Back Num ber 269


Miki Mie on You Tube!  投稿者:川井 浩  投稿日:2008年 5月21日(水)08時42分31秒
  たしろさん、早速の情報ありがとうございます。 すぐに拝見しました。いつもながらの安心して音楽の世界にいざなってくれる御喜美江さんの世界がそこにはありました。 迫力と繊細さを兼ね備えた彼女の演奏が今後ともYou Tubeに多く投稿されるように祈っております。 日本のアコーディオンを世界のレベルから引っ張る彼女はパイオニアであり、チャレンジャーであり、人として大きな尊敬に値する方だと思います。 彼女の演奏をきけばそんなことまで感じてしまうと思います。  

御喜美江さんのコンサートと待望のYouTube映像  投稿者:たしろ  投稿日:2008年 5月21日(水)07時48分47秒
  我が国が誇るアコーディオン奏者御喜美江さんは、ファンも多いと思いますが、9月27日の午後【兵庫県立芸術文化センター】でコンサートがあるそうです。
詳しくはブログ『道の途中で』
http://mie-miki.asablo.jp/blog/
をご覧下さい。

また、待望のYouTubeバージョンですが、昨年9月の原美術館での演奏からピアソラのタンゴ「SVP]と、バチンの少年の連続演奏部分の紹介がありましたので、ここでお宝映像の部分を先にご紹介します。
http://jp.youtube.com/watch?v=JLwyCFYufQ8
 

今日の旅立ち  投稿者:川井 浩  投稿日:2008年 5月20日(火)23時23分42秒
  Hohner Amica III 96。 Made in Germanyと刻印されているAmica III 96。 LMMの3リード、37鍵・96ベースは軽量・コンパクトながら、音色はまじめで重厚なHohnerサウンド。 ハードケースもトロリー付きの本格派。 千葉県の前オーナーさんが大切に使っていたので、程度は新品同様でした。 無事、九州の福岡の新オーナーさんのところに旅立ちました。
 

Säkkijärven polkka  投稿者:川井 浩  投稿日:2008年 5月13日(火)01時39分37秒
  Sakkijarven Polkka
http://www.youtube.com/watch?v=9wVH1kxqT9k&feature=related
フィンランドのダイアトニックアコメーカーのFAWの社長に、フィンランドの代表的なアコの音楽はなにかときいたところ、You TubeではSakkijarven polkkaが見ることができるとおしえてくれました。 Sakkijarven とは入り江というか袋小路のような湖のことで、かつてフィンランド領の美しい湖水地帯だったが、第二次世界大戦の末期にロシアに割譲されてしまった国土であるようだ。 歌の歌詞は英語がないので、意味はわからないのですが、そこが美しい土地であったというようなことを歌っているらしい。 失われたふるさとの歌、望郷の歌といっても良いかもしれない。 この歌の投稿は多い。 それだけポピュラーな曲なのだろう。 そのほかにもいくつかフィンランドのアコの曲を送ってもらったのですが、どれも楽しそうでありながら憂いを秘めているようななんとも懐かしい感じの曲だった。 そういえば、ドイツの御喜美江さんもフィンランドにはよく出張して教えたり、審査員をしたり、演奏をしたりしていたことを思い出しました。 きっと、フィンランドではアコはとっても盛んなんだろうと思います。 日本でもがんばりましょう。

Sakkijarven Polkka
http://www.youtube.com/watch?v=zXHfVMkSGe8&feature=related

Sakkijarven polkka
http://www.youtube.com/watch?v=NorgJ0zivAA&feature=related

http://www.f-aw.net/index.html

 

北欧のアコーディオン  投稿者:川井 浩  投稿日:2008年 5月12日(月)07時18分0秒
  以前ノルウェーのBergflodt(http://www.bergflodt.net/index.html)にはHPをLinkしていただいていたのですが、このたび、FinnlandのFAW(Finnish Accordion Works)のHPにもLinkしていただくことになりました。 ノルウェーやフィンランドの音楽ってどんな音楽なんでしょうか? 聴いてみたいですね。 この両社ともダイアトニックアコーディオンのメーカーのようで、とくにマスプロではなく、すべてオーダーメードというのが特徴の小さな、しかし情熱あふれるアコメーカーなのだろうと思います。 ともに高級リードしか使わないという方針のようで、やはり、リードはここでも命といえそうです。
ところで、ノルウェーのBergflodtのWeb Sieをみていたら、Hyde Accordionsというオーストラリアでダイアトニックアコを作っているメーカーのサイトにもリンクされていたので、こちらもご紹介しちゃいましょう。やはりオーダーメードのダイアトニックアコメーカーです。 http://www.concertina.info/hydeaccordions/ 。
いや〜、世界のアコーディオン文化は深く、広い。 ダイアトニックアコだけでもすごい広がりだ。日本では極めて少ないと思われますが、もっとはやってもいいとおもうのですが、日本の古来のメロディーを弾くにはちょっと不便なのかも知れませんね。 むしろこういう楽器が入ってくることで、日本のメロディーにあたらしい風が吹き込むことを期待したい。 沖縄の5つの音階の歌が日本で広く演奏されるようになったのは極最近のことだが、これも日本の音楽文化が新しいものを吸収できるということを証明していると思われます。 であれば、日本に北欧音楽や、オーストラリアで息づいているケルト音楽なども日本に入ってきてくれていいと思います。 でも、きっと長い長いプロセスなんだろうなぁ。 いつもいつも同じ曲を弾いたり、聴かされたりして飽きがきたら、思い切って他の国の音楽文化にふれるのは非常に刺激になります。 オーストラリアにもアコメーカーが存在し、オーダーメードでアコを作っている。 日本でもそろそろアコーディオンの製造をする人が出てきてもいい頃かもしれない。 あ、築地にアコを作れそうな人を思い出しました。 すでに高級ウクレレを製造して販売をなさっている彼なら、まったく新しい発想でアコを作ってくれるかもしれない。 ウクレレを作る素材と技法でアコをつくり、これにSlovenia系のTuningを加え、これまでアコ文化の無いハワイでもスチールギターの変わりに使われるのアコになったりして。 あるいは、琴などに使うなんだか軽そうな木材を使って、世界に無い、軽量なアコを創ったり、うーん、こうなれば自分で作るか? あ、また、糸の切れた凧状態で空想の世界にいってしまった私。

http://www.f-aw.net/index.html

 

今日の旅立ち  投稿者:川井 浩  投稿日:2008年 5月11日(日)23時17分47秒
  Brandoni King Line Wood Mod. 133 Super Professional special。こちらも本来の37鍵を38鍵に変更した特別モデルでHMMLの4リード。 前の2台がチャンバー付きだったのに比べ、こちらはチャンバー無し。 その分、軽いし、サウンドは更に迫力を増し、よりダイレクトに飛び出してきます。 リードはもちろん特別注文のダブルリベットタイプの高級ハンドメードリード。 前の2台とあわせて合計3台のBrandoni King Line Woodシリーズのご注文をいただいたのは今回が初めてです。 これと同じモデルでMMMLのミュゼットタイプが在庫用に入荷しましたので、近々On-Line Shopにアップします。 乞うご期待。 さて、このように3台も高級アコを大人買いしてしまった後に起きる問題は何か? そうです、奥様です。 なぜ、私に指輪の一つも買ってくれないのに、自分ばっかり道楽にお金をそんなに使うのよ! それも、一台だけならまだ知らず、もうすでに何台ももっているのに、こともあろうに、それも高級アコばっかり3台もまとめて買うなんて! どうなってのよ! という事態にたちいったかどうかはわかりませんが、なんとか、うまく切り抜けることをお祈りします。 しかし、いい音、いいアコ、にめぐり合うときの幸福感って一体何なんだろう。 男女の愛のはかなさはそれが持続しないことにあり、アコの幸福はそれが持続することにある、かな?
 

今日の旅立ち  投稿者:川井 浩  投稿日:2008年 5月11日(日)23時04分15秒
  Brandoni King Line Wood Cassette 147 musette special。 下記のモデルと同じボディ、同じ鍵盤とベースながら、HMMLではなく、MMMLのリードの組み合わせ。 いわゆるミュゼットタイプ。 同じようなゴージャスのボディながら、このリードの組み合わせからは、HMMLの迫力ある音色とことなり、甘く、やさしい音色がより強調されている。 とくにMMMの組み合わせを通常のフレンチミュゼットのように上下に同じ幅で大きくずらすのではなく、上にずらすほうをやや控えめなGermanトレモロに、下にずらす方をAmericanスイングトレモロにしてあるので、同じミュゼットタイプとはいえ、音色はまことに上品、まことにスムーズ、かつ、音色の組み合わせがピッコロタイプと同様に豊富。 上品なアイスクリームに適度の甘さの生クリームがたっぷりかかって、それにグランマニエールなどをたらしたような甘さとほろ苦さ。 う〜む、大人のミュゼット。 で、あるがゆえに、対象音楽の幅も広がり、単なるミュゼット音楽だけを奏でるアコにとどまらず、応用範囲はかなり広がりました。この音色、音量は実際にお聞きいただかないとちょっと説明が十分できません。 是非お遊びにお越しください。 というのは、これも同型機を一台在庫用に発注したので、近々On-Line Shopに登場する予定です。 このアコも下記と同様、茨城県のアコマニアの紳士のもとに旅立ったのでした。
 

今日の旅立ち   投稿者:川井 浩  投稿日:2008年 5月11日(日)22時52分43秒
  Brandoni King Line Wood Cassotto 147 special。 37鍵・120ベースを、MIから始まる38鍵・120ベースに特別注文で変更。 リードは最高級ハンドメードリード、ダブルリベットタイプだ。 ダブルリベットタイプとはリードの付け根を通常一つのリベットで止めてあるところを二つのリベットで止めてあるため、リードのずれがおきず、かつリードフレームへの接地面積が増えるため、リードの振動をよりよくリードフレームに伝えることができる。 で、実際の音色は、うーん、凄い。 ボディのみならず、レジスタキーも、黒鍵も、すべてナチュラルウッドのマットクリアラッカー仕上げで、うーん、上品。 ゴールドのオーナメントが高級感をさらに演出する。 蛇腹のシャンパンゴールドが見事。 で、音色・音量ともにほれぼれする出来栄え。 MIから始まる低音は、なぜか日本の歌謡曲とSlovenian Musicには不可欠。 茨城県のアコマニアの方の特別注文品ですが、同時に同じものをもう一台造りました。 近々On-Line Shopにアップします。 乞うご期待。
 

今日の旅立ち  投稿者:川井 浩  投稿日:2008年 5月11日(日)21時36分5秒
  Scandalli Super L。 あまりにも有名なScandalli Super VIの姉妹機。 繊細にしてダイナミックな音色はScandalliの血統。 美貌の令夫人とともに都内から御来柏いただいた深窓の令嬢はBrandoni King Line Wood Cassotto、Bugari-Armando 288 Gold Plus、Excelsior Continental Gold、Borsini Super Star 2000には食指が動かず、Siwa & Figli Super Quattro (未公開)でやっとお気に召した後、Scandalli Super Lでやっとご自身の求めていた音に出会えたという実感を得られたようでした。 このような最高級アコを比較検討できる場所は日本では他にはないと思いますが、それにしても、お若いのに良くぞいい音を求めるご決断をなさいました。 今回のスポンサーであるお母様にはくれぐれものちのちたっぷり稼いで、親孝行をしてくださいね。
 

今日の旅立ち  投稿者:川井 浩  投稿日:2008年 5月11日(日)17時32分17秒
  Kratt Mini, 26/48/II。 軽量・コンパクトながらリードがいいので、大人の音色。 トランジスタ・グラマー。 26鍵あるとかなりの曲が楽しめちゃうことがわかる。 持ち運びになんといっても楽。 長い立奏やストリートにも最適。 今日の新オーナーさんは自前のヨット弾きたいとおっしゃっていたので、ヨットハーバーに停泊したりするときに、あるいは陸に上がって隣の港のバーでちょっと弾いて聞かせたりと、粋なアコの楽しみ方を追求する方なのではないかと想像しております。 小型アコの魅力はなんといってもその軽さ。 さっと取り出して、ぱっと弾ける。 どこに持っていくにも苦にならない。 でかくて重いアコは自宅待機となる。 小さいアコの限られた音域のなかで楽しく弾く心の余裕があれば小さいアコは楽しい。