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Nakayama様のアドバイスをいただき、改めて、文字情報による情報伝達の難しさを痛感しています。 あなたによると、「セルロイドに毒性があるらしいという情報は、多くのアコーディオン愛好家の不安を煽る事になりますし、」とのことで、私がセルロイドは毒性があると主張しているがごとくにお書きになられていますが、これまでの私の書き込みを良くお読みになれば、セルロイドを加工する溶剤が問題だと申し上げていることは明白ではないでしょうか? 「俺のアコは大丈夫か?」と書き込んでいただいたP探偵にしても、まさかそのセルロイドで発がんするは思っていないと思います。 もっとも、がんとの関係は明らかではないという文献は見ましたので、一部ミスリードがあったかもしれないことは認めますが。 ただ、今日のグリーン環境を求める世相からすれば、アセトンは無害でまったく問題が無いとする論法のほうにより多くの問題を感じます。 「ビクトリアの件では、多くのビクトリアユーザーは良い気持ちで読めないと思います。 そういうネガティブな情報は、よほどの確証がある場合や、本当に必要とする時以外は敢えて触れない方が良い結果を生むと思います。 」とありましたが、どうやらNakayama様も正確な情報をお持ちでは無いご様子。 まして、小生は工場が地上から消えたとは一言も申し上げたことは無く、それをあたかもそのように言ったかのように表現なさることに、ちょっと残念な気持ちで読ませていただきました。 工場はあるようですよ。ただ、もう現在のオーナーの物ではなく、現在のVictoriaはそのもとの工場の一部を間借りして経営しているというのは複数の人から聞いた情報であり、そんな情報はネガティブな情報だから流さないほうがいいという考え方には全く賛成できません。 それでは、すでに2年前に倒産したExcelsiorのことを倒産したとは一切言わないほうがいいのですか? 今や、数人の家族経営で、工場も無いDallapeを昔のイメージを守るため、インポーターのトンボさんの利益を守るために、しゃべらないほうがいいのですか? 今でもExcelsiorは谷口楽器が輸入元であるなどという嘘を付き続けるべきなのでしょうか? はたして、それを言わないほうが、現在のExcelsiorやVictoriaのユーザーの逆鱗に触れないから良いのでしょうか? Victoriaの輸入元だったコバパパが健康上の理由で閉店し、調律師として働いていた春奈ちゃんも何らかの理由でVictoriaの販売を継続することができず、Victoriaは他の販売代理店を日本に設定した(噂ではトンボさんとのことですが..)なんて情報は流さないほうがいいのですか? Bugari
Arimandoのアコを崇拝している人には悪いですが、販売をもっぱら行っていたわたなべあつし楽器展は2年以上前に閉店し、甥のなんとかさんが群馬県を中心に古い畑をキープしようとしているようですが、Bugari
Armando側はすでに小生に販売権を渡しており、その方が独占輸入権を持っているわけではないなどということを言ってはいけないのでしょうか? 揚げ足を取るつもりは毛頭ありません。むしろ、それ以前の問題として情報の操作や情報の隠し、に関しては私は極めて厳しい見方をしており、たとえ、それが宣伝紙であったとしても過去の「アコーディオンジャーナル」(谷口楽器発行のエキセルシャーの宣伝紙)に対する情報の一方的な流れについては大いにクレームしたいところです。 あるいは、大変残念に思うことは、まるでエキセルしかアコは無いがごとき印象を大衆に与えてしまったことです。 今でも、日本では、世界にはエキセル、ブガリ、ビクトリアしかアコは無いというような印象を植えつけられている人が多くいることを大変危険で残念なことだと考えています。 Nakayama様が勉強し、輸入代理兼をお持ちのCoperfisaについては小生あまり興味も無く、これまであまり情報を出せていないことは自分の力の不足を感じますが、むしろそんな情報もいただければありがたく存じます。 せめてこの掲示板だけはこれまでのアコに関する情報をひた隠しにしたり、あるメーカーの製品だけをいいと言い張ったりすることだけは無いようにオープンな場所でありたいと考えています。 エキセルやホーナーなどが相変わらずアコ教師と生徒という関係の中で進められて、いやと言えずに買わなくてはならない状況、偉い先生が教えに来ては、何台かアコを置いていって、そのグループの長が生徒などに売りつける現場などの情報は、それがすべてではないにせよ、世界的にごく一般的に起きていて、当然日本にも現実的に起きているわけで、それを書いちゃいけないという考え方には賛同できません。はっきり言えることは、僕はそういうことは嫌いだということです。 忘れてはならないことは、イタリアのアコメーカーは乱立しており、どこも日銭稼ぎで必死です。 倒産の瀬戸際のところも多いのではないかと思われます。 また、だれでもアコメーカーになれるほど分業が進んでいます。 それがアコ産業の実態なのです。 だから、VictoriaはVictoriaのアコだけを売る代理店にしか売らないというはっきりした方針がある。 少なくとも対抗するようなアコメーカーを扱っている販売会社には売らない。 よって、僕には売らない。 かつてのコバパパが扱うアコにはVictoriaに競合するものは無かったという認識だったのかもしれない。 今後もし、トンボさんが正規代理店になられるのであれば、それはそれで素晴らしいことだと思いますが、Victoriaにしてみれば、Victoriaに対抗できるアコをトンボさんは持っていなかったという認識だったと理解します。 DallapeはかつてHohnerのMorinoやGolaを製造した、Mr.
MorinoやMr.Golaを輩出した名ブランドだが、現在では3代目の社長も引退し、その息子が後を継いだとのうわさだが、工場は10年近く前から無いという情報です。 もし違う情報があればぜひともご投稿いただきたい。 そんなことを書いちゃえば、当然当事者には嫌われるでしょう。 しかし、そのような情報を書かないことを良しとする意見には申し訳ありませんが、まったく同意できません。 これまでのExcelsior、Bugari
Armando、Victoriaしかないと思い込まされていたかつての日本のアコ文化の状況を僕としては日本のアコ暗黒時代と呼びたいと思います。 これがどれほど本来のアコ文化を捻じ曲げてしまったか、取り返しがつかないところまで日本のアコ文化を堕落させてしまったと考えています。 自分のところで作ったアコだけを売れというアコメーカーの言いなりになり、他のアコを中傷誹謗し、他のアコの情報を極端に封印し、あぁ、そんな時代が終わったことで、みなさん、いいと思いませんか? まだ、それに気が付いていない人のほうがもしかして多いのかもしれないけど。 Nakayama様、あなたはこの掲示板を全然けがしてはいません。 逆に小生の立場を鮮明にしていただいて感謝しています。 小生の情報の不確かさをご指摘いただき、これもありがたく存じます。 そんな、間違いの情報もご指摘いただくのがこの掲示板であり、皆様の知恵袋でありたいと考えています。 最後になりましたが、すみません、今日はGlenFidichの18年物をちびちびやってしまいましたので、指が走りすぎたと思います。 もう一度読み返してみます。
今、読み返してみました。 一文字も訂正するところは見当たりませんでした。 文章は拙文ですが.... あ、あなたにメールは差し上げていません。 このテーマに関してはこの掲示板のもっとも大切にしたいテーマなのです。 つまり公開性です。 私はかつての「アコーディオンジャーナル」の真似だけは絶対にしたくありません。 私はいくつかのアコメーカーの輸入代理兼を持っておりますが、そのアコーディオンだけを押しつけて販売するという気持は毛頭ありません。 かつてVictoriaを訪問し、輸入させて欲しいとお願いした時に、Victoria以外のアコを売るところには売らないといわれて、こちらから辞退して来ました。 Bugari
Armandoも同様な条件を出してきましたが、これははっきりとお断りしました。 そのうえで正式に輸入させてもらっています。 Borsiniあたりも今は注文が欲しいので、「Hiroshi、君はいろいろなブランドのアコを扱いすぎるのではないか...」というコメントは出されていもいますが、私としてはできるだけ多くのアコを見てもらい、アコを買いたい人に違いを理解してもらい、そして判断していただく。 ご予算もありますが、ご予算にあえばいいアコは売れる、と説明して納得してもらっています。 自社のアコに自信のあるZero
SetteやBrandoni、あるいはSiwa &
Figliなどはそんなあからさまな売り込みのプレッシャーはかけてきません。 私はアコメーカー一社の販売代理店になるつもりは毛頭ありません。 おそらく、その点が他のアコ販売会社さんと大きく、異なる点だと思います。 Monte
AccordionさんのWeb PageにはCooperfisaのアコのほかにBugari Armandoのアコも置いているようですので、Bugari
Armandoは明らかに他のアコを扱う人にも売るという方針に転換をしたと言えそうですね。 Zero
Setteと合併したBugarArmandoはことしのMusikmesseに多くのBayanアコを展示していた。おそらく、合併したZero
Setteのノウハウとデザインが生きているのだな、と感じました。 たしろさんがなにをおっしゃりたかったのにおっしゃらなかったのかは判りませんが、小生の考え方は上記のとおりですので、なにか、あれば、ご投稿をおまちします。
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