BacK Number 349


これはいいですね。

 投稿者:ふつぞう  投稿日:2009年12月11日(金)06時06分8秒
  >とっことことん 様
 ほのぼのしているだけでなく、かなり正確に描かれていると思いますよ。
 

ふつぞうさん

 投稿者:とっことことん  投稿日:2009年12月11日(金)04時57分22秒
  ちっっとボタン配列まではわからへんけど、アコーディオンの絵は、これやったらなっとくしてもらえますか?  

ミュゼット

 投稿者:ふつぞう  投稿日:2009年12月10日(木)21時00分52秒
   コランさんの場合はセロニアス・モンクを弾いたり、他ジャンルのアレンジなども積極的に導入していますね。私としてはバル・ミュゼットそのものはこうでなければならない、と形を厳格に決めた時点で広がりが止まると思うので、他ジャンルの音楽を取り入れるのには特に抵抗はありませんね。

 さて、博多でコランさんの演奏を聴いた翌日、同じ博多でトラットリアですが、こんな名前のお店を見つけました。店名はフレンチですが、料理はイタリアンでした。名刺に描かれるボタンアコのボタン配列や手を見ると、まだまだアコーディオンは日本できちんと浸透しているわけではないんだなあと思いますが、それでも絵柄に起用してくれるだけ嬉しいです。
 

さっすがは詳しい川井氏だ!

 投稿者:とっことっことん  投稿日:2009年12月10日(木)15時53分25秒
  スイスアルプスのSchweizer Oergliのサウンドなのか?これは。
スイスワインの密輸長年やってる川井氏の、経験の賜物ですよねえ。でもほんとにスイスアルプスのSchweizer Oergliのサウンドは、ずらしないのかなあ?ぼくには、ずらしあるようにきこえる。あるいは、チャンバーなしで、いきなりでてくるふえのおとの、なんというか、バンドネオンに近いかも知らん、独特の、音のにごり、ていうんか。

ずらしのあるなしはチャンバーあるなしとの関係とも、おおきくかんけいしてくるから。
フレンチアコーディオンも、ずらしはあるけど、Mには、チャンバーつけてないのがおおいようなきがする。

さらにイタリアンスタイルの、チャンバーつきずらしは、確かに川井氏のいうように、速い指の動きの演奏にはトレモロの音色は邪魔、ちゅうのは、まちがいない。つまり、ずらしでもチャンバーさえなければ、もっとはっきしと聞こえてくる、。

でも、どうかんがえても、リズムがどんどん前のめりで、いつものようにジェットコースターじょうたいになる、pくんより、だんぜん
Steirische Harmonika - Kreuzgriffiger
このかわいこちゃんの演奏のほうが音楽的に豊かだ。ぼくもほんとは、こういうのが、いつかやりたいんだけど、いっつもおちつきのない僕には、一生無理かも?
 

Schweizer Oergliサウンド

 投稿者:川井 浩  投稿日:2009年12月10日(木)06時53分31秒
  P探偵のアルペンサウンドはスイスアルプスのサウンドのように思われます。 つまりSchweizer Oergliのサウンドで、これはもっぱらトレモロが無いのがふつうなので、P探偵のアコのようにM,MM、MMM、LMMMH、どれを弾いてもトレモロが無いフラットチューニングのアコでスイスの音楽を弾くとまさにぴったしスイス風に聞こえます。 ところで、演奏、お見事! イタリアンスパイがスイス人になりきっている感じです。 スイス警察に尋問を受けて、スイス名物の食いものは何かと訊かれて、ピッツァ! とさえ、答えなければ大丈夫だ。
ところで、アルペンサウンドをひとくくりにしようとすると、たしかにP探偵ご指摘のように、古いものを頑迷なまでに残そうという考え方が強い「共通点」をもつアルペン民族ながら、スイス流とオーストリア・スロベニア風をいっしょくたにしようとすると、当時のオーストリア(ハプスブルグ)の(スイス側からすると)悪代官と(オーストリア側からすれば)ハプルグルグの支配を拒む逆賊のヴィルヘルム・テル(英語読みでウイリアム・テル)との戦いにような話に発展しかねない。
Rossini William Tell Overture, Riccardo Muti
http://www.youtube.com/watch?v=6TOW_4TXJ2Q
一方、悪者扱いのオーストリア側やスロベニアサウンドはSchweizer Oergliサウンドは全くと言っていいほど異なり、トレモロ、それもMMMのトレモロがやさしいトレモロで、いわゆる耳に痛いほどのいわゆるミュゼット風のトレモロともまたちょっと違うトレモロがあり、これがまた頑迷なまでにKeepされているのです。 で、そのアルプスの南斜面のスロベニアをさらに南下すると、お隣がクロアチア、さらに南下すればボスニア・ヘルツェゴビナと来るわけですが、ここまでくるとトレモロは一切消えて、フラットチューニング、それもLだけで演奏するとかMだけで演奏するバルカン風な音色にどっぷりと囲まれていることがわかる。もっとも、歌い方は低めで大き目のビブラートたっぷりと利かせたアラブのイスラムのサウンドになっていく。 そこまでいくと、もはやアルペンサウンドでは無く、バルカンサウンドになっていってしまうが、もっとも、バルカンの人たちを一派ひとからげにしようとすると、旧ユーゴのごとく、内情はまたまた大きく地域地域で別々の文化、音色があることがわかり、そこの地方の人たちも、一緒にしてくれるな!と主張始めるので、バルカンサウンドといっちゃった私をお許しください。 で、スロベニア、ないしSteyrischサウンド、ないし、オーバークライナーサウンドと言われるのはアルプス連峰の東南一帯に共通とおぼしきやさしいトレモロを持ったアコ、というよりはむしろSteirische Harmonikaのサウンドのことをさし、スイスのエルグリとはまったく異なるサウンドなのです、多分。 この地方の曲をP探偵のアコで弾くとどうなるかなぁ? 小生の感じでは、Steyrisch Harmonikaで奏でる音楽にはどちらかと言えば伸びやかでゆったりしたテンポの曲が多いので、その伸ばしている音にやさしいトレモロが入っているとなんともいい気分になるし、そのトレモロを味わうことができるのにくらべ、トレモロが無いシュヴァイツゥアー・エルグリはどちらかといえば今回のP探偵の名演奏のようにスピードの速い指の動きで奏でる音楽が多いように感じられます。 このように早い指の動きの演奏にはトレモロの音色は邪魔になり、すっきりした単音が歯切れよく響くほうが似合っていると感じるは、そのスイス風の曲がどれを聴いてもそうだからなのかも知れませんが、実際にそのような曲が多いように思われます。 そんなエルグリサウンドのP探偵のアコでスロベニアの曲を演奏するとどうなるのだろう。
Steirische Harmonika - Kreuzgriffiger
http://www.youtube.com/watch?v=JVdtcUberVw&feature=related
もっとも、スロベニアの曲がゆったりとした曲ばかりでないことは訂正しなくてはならないだろう。
 

RE:はい、これよーん

 投稿者:208236  投稿日:2009年12月10日(木)06時29分41秒
  気に入りました!朝起きて、この音色を聴いたとたん、スイスにいる気分になりましたよ。
今度、機会がありましたらアルペン・ヨーデルの曲を弾いていただけませんか。
 

はい、これよーん

 投稿者:とっことっことん  投稿日:2009年12月10日(木)05時08分46秒
  http://www.youtube.com/watch?v=0pThxE88bVs
ふつうは、アルペンスタイルは、ずらしの一音色いっぺんとうにたいし、pくんは、
MMM(ずらしなしですよ)、それからL  それからさいごはLMMMH、と、やって、これが、p君の、立体感のあるアコーディオン演奏の、スタイルなのだ。

苦情、いんねん、なんでもまってます。pくんいいわけすうのだいすきなんです。
 

ピッツァ研究家の考え

 投稿者:とっことことん  投稿日:2009年12月10日(木)00時58分45秒
  Pくんも、アコーディオンで、ミュゼットとよばれている、音楽に、特に執着はないのですが、(このへんが、川井氏と、にてるかもしれないので、ちょっと、なんかへんな感じ)

いわゆるアコーディオンのミュゼットチューニングというのは、そのむかしのミュゼット全盛期の、流行のチューニングを、さすものであって、かならずしもそのチューニングのアコーディオンで演奏するものが、ミュゼット音楽ではないのは、あたりまえのことですが、

とりあえず、日夜ピッツァ研究にあけくれるかたわら、ピッツァたべながら、曲風も、研究してる曲風研究家pの考えでは、なつかしのミュゼットも、richard galliano氏のニューミュゼットも、daniel colin氏の演奏も(youtubeで、今、2つほど彼の演奏みましたが、実に僕ごのみの演奏で、大変好きになりました。ふつうたいがいみんながやるそれらしく聞かせる小技で、きかせるのでなく、ただ単にだす音そのもので聞かせるところが、実にp君の求めてるものです)、ミュゼットといわれるもんの、おおまかな、おきまりの曲の進行のさせかたが、やっぱりあって、そういう、曲作りしてあるものを、ミュゼット音楽と、言うんだと、解釈しています。つまり、単刀直入にゆうと、楽曲の作り方の形式に、ミュゼットという、あいまいではあるけど、そういう発想が存在するのだ、と、かんがえています。

だから、時の変化とともに、ミュゼット音楽に使われる、アコーディオンの音色、もっと具体的にゆえば、どんだけチューニングづらしするか?というのは、人それぞれの好みによりちがうし、川井氏のことばでゆーと、最近はずらしなしのフラットチューニングがミュゼットのはやり、、、であったりするわけで、ずらしは、根本的には、ミュゼット音楽にはなんの因果関係もない。と、かんがえています。

逆に、ドイツフォークや、アルペンスタイルは、時の流れとともに、ぜんぜんなんにもかわってない。

フラットチューニングの、アルペンスタイルなんて、みんな、いっかいもきいたことないでしょ?

もちろんアルペンスタイルの、おきまりの作風が、やっぱりそんざいするわけで、こちらも、やっぱりアルペンチューニングというのは実際にはアルペンスタイルの音楽とは、本質的な因果関係はない。しかしながら、アルペン曲風からして、どう考えても、フラットチューニングでやるのは、しっくりこなくて、アルペンずらしでないと、ちょっと、雰囲気になってこないわ。。というのが、普通の発想なのかもしれないし、あるいは、フランス人は、民族的に、新しい開拓を、少なくともイタリアよりは、やりたがるから、。まあ、じだいのながれにともない、何か、変えていこうとするのは、ごく普通の発想だ。
さらに、ドイツ人、スイスは、わりと、おんなじことかたくなにまもっていこうとする観念がおおおおにしてある。

つまり、日本で、アコーディオンのことあんまりしらへん一般的な人々にとってのミュゼットというのは、具体的には、ミュゼット懐メロ、ゆーことになるとおもいます。

もちろんたとえばタンゴだって、いわゆる古典タンゴと、近代現代のモダンタンゴは、もう、根本的な曲の進め方こそ、変わらんとしても、現実に、聞いて、かなり昔のモンとは、違ったものになってきてる。

こんどいっかい、p君号フラットチューニングで、アルペンスタイルやってみますね、どんなかんじになるか。pくん的には、きっと、とどのつまり、曲風そのものが、各スタイルの雰囲気を、かもしだすものであって、音色とは、根本的には関係ないものだ、ということを、アピールしたいと思います。
 


Hayley Westenra

 投稿者:ZEN  投稿日:2009年12月 9日(水)21時13分4秒
  Hayley Westenra の歌というと、白い巨塔(田宮次郎じゃなく唐沢寿明のほう)の主題歌にもなった Amazing Grace が印象的でした。
http://www.universal-music.co.jp/classics/hayley_westenra/discography.html
 

ダニエル・コランさんとミュゼット

 投稿者:川井 浩  投稿日:2009年12月 9日(水)21時03分55秒
  一昨年フランスのあるメーカーとの取引を開始しました。 本業の話ですが。 アコが好きだと伝えたら、その会社の社長がお土産にもって来てくれたのが、アコに関する本で、なんとカブトガニさんも唯一日本のアコニストとして登場。 で、一緒にくれたのがダニエル・コランさんのアコのCD。 ミュゼットたっぷりのアコ演奏でした。 ときどき車のCDで聴いています。 今では、あるいは今でも、パリのミュゼットアコの大家でいらっしゃるようですね。 同氏の演奏はクラシックミュゼットでありながら、ジャズの要素をとりいれたり、なかなかあたらしいミュゼットを目指しているように感じます。 このあたりは、ミュゼットファンの方はどのようにお感じになっているのでしょうか? 特にミュゼット音楽にこだわらない人(たとえば私)からすると、う〜ん、ようするに音楽の世界もボーダーレス。 昔のベルエポックのミュゼットにこだわるのかどうか? あたらしいミュゼットを目指すのか? ミュゼットに明日はあるのか? 何をもってミュゼットというのか? その村債理由は一体に何に基づいているのか? そもそもその存在の意義はなんなのか? というさまざまな考えが襲ってくるころを禁じえないのです。 ある時代のある風潮、ある時代のある香り、そんなノスタルジックな過去のものなのか、今でも生きている何らかの自己主張するものがある存在なのか、そもそも歴史的意義も含めてミュゼットとは何か、今の時代におけるミュゼットとは何か、という点をそろそろ議論してもいいのでは無いかと、かなり過激な考えに至ってしまったのは、Hayley Westenraの歌声もさることながら、Baby It's Cold Outsideの歌にも酔いしれた私が発するとても挑戦的な発言なんだろうと思われます。 皆様の逆鱗に触れるかもしれないという自覚を持ちつつ、皆様のミュゼットに関するコメントをぜひお聞かせください。