Back Number 69


CIAO MIDIアコ楽団創設趣意書  投稿者:川井 浩  投稿日: 2月24日(金)09時24分8秒
  とまぁ、なんと大げさな。まだアイデア段階ですが、もう楽しくって、楽しみでしょうがないので、書いちゃいます。 SEM CIAO MIDIアコをお買い上げいただいた方にご参集いただき、一気にCIAO MIDIアコ楽団を立ち上げようというものです。 といっても、ぱっと集まって、ぱっと散る、ぱっと咲いて、ぱっと散る、桜の花のような、あ、またナルシストになっている。 SEM CIAOはいわずと知れた電子アコ。400種類の音色、数千種類の音の組み合わせができる優れもの。一人でもオーケストラなんですけど、一人だと指はどうがんばっても10本。 それをこんどは5人あつまれば50本、10人集まれば100本の指が、バイオリン、フルート、トランペット、ドラム、ベース、ギター、ピアノ、トロンボーン、ストリングス、をそれぞれのパートで演奏して合奏すれば、一挙にウィーンフィル、ビリーボーン、アッカービルク、グレンミラー、などのオーケストラに曲ごとに楽団の姿を変化しながら演奏できるというとてつもない、これまでに人類が経験したことがない、未知の音楽のミステリーゾーンに突入してしまうわけだ。 ジーンズのポケットにいれたハモニカでも人は幸せになれる、アコ一台あれば校庭や体育館でフォークダンスができる、MIDIアコ一台あれば本人も聴衆もあっと驚く演奏が可能となる、MIDIアコが集結すると未知との遭遇が待っている。CIAO MIDIアコ楽団創設に向けてゆるりとコンセプトがまず動き出した。どうする本業、どうなる家庭生活、どうなるおれの人生。 楽しさが止まらない。 犠牲者募集中。  

三上様ようこそ!  投稿者:川井 浩  投稿日: 2月23日(木)22時47分19秒
  三上様、ご投稿ありがとうございます。歌の伴奏というのは特別な訓練が必要なのでしょうね。 音程もあわせて弾けないといけないと、でしゃばりすぎてもいけない。 歌詞の合間におかずをしっかりと決めないとまずい。 私の一つの夢は自分で歌って、それに自分で伴奏がつけられることです。 今のところ、歌うと指が止まり、指が動くと歌詞を忘れたり、歌の調子がでない。 アコを引きながら歌う練習は脳の活性化に非常に良いような気がする。おできになる方、アドバイスをいただけませんか?  

アコで歌の伴奏  投稿者:三上 昌二  投稿日: 2月23日(木)22時43分20秒
  「下手の横好き」の見本のようなアコファンです。 ここ何年か前、なんと、わたしの伴奏で歌って下さる10人あまりのグループができました。このグループでは月1回の定期練習に加え、何とか歌えるようになった段階で、時々、老人病院などへの「慰問?」を敢行しています。練習は必死ですが、とても楽しく、夢のようです。これからしっかり練習して、伴奏が楽しくできるようになりたいものです。  

携帯電話のレンタルは  投稿者:ZEN  投稿日: 2月23日(木)18時39分7秒
  韓国の仁川空港に着いてから現地で借りればよかったんじゃないでしょうか?
たしか携帯電話は3社くらいあって、日本より安かったと思います。
それにしても、札幌から韓国、それから福岡ですかー!

http://homepage3.nifty.com/zen1999/

 

ソウルは気温5度、晴れのち時々二日酔い  投稿者:川井 浩  投稿日: 2月23日(木)17時57分33秒
  かよさんのBLOGのぱくりです。 札幌でアコパに参加させていただいてから、今、本業の仕事で韓国のソウルにきています。帰国後すぐに福岡の「アコーディオンの交差点」に参加させていただきます。 昨日商談を一つ終えてから夕食時に高揮発性飲料を過度に摂取してしまい、本日のソウルは天気晴朗なれど二日酔い。それに添え物としてでてくる生にんにくなどを(ちゃんと焼いたんだけど)たんと食べちゃったので、今朝車でホテルに迎えに来たメーカーの取締役から臭いといわれてしまった。いかん、気を引き締めて行こう。
そういえば、昨日成田を出発するときからどたばたがあった。 搭乗時間が迫ってからあわてて手荷物検査に向かう途中で身長180センチほどの長身の美人のDocomo携帯電話のレンタルキャンペーンガールに呼び止められ、今なら半額よ、と耳元でささやかれて、思わずくらっと、きたわけではなく、携帯電話のレンタルをするのを忘れていたことを思い出した。半額と聞くとそれも結構な話なので、早速その女性にDocomoのカウンターに連れて行ってもらうと、Docomoのカウンターでは別の担当の女性が行き先が韓国と聞いて、現在のDocomoの韓国の提携先は電波状況が良くないのでお勧めできないとのこと。正直に言ってくれてありがたかったが、また、別のレンタル会社でやっぱり高い正規料金で携帯電話を借りて、遅れそうになりながら手荷物検査場に向かう。その時点でもうかなりあせっているけど、手荷物検査がもたついていてなかなか進まない。時間が気になる。やっとそこを通過。 ゲート番号はいくつだったかなとチケットを見るとそこには「47B」と書いてある。羽田のターミナルでは現在のところ第4ターミナルの47ゲートが最後だ。それも一番遠いところにある。 やばい、急がねば! と重いバッグを引きずりつつ走る。だんだん人影が無くなり、第4ターミナルにはいったらもう人っ子一人いない。 前にもあとにも無人の動く歩道が回転してるだけ。 47ゲートは遥かかなただ。 それにしても「47B」などという表示はどこにも書いていない。 書かれていないが、まぁ、47ゲートの下とかとなりだろうと思って先を急ぐが、本当に人っ子一人いないがらんとした第4ターミナル。 もう全員搭乗が終わってしまったのか、と冷や汗が流れる。 なんで携帯電話なんか借りたんだろうと後悔の念が走る。 重い荷物を引っ張りながら走る額からは冷たい汗が流れる。もしかして自分の時計が止まっていて、もう飛行機はでてしまったのか? だって、本当に誰一人として前後数百メーターの通路は空っぽだ。 周りに飛行機が止まっていない。 どのゲートにも飛行機が無い。 どこにもだれもいない。 やっと、見つけた掃除のおばはん。「47Bゲートはどこですか?」と聞くと、まったく反対の今来た方向を指して、それは逆だ、まっすぐ戻って第2ターミナルの一番はずれだ、とおっしゃる。 ひどい!ひどすぎる。 頬の汗は涙と一緒になっている。 出てくる汗が冷たい。 倍のスピードで戻りだす。 本当に飛行機に乗れるのだろうか? 第4ゲートの入り口まで戻りつき、そこに立っていた警備員のおにいさんに「47B」のゲートはどこかと念の為、聞くと、それは今来た方向の逆で、一番奥に「47」ゲートがあるので、そこだ、とおっしゃる。 え”〜! そりゃないでしょ! やめて! もう叫んでいる。 もう誰を信じていいのかわからない。 これは悪い夢に違いない、と自分では考え始めている。 とはいえ、夢でないのは確かだ。 さあ、また戻るのか、一か八か、掃除婦のおばはんを信じるか、警備員のあんちゃんを信じるか、ぐずぐずしている余裕はない。 運を天にまかせて、もう半分あきらめかけながら、第2ターミナルの入り口までもどり、そこに立っていた空港職員のおばさんに「47Bゲートはどこですか?」とたずねると、「そんなゲートはありません。 47ゲートが最後です。」との答え。 膝と腰が行けていく自分を感じながら、なにかぶつぶつつぶやいている自分に気づく。 額には黒いたて筋がだーっとでている。顔色は群青色になっている。 どもりながら「だ、だって、このチケットには47Bとかいてあるんですよぉ!」と泣き叫んでいる。するとそのおばさんが困った顔をして、「えーとですね..」とおっしゃるので、「えーとじゃ、困るんです!」と泣き喚いている。 「47Bはお客様の座席番号で、搭乗口は目の前の26番ゲートです。」とおっしゃる。 だ〜っ! 早く言ってくださいよ、それ、とてもありがとうございました。 といって私はその搭乗口にへろへろになって到着したのでした。 なんとか、乗れたのですが、ヨーロッパに行くより疲れた。 それにしても、あの掃除婦やら警備員やら何たる無責任、なんたる知ったかぶり、何たる無礼、飲んでやる、の結果は書き出しに述べた。
 

御喜美江アコーディオン・ワークス2006「一輪のバラは咲きて」  投稿者:川井 浩  投稿日: 2月23日(木)15時36分4秒
  3月28日浜離宮朝日ホールで開催される御喜美江さんの年の一度の帰国演奏会が間近です。 海外旅行などはまだ夢のまた夢の時代に若くして単独で渡独し、厳しい修行・修練の末、各地の賞を総なめにしたあと、ドイツの大学でプロフェッサーのタイトルを得て、アコーディオンでは世界の御喜美江となった御喜美江さんの演奏会です。 これを聞かずしてアコを語る無かれ。演奏なさる曲目はクラシックが中心ですが、アコ演奏法についてはあらゆるテクニックが駆使されるものと思われますので、ジャンルを問わずアコ奏者たらんとする者にとっては見逃せないコンサートだ。 前売り券は売り切れる前に買いましょう

http://www.asahi-hall.jp/hamarikyu/event/detail.asp?id=542&month=3

 

ラッキーFoooo〜!!  投稿者:Shin  投稿日: 2月23日(木)12時54分29秒
  「も〜パパったら!喜ばせ上手なんだからぁ!」

…いえ、冗談ごとではありません(これより真面目です)。

この様に喜ばしい事があったのも、ひとえに川井さんのお蔭です。
素敵な方にお引き合わせ下さり、心より感謝しております。
また、一連のコメントによって目から鱗が落ちたのは私だけではなく、
恐らく読者の皆さんの中にも多数いらっしゃった事と思います。
何と楽しい、素晴らしい事ではありませんか!

思えば旧友が『ゴミトンボ』を手に入れた所から始まったアコ生活、
北から南まで(Web上で)流れ流れて行き着いた「akkordeon.jp」、
今では生活に欠かせない場所になりました。
ここのBBSは『愛』や『和やかさ』といった良い雰囲気があって
紳士淑女や純粋な人が集まってくる所、大好きです!

私も普段軽口叩いてはいますが「水は方円の器に随う」と申します。
素敵なものを知り、良いものを見習い、自分を磨きたい、
これからもここで勉強させて下さい。よろしくお願いします!
 

御喜美江様、ありがとうございます!  投稿者:Shin  投稿日: 2月23日(木)08時44分0秒
   御喜美江様、御指南ありがとうございます。
べロー・ストップというのは『ふいご楽器』特有の操作と思いますが、「蛇腹の制御」と考えれば近いでしょうか? ・・・始める前は想像も付きませんでしたが、アコは見た目を遥かに上回る『身体が資本の楽器』ですね。

 それとは全然関係ありませんが、最近「ふつつか」「おととい」「ふとどき」などが「HMML」に見える様になってきました。「ふとどき」は、きっとミュゼット仕様ですよね?
 

余韻について  投稿者:川井 浩  投稿日: 2月23日(木)08時25分2秒
  わー、ドイツの御喜美江様から直接アドバイスをいただけるなんて、Shin様、ラッキー賞当選です。文中「右側のVerdeck」とあるのはアコのフロントグリルのことです。トレブルカバーとでもいいましょうか。「diminuendo」となると楽器収集は趣味でも演奏に弱い私にはイタリー語のようには聞こえるのですが、これを実際にどのように演奏するかはちょっと不明。Shinさんならわかるかな? 御喜美江様の「アコーディオン・ワークス - 一輪おnバラは咲きて」が来る3月28日にあります。 そこでアコ演奏技術のコンデンスミルクを味わえると思いますので、是非、御喜美江先生の年に一度の一時帰国演奏会を聞きにいきましょう。
ところで、楽器の面からみた余韻についてもうしあげれば、リードを鳴らすためのバルブが古くなって反り返っているとピアニッシモからフォルテに徐々に音量を上げていったり、逆にフォルテからピアニッシモに音量を下げていくことが出来ずに、蛇腹の押し弾きを強くしていく過程で突然音が出だしたり、大きい音から小さい音に徐々に下げていくときに「余韻を残さずに」突然音が消えたりします。 こうなると、アコはしょっちゅうでかい音で弾いてないとならなくなり、微妙な演奏は不可能となります。 こうなるオーバーホールの時期がきたのね、というふうにご理解ください。
 

余韻  投稿者:御喜美江  投稿日: 2月22日(水)08時54分11秒
  余韻は本当に素敵なテーマです。ZEN様がおっしゃるとおりべロー・ストップがまずは基礎です。尚、残響が非常に長い場所(教会、石が多く使われているホワイエ)などで演奏すると、その空間が余韻を作ってくれるので、そんな場所で一度”余韻体験”をなさるのも大切です。というのは『耳』がまずはそれを知る必要があるから。『耳』が知らない響きを楽器で再現することは非常に難しいです。
鍵盤から指を離す、という行為もアコーディオンの内臓を見ると「なるほど」と思います。内蔵までいかなくても右側のVerdeck(川井さん、翻訳お願いしまーす。)を取ってみるだけで分かります。要するに窓やドアをバタン!と閉めるか、そ〜っと静かに閉めるか、でも余韻に影響します。音を一番最後まで残すかを考えて、その音を一番最後までおいておく、そしてベローは常にdiminuendoを行う。このdiminuendoの技術も多種多様です。楽器を手にしてご説明できれば一番分かりやすのですが、このくらいでいかがでしょうか?

http://mie-miki.asablo.jp/blog/