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Shin様  投稿者:ZEN  投稿日: 2月15日(水)11時15分39秒
  >デリシア Choral VII』というのがありましたが、
>あれがあればランニング+ストライド+右手が出来て、3、4役イケちゃいますね!

フリーベースとストラデラが両方付いているタイプですね。
あれで38万はお買い得かも?

>1): 外側3列で考えた場合、単純に『c d e f g a h - c'〜』とだけ弾くなら、
>指使いは『1212312-1〜』でしょうか?(親指から順に12345と数えたとして)

ぼくは全く自己流なので勝手に12123431とか弾いていますが、人に聞いた話では教科書的には12345121だそうです。
弾きやすいように弾けばいいんじゃないでしょうか?

>2): もし『フリー・ベース』がクロマチックの右手の鏡写しだとすれば、
>アチコチ忙しく移動する事無く楽に『裏音』を入れられますね。

『裏音』というのがよくわからないのですが、音の並び方は斜め方向に半音、縦並び(というか配列表では横並び)に短3度で並んでいます。ディミニッシュコードが弾きやすいです。
TCS(タイタノコンバータシステム)というフリーベースはスイッチ切り替え式ですが、クロマチックとは全く違った発想で、普通のストラデラの低音2列(基音と対位ベース)で1オクターブ以内なら音階が弾けることに着目して、オクターブ違いで重ねることによって6列で3オクターブの音階をカバーしようというものです。
クロマチックもTCSも一長一短ですが、コバさんはTCS方式を推奨しているらしい。

>3): ソロ・ピアノの『ストライド奏法(左手でブンチャッ、ドンチャッ)』と
>『ストラデラ』は語源が同じなのではないでしょうか?

ストライド<stride>は英語のまたぐという意味だと思いますが、ストラデラはイタリアのストラデラ地方から来ていると思います。
http://www.xanadu.co.jp/Guerrini_No1.html
 

hoohta様、ようこそ!  投稿者:川井 浩  投稿日: 2月15日(水)07時33分2秒
  foohta様、ようこそ! コメントありがとうございます。私のアコ遍歴はトンボの34鍵MML機でスタートしました。銀座のローレライというドイツビアホールでアコを弾いていた方のお下がりでした。初めてのアコを手にして、めでつながめつ、まだまったく弾けなかったのですが、幸せ一杯。その後たまたまドイツに転勤となり、現地の楽器屋さんで中古のHohner Lucia IV P(37鍵・96ベース)を購入。 あまりの音色の差に愕然。 トンボちゃんという恋人がありながら、Luciaの魅力に悩殺され、トンボちゃんには悪いんだけど、Luciaとの交際が始まったらぜんぜん弾いてあげてないことに気がつく。初めてであったあのときの感動とめでつながめつした幸せの日々を思い出して、なんとか自分の気持ちを愛しのトンボちゃんに向けようとするけどむなしく、満足感が足りない。どうしてもLuciaを抱いてしまう。そうなるとあれほど一緒にいるだけで幸せだったトンボちゃんはいつも誇りをかぶってしまうことになり、これも不憫なので、友人に譲って、彼女の幸せをかげながら祈りつつお別れしたのです。 その後もLuciaちゃんとの幸せな日々が続いていました。多少ともアコが演奏できるようになっていく自分にも満足だし、その時々の気分にあわせていろいろな表情を見せてくれるやさしい音色のLuciaちゃんにも大満足の幸せなアコあっての人生。ところが、あるときふらっと立ち寄った楽器店で手にした中古のHohner Atlantic IV P(41鍵・120ベース)。 なっ、なんなんだこの「切れ」、短いキーストローク、押し出しのいいフロントグリル。 より大き目のボディからでてくるシャープな音色。 タンゴとか、他の楽器との合奏などでよろ存在感を誇示できるメリハリのある音色。 こんな音も欲しかった。なんていって、LuciaちゃんOnlyの生活からそこにAtlantic君もいる生活に。そんな長い幸せな日々を送っておりましたが、ある日Scandalli Super L君との劇的な出会いがあり、これまでたまたまめぐり合ったアコたちとの幸せな人生は何人か好きな女の子がたまたま同じクラスにいた、というに過ぎない。 というぐらいまで感じるようになってしまったのです。 一緒にフォークダンスできるだけで天にも昇る気持ちだったのが、一足飛びにジーナ・ロロブリジーダ(ちょっと古いかな...)、今風ならさしずめおめかししたアンジェリーナ・ジョリーみたいな女性とたまたまダンスパーティでパートナーを組むことになってしまった、みたいな感じ。あるいは「シャル・ウイ・ダンス」のジェニファー・ロベスにめろめろになったリチャード・ギアの気分。こうなると永年つれそった素敵な奥さんでさえ影が薄くなってくる。 個人的には奥さん役のスーザン・サランドンの方が僕は素敵だとはおもいますけど、映画のはらはらさせておきながら、アメリカ的ハッピーエンドというくだりがどうもとってつけたようで、現実の世界ならおそらく、難しいことに発展していったと思われますが、それはさておき、アコの世界だとやっぱり難しいことに発展してしまうのです。 もう僕はScandalliのとりこ。 単にチャンバーつきの音色だけじゃなくって、音を出す前のアコを抱いただけで感じる幸せ感。 ダンスを踊る前から感じる興奮。 あ”〜! 僕はどうしてこうも浮気っぽいのだ! と自分を戒めるが、どうしようもない。 で、振り向くと、Hohner Alpina IVがいる。 Lanzingerのアルペンタイプのアコがいる。 スイスやオーストリアアルプスの晴れた空のように透き通った明るい音色、深い緑の谷のようなベース、心が洗われるような自然のなかでめぐり合うハイジのように純粋なかわいい女性。なんで、また女性なんだろう、それは僕が男性だからですけど。 そんな人の澄んだ瞳と素朴でも美しい声やほがらかな笑い声。 すみません。 私が悪うございました。 全てを捨てますので、山でいっしょに牧童をやらせてください。 そんな気分にされてしまうアルプスタイプのアコたち。 山での楽しいHappyな生活があって、たまたま町に買出しにでかけて出会う色香ただよう妖艶なアコ、オール木製、オール・ハンドメード・リード、木製チャンバー、渋い、渋すぎる、もう耐えられない....、あ”〜、ミュゼット風の音色もあったな、ボタンアコもあるぞ、バンドネオンはどうだ、幸せすぎる、とても幸せで苦しい。 どこまで続く、僕のアコ遍歴。
そんな運命のアコ遍歴の入口を見つけてしまったのですね、hoohta様も。 他のアコなんか知らなかったほうが良かったのかもしれない。 先生に紹介されたアコだけで満足していればこんなのどがかれるような焦燥感は感じずに生活できたのかも知れない。 でも、hoohta様は、家の外にはいろんな人が行き来していることに気がついてしまったのですね。 時すでに遅し、あなたはもうアコ・インフルエンザにかかっています。 潜伏期間は比較的短いです。 恐らく本年度中、それもかなり早い時期にいろいろなアコの音色が聴きたくなります。 そんなときは是非覗きにきてください。 私の経験の範囲内でのちょっとだけのアコ巡礼の道案内をさせていただきます。 このまま放っておくと大変なことになりますよ....
 

(無題)  投稿者:Shin  投稿日: 2月15日(水)05時24分33秒
   日々新しい情報がUPされて目が離せませんね。

 三浦みゆきさんのHP、急いで見ました。あのアコはボタンいっぱいで凄いですね〜…。
 川井さんのHP中古コーナーにも『デリシア Choral VII』というのがありましたが、あれがあればランニング+ストライド+右手が出来て、3、4役イケちゃいますね!滅多に出ないんだろうなぁ…。

 さて、疑問が続々です。今度は『クロマチック』のボタンキー配列に関してです。「ピアノキーのより軽そうだな」と思い、気になって配列を調べてみました。

http://web2.moridaira.com/accordion/chrombutt.htm
http://web2.moridaira.com/accordion/basskey.htm

1): 外側3列で考えた場合、単純に『c d e f g a h - c'〜』とだけ弾くなら、指使いは『1212312-1〜』でしょうか?(親指から順に12345と数えたとして)

2): もし『フリー・ベース』がクロマチックの右手の鏡写しだとすれば、アチコチ忙しく移動する事無く楽に『裏音』を入れられますね。ひょっとして弦ベースのランニング・フレーズはアコのそれがヒントになっているとか!?
 新説 Foooo〜!!(すみません…)

3): ソロ・ピアノの『ストライド奏法(左手でブンチャッ、ドンチャッ)』と『ストラデラ』は語源が同じなのではないでしょうか?

 他家のHPやBBSでも答えられていそうなのは削って減らしたのですが、質問だか何だか変な内容ですね…。また長くなりましたが、よかったら答えてやって下さい。宜しくお願いします。
 

はじめまして。  投稿者:foohta  投稿日: 2月14日(火)15時01分32秒
  はじめまして。アコ1年生のfoohtaです。掲示板もブログもいつも楽しく拝見しています。
今、ピアノ弾きの金ちゃんさんのHPを見せていただいて、せっかく購入されたばかりのエキセルシャーのコンチネンタルを手放して、Hohner Alpina IVを購入されたんですね。何かビックリです。
>「コンニャロメ!モノにしてやる〜」って気にならない。なぜか練習しようって気にならない。
>楽器は素晴らしいし、楽器はちっとも悪くないのだけど、私とは相性が悪いのだ!と分かりました。(金ちゃんさんの日記から)
そういうことなんですね。

川合さんの以前のブログにも書かれている…

>別のアコには今の自分のアコにない方向性の音色が隠されている場合があり、その逆もあります。
>よりいい音色にめぐり合ってしまうと、悲しいことに、元の音色には戻れない。 元の音色だけで人生を終えることに耐えられなくなってしまうのです。
>愛する人や、家庭や、世間体をすててでも、そのアコと駆け落ちしてしまいたくなってしまうのです。
>人はそれをなんと呼ぶのだろうか。 この衝動とも思えるよりいい音への憧憬は一体何なんだろう。
>それも、その憧れは、きれいな音、明るい音、毒のある音、おだやかな丸みのある音、すべてに向かっていくことが問題だ。

長くなってゴメンナサイ!でも、ここ大好きです。やっぱりアコとの出会い・相性が大事なんですね。

私は昨秋先生の紹介で20年ぐらい前のエキセルシャー303を購入しました。
とても気に入っていて、音もよく出ていると思うのですが(可愛がってますので…)…
3年後5年後頑張ってもっともっと上手くなったら(それまでにはお金も少しは貯まっているかも?)、川井さんのところへ何日も通って相性ぴったりのアコと出会いたいと思っています。
 

きん様のHohner Alpina IV  投稿者:川井 浩  投稿日: 2月14日(火)13時50分55秒
  きん様、ご投稿有難うございます。 きん様にお買い求めいただいたHohner Alpina IVはその後に続くZupan、LanzingerなどのベースとなったモデルでいわばAlpinaタイプの草分け的モデルです。 残念ながらHohnerはこのモデルは短期間で終えてしまいましたが、そのモデルコンセプトは市場で大きな反響をよび、市場の要求に応える形でZupanが一世を風靡、その後、Zupanの経営が破綻した後は、現在までLanzingerがこの分野を引っ張っています。Lanzinger社長はもとZupanの製造担当役員だったことからLanzingerがAlpinaタイプの正統な後継者であることがわかります。とはいえ、このオリジナルのHohner Alpinaはなかなか優れた楽器で、いまでもその音色と弾き心地のよさで、内外にファンが多くいます。 中古市場でもなかなか出てこないモデルです。私として販売するのは2台目ですが、1台目はロシアのモスクワ在住の日本人の方から御注文を受けたほどです。 現在は同タイプのものではLanzinger Model 4/96CMとLanzinger Model 5/96CMを在庫しています。 之に加えて新たにLanzinger Model 4/120M ParisanderとLanzinger Elite 4/120M Specialを発注しました。到着して御紹介するのが楽しみです。
ところで、ピアノ演奏家のきん様がアコ弾きのきん様に変身中、というかすでにアコは弾いていらっしゃいますが、きん様のHPにLinkさせていただきました。 よろしくお願いします。

http://www.geocities.jp/pianokjp/index.html

 

人生いろいろフリーベースもいろいろ  投稿者:ZEN@北海道  投稿日: 2月14日(火)09時30分5秒
  ホーナーのゴラのフリーベースは
ストラデラベースのほかに3列のフリーベースのボタンが付いている
だから左手ボタン数が185ボタンとかになっちゃう
御喜美江さんや三浦みゆきさんのお使いのホーナーのゴラがそうです
http://www.h3.dion.ne.jp/~oblivion/
たしか400万円以上する高級機、高くて手が出ません・・・・

コバさんや神出高志さんがお使いのビクトリアのフリーベースは
スイッチで切り替えられるTCS(タイタノコンバータシステム)方式
TCS方式のボタン配列はストラデラの5度循環の並びと同じなので、
ストラデラのベースソロに慣れた人にはとっつきやすいかもです

ぼくの楽器は写真をごらんになってわかるように左手は一見ただの
ストラデラベースと同じように平行四辺形に小さなボタンが並んで
いますが、スイッチの切り替えでクロマチック配列のフリーベース
になります。

ぼくの楽器は小さいので左右とも3オクターブ(37音)しか出ません
がクロマチック方式のフリーベースで120ベースになると左手だけで
5オクターブ以上カバーしている楽器もあります

全く切り替えなしで左手がフリーベースのみの楽器もあるようで、
値段はそんなに高くないみたいですね
切り替えなしで単音のフリーベースだけなら、仕組み(メカニズム)
としてはストラデラベースより簡単

広島大学の加藤先生のホームページも参考になりますヨ
http://home.hiroshima-u.ac.jp/~cato/AccoTT.html

http://homepage3.nifty.com/zen1999/

 

ALPINAよいですね〜  投稿者:きん  投稿日: 2月14日(火)09時16分54秒
  昨日届きまして、早速弾いてみました。
よいですね〜。反応早いし音もよいし、ヘリコンベースってよくわからないのだけど、なんだか重厚な音だし・・ピアノでムリヤリミュゼットからアコでミュゼットが出来るようになるかも!と思いました。
ありがとうございました

http://www.geocities.jp/pianokjp/index.html

 

わぁ!  投稿者:Shin  投稿日: 2月14日(火)04時54分19秒
   『フリー・ベース』について教えていただいて安心していたら、更なるレスが入っていてビックリしました。遅くなりましたが、ZEN様ありがとうございます。

 実は先日のお答えで一度は安心したものの、次の夜には新たな疑問が湧きあがってきました。まとまったらここに書きますので、皆さんでツッコミ入れて下さい。

 それにしてもいいな、いいな、いいな札幌!いいなススキノ!
 バル・ミュゼットのある街…、憧れてしまいます。(←早速妄想が広がってます。)
 

札幌カフェダイマのアコパーティー完売!  投稿者:川井 浩  投稿日: 2月12日(日)06時33分10秒
  先ほどカフェダイマ様から今回のアコパーティーの予約券は完売したとのご連絡がありました。 いゃー、もりあがってますねぇ。例年にない大雪の北海道、パーティーは熱気であふれかえりそうですね。ギターのパーティーとか、フルートのパーティーとか、まして、ピアノのパーティーとかで今時こんなに盛り上がることはめったにないのではないだろうか。 明らかにアコの地殻変動が起きている。 新しいアコ人口増殖を予感させて十分だ。  

札幌カフェダイマのアコパーティー(2)  投稿者:川井 浩  投稿日: 2月11日(土)19時18分1秒
  札幌カフェダイマのアコパーティー(2)の詳細は下記URLをクリックしてみてください。 ZEN様、お目にかかれるのを楽しみにしています。 その他の新しい方とのめぐり合いも楽しみで、照れ性の私はどきどきしております。

http://modernoldcafe.hp.infoseek.co.jp/page015.html