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余韻は本当に素敵なテーマです。ZEN様がおっしゃるとおりべロー・ストップがまずは基礎です。尚、残響が非常に長い場所(教会、石が多く使われているホワイエ)などで演奏すると、その空間が余韻を作ってくれるので、そんな場所で一度”余韻体験”をなさるのも大切です。というのは『耳』がまずはそれを知る必要があるから。『耳』が知らない響きを楽器で再現することは非常に難しいです。 鍵盤から指を離す、という行為もアコーディオンの内臓を見ると「なるほど」と思います。内蔵までいかなくても右側のVerdeck(川井さん、翻訳お願いしまーす。)を取ってみるだけで分かります。要するに窓やドアをバタン!と閉めるか、そ〜っと静かに閉めるか、でも余韻に影響します。音を一番最後まで残すかを考えて、その音を一番最後までおいておく、そしてベローは常にdiminuendoを行う。このdiminuendoの技術も多種多様です。楽器を手にしてご説明できれば一番分かりやすのですが、このくらいでいかがでしょうか?
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