやらの髪型に変身していて、ちょっぴり色づいてきたような、2分咲きですかな。 8歳の娘はおねえちゃんに刺激をうけて、ちょっと髪型を自分でいじって、おでこのところで前髪を輪ゴムで結んだのはいいが、11歳の姉からはちょうちんあんこうとあだ名され、その意味がわからないので、そのままはしゃいでいました。 ちょっと家庭を留守にすると戻ったときにその温かみを感じます。 しんみり。
 

奈良アコ愛好会  投稿者:奈良のアコ弾き  投稿日: 3月31日(金)21時37分41秒
  ヨーロッパ遠征ご苦労様です。奈良情報をご連絡。5月14日(土)午後1:30〜、奈良在住の
アコ愛好有志がこのほど愛好会を立ち上げる発起人会をもちます。
 パン屋さん併設のティールーム「麦の花」というところで、演奏OKの承諾を得ました。
関西アコ協会のメンバーで奈良にお住まいの方に呼びかけていますが、何人来てくださるか
不安です。小さな一歩ですが柏アコパに刺激されたことは確かです。
 

さらにレベルアップ Delicia  投稿者:川井 浩  投稿日: 3月31日(金)11時24分28秒
  チェコのDeliciaはさらに進化を進めている。今回はさらに高級イタリーハンドメードリードにチャンバー付きの41鍵盤、37鍵盤、34鍵盤モデルを投入し、西側の高級アコ市場への参入を狙っている。 もやは、学校専用とはいわせないという勢いだ。 それでいて、まだ価格面では相当がんばっている、というかチェコはまだ人件費が安いのだ。 それでいて、メインの市場をドイツをはじめ先進国としているので、品質に関する進化はしっかりと市場のニーズにもとづきしっかりすすんでいる。 写真は社長、奥さんとお嬢さん。 チェコ製のサラミと、故郷のパンと、おばあちゃんがつけたおいしい酢漬けキュウリ(ピクルス)をいただいてしまった。 あ、純正チェコ製ビールPilsner Urquelleもご馳走になりました。どれもおいしかったです。 ホームページにニューモデルがでるのはもう少し時間がかかりそう。 あらたに注文したモデルが到着しだいアップします。お楽しみに。

http://www.harmoniky.cz/

 

アイデア一杯、洗練されたデザインBeltuna  投稿者:川井 浩  投稿日: 3月31日(金)11時15分8秒
  Zupanといえば高級アコの代名詞だったのですが、そのZupanブランドのアコを20年にわたり製造していたのがこのBeltunaだ。高品質である以外に、いくつも新しいアイデアで製品開発をしている。 チャンバータイプではないので、チャンバータイプの音がでるアコとか、新タイプのチャンバーとか、常に斬新なアイデアで新製品を投入する。アルピナタイプのアコでさえ、イタリーの洗練が加わるとまったく別の味わいになる。 小型でも惜しまずにいいリードをぶち込むのもBeltunaのやり方だ。 もうすぐBeltunaの代表的なモデルが到着します。 みなさまにさわっていただくのももうすぐです。 お楽しみに。

http://www.beltuna.com

 

これぞ本物の高級アコ Brandoni  投稿者:川井 浩  投稿日: 3月31日(金)11時01分13秒
  おじいさんも、お父さんも、おじさんも、ママ、奥さんも、いとこも、全員アコーディオン製造に携わっているアコーディオン一家の直系、Mr.Bompezzo Gianpaoloが誇らしげ展示しているのは、これぞ最高級アコといえるオール木製ボディのBrandoni 148 Kingline Wood Cassottoとそのベースマシンともいえる黒色セルロイドカバーにゴールドのモールドをほどこしたBrandoni 148 Goldだ。 純正プロフェッショナルハンドメードリード、チャンバー、響きのよい永年にわたり乾燥させた一枚板からつくるボディ、レジスタボタンは黒鍵でさえ木製だ。 超高級リードは空気の漏れも少なく、ロールスロイスの乗り心地(乗ったことはないけど)。 34鍵盤のミュゼットタイプのオール木製タイプのアコや上記のコンセプトで34鍵盤のチャンバー付きオール木製アコも発注してあります。 小型アコでも最上級のQualityをお届けする。 それがBrandoniのコンセプト。 高級アコはでかいし思い。 軽くて、コンパクトで、しかも音色は譲歩したくない、そんな贅沢な方にぴったりのアコがこれ。 すみませんけど、お金が無い方は貯金してからきてね。 軽くても本物がほしい方。 やっと見つけました。 ここにあります。

http://www.brandoni-accordions.com


Harry GeunsのBandoneon  投稿者:川井 浩  投稿日: 3月31日(金)10時48分57秒
  写真はベルギー在住のオランダ人バンドネオン製作者Harry Geunsと彼のバンドネオンだ。一番上のモデルはプロ用左右クロマチックボタンアコタイプのバンドネオンで、その下にある黒色のモデルは入門者用のこれもうれしいクロマチックボタンアコタイプのバンドネオンだ。 特筆すべきはその価格。 いくらだと思います? 正式にはこれから決めますが、10万円台とだけ申し上げておきましょう。 20万円を切ってこのバンドネオンが手に入るとなると、これまで高価であるがために躊躇していた人もチャレンジし易いでよね! おまけにクロマチックボタンアコタイプのボタン配列だからボタンアコ(Cタイプ)を弾けるひとなら右手はそのままですぐに弾ける。 左手はそれとシンメトリックにボタンがついているだけなので、もう教則本も要らないぐらい楽にバンドネオンを弾き始められる。 これで自信がついたら、プロ用のバンドネオンに移行すれば良い。 もう、これまでの古いぼろぼろのAAのDiatonic式のバンドネオンに苦しむ必要性はありません。 時間とお金の無駄です。 このHarry Geunsの画期的な開発により世界のバンドネオン事情が大きく変革することは間違いないと断言できます。 そして、そのバンドネオン事情を大きく変えるのは旧来のバンドネオン奏者ではなく、あらたにチャレンジする皆さん、アコ奏者の方たちです。 古いものにこだわっている人はそれはそれで楽しんでいただければいいと思いますし、それができる人はそれで結構だと思いますが、新しくやりたい人はそんな難しいもの、そんな60年も前のぼろぼろのバンドネオンを高いお金をだして直しなおし使う必要はまったく無いと申し上げたい。 4月後半には入荷予定です。 特にボタンアコをやっていらっしゃるかた、是非お試しください。 柏アコパのあとでもお見せできると思います。 参加者の方はお楽しみに。 写真に写っている人はこの画期的なバンドネオンの開発者Mr. Harry Geunsです。

http://bandonion.com

 

ドイツ楽器展の花  投稿者:川井 浩  投稿日: 3月31日(金)10時32分10秒
  ドイツ楽器展の花、とはLanzinger社のブースで演奏していたアコグループの中で唯一の女性アコプレイヤー、Alexandra Schmied(通称Alex)ちゃん。昨年のドイツ楽器展でも少女のような可憐さでDiatonicアコを演奏して観客をうならせていた彼女ですが、今年はさらに大人っぽくなってLanzingerの契約アコ奏者としてLanzingerブースで演奏していました。AlpsスタイルのDiatonicはこれを聴くとどうしてもやりたくなってしまいます。 この明るい、人生肯定的な、人生賛歌のようなアルプス音楽は人を幸せにする音楽だ。 別にシャンソンがきらいなわけじゃないけど、歌謡曲も悪くはないけど、負けた、敗れた、捨てられた、うらむ、悩む、苦しむ、という曲をずーっと聴いていると気持ちも暗くなることありませんか? 自分がつらい立場にいるときはこのような暗ーい曲が救いになる場合もあるけど、太陽のもと、美しい自然のなかで、好きな人と、好きな音楽と、すきな食べ物と、好きな飲み物と、好きな衣装で、生きていることを身体とこころ全体で享受する、ほうが好きです。 まぁ、いつもそのような状態でいられるかどうかといえば、なかなか思うようにはいきませんけど。 人を幸せにする音楽。 楽しい時間を共有できる喜びを謳歌できる音楽。 そんなことを感じさせてくれるAlexちゃんの演奏はいいぞー。 みなさん、Diatonicアコでアルペン音楽にもチャレンジしましょう! 彼女のWeb Siteは以下のアドレスをクリックしてください。 素朴なファンクラブ、ドイツ語だけど彼女のBBSからもいかに親しみをもってファンが彼女にメールを書いているかがわかる。 写真は連日超満員のLanzinger社ブース。 ドイツ楽器展のアコブースのなかではダントツトップの人気でした。

http://alex-schmied.de

 

やっぱり聴いちゃったのね....  投稿者:川井 浩  投稿日: 3月30日(木)06時57分38秒
  Shin様、やっぱり聴いちゃったのね、御喜美江さんの禁断の神業を。彼女の演奏を聴いてアコを弾くことを断念した人が何人いることでしょう! あ、いえ、アコを弾けると吹聴することを断念する人が何人いたでしょう、という意味です。ドイツに来てしまい、今回の彼女の演奏を拝見・拝聴できなかったことを非常に残念に思いますが、モタ様やShin様の感動がそのままの形で私にも伝わってきて、思わず背筋がぞくぞくとする思いです。 思えば、いまから25年ほどまえに、御喜美江さんの演奏を偶然ドイツのドルトムントで拝聴する機会があり、そのときの背筋がぞくぞくした思いを今になっても昨日のように思い出します。 小柄な少女のような(当時はまさに少女でした)かわいいお姿や手がその身体の半分ほどもありそうなアコをばりばりっと弾きこなす技は人間業を超越していると思いました。 彼女が弾いていた、という宣伝文句で販売された45鍵のチャンバー付きVictoriaも入荷しましたので、一度見に来てください。 名演奏がそのままShin様に乗り移りばりばりっと弾けちゃったりして。 御喜美江様の演奏会でもだえ、のた打ち回り、絶叫する口を抑えるためハンカチを口に突っ込んでいたShin様が目に浮かびます。 ZEN様の北海道をはじめ、次回は日本全国ツアーなんて組んだらよろしいのではないでしょうか、美江様、MMM様いかがでしょう。