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先ほどの書き込みにちょっと補足します。この日の僕の演奏記録は、家族にも見せていません。家族には練習をはじめ準備の過程で彼らの協力と犠牲の上に成り立っているにもかかわらず、帰宅後に「大破綻だった」と伝えたのみでした。それはこれ以上悲しませたくないためでした。
DVDの表面に記述は見当たりませんが、私が演奏した曲の編曲者は私自信です。 実は自分の技術は殆ど棚上げで、この楽器でどういう事が出来るか、フォーレの書いた和声を何処まで再現できるかという課題を課して編曲しました。このため、アコーディオンとしては効果に対して大変無理なフィンガリングの問題はとりあえず無視しました。
従って、当日聞いて下さった皆さんには折角足を運んで下さったのに大変申し訳ないことをしてしまいました。演奏を聴いて貰おう、楽しんで貰おうという考えや気遣いがもともと希薄だったからです。勿論フォーレにも編曲者にも演奏者としては申し訳ないことをしてしまいました。
そのような演奏が記録メディアに固定され、当事者の知らないところに一人歩きしている事実に吃驚仰天してしまった次第です。さぁ、自分としては何と言ったら良いだろうなぁ。。。「肖像権侵害だぁー」って所でしょうか。知らぬは仏って言葉を思い出しました。仏ではないのが嬉しいのか悲しいのか分からないです・・・。
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