Back Number 263


雪の進軍  投稿者:川井 浩  投稿日:2008年 4月 9日(水)13時40分46秒
  ♪今日はフランス、明日はスイス、その日、その日の出来心、伸びたチョビヒゲさびしくなでて、中小企業のおじさん、今日も行く。 ライン河沿いのリューデスハイムからフェリーで車ごとライン河を渡り、ルクセンブルグに向かう峠道から始まった突然の雪。 一夜明けたルクセンブルグのマイカーは5センチの雪に埋もれていた。 翌日もドイツのケルンに戻るサマータイヤでのアイフェル峠越え。 ハンドルをしかと握り締める手が痛い。 ハンブルグまで来た昨日は4日にジュネーブを出てから2000kmを越えている。 今日はこれからベルリンまで500kmの爆走だ。 四月の欧州の天気は女心のように捉えにくい。 晴れたかと思えば突然の嵐。 雹に、あられに、雪に風。 毎日変わる枕と仕事の緊張、心身疲労状態での長距離の高速ドライブは睡魔との闘いだ。 ビタミンアコを補給したいところだた、持ち合わせが無い。 アコ無し人生もあと3日で終わる。 今日も無事を祈って握る操縦桿。 行ってまいります。 アコ無しレポートですみません。
クリックで拡大

http://www13.big.or.jp/~sparrow/MIDI-samurai-nippon.html

 

メモリーを変えて機能アップ  投稿者:MIDIAKI  投稿日:2008年 4月 3日(木)14時18分43秒
  CIAOのシステムプログラムのPROM(書き込みメモリーIC)などを交換するだけで機能アップになる様な改善であれば、下取りなどは必要無いので、その当たりを知りたかったので、ついでの時に御願い致します。  

Geneveは冷雨  投稿者:川井 浩  投稿日:2008年 4月 3日(木)10時29分31秒
  本業の仕事で昨晩スイスのジュネーブに到着しました。見本市などの関係で市内のホテルは満室のため、国境を越えてフランス側のホテルに投宿しました。夕方でも外はすでに気温10℃の冷雨。 これから10日間アコレストリップ。 Musikmesseで発注したDeliciaの小型・軽量・いいリードのアコは6月ごろできるというメールが入っていた。 Musikmesseでのニュースのうち、Polveriniは今後「小型軽量いいアコリードアコ」に注力するといっていたのが期待できる。 すでにPiginiでは41・120で8kg台というアコを発売しているが、ボディを薄くして、リードのグレードも落としてしまったので、結局成功とはいえない状況にある。 Polveriniはここをグレードを落とさず軽量化するといっていた。 そういえば、ScandalliはFlag Ship ModelのSuper VIにScandalli Super VI AirというモデルとScandalli Super L Airというモデルを新たに戦線に投入した。 これはこれまでの世界的に評価の定まっているSuper VIの音色、音量、音質、弾き心地を変えずに重量を1kg弱軽くしたというもので、これならばプロの評価もキープできるだろうと自信満々だった。 そういえば、高級アコメーカーBorsiniもSuper Comactシリーズを投入して高品位を保ちつつ計量化を図ったとアピールに余念が無かった。
そういえば、今回のMusikmesseで気がついたことは、着実に進むアコメーカーの経営者の世帯交代の動きだ。 上記の高級アコメーカーBorsiniは社長のGian Carloから息子のCarloへ、Bugari Armandoの社長も息子へ、Lanzingerも息子へ、などなど、高齢化した経営者の跡継ぎがしっかり決まって、これらの経営者の顔にはなんともいえない幸せな安堵感が漂っていた。 われわれも安心できる事態で好感が持てる。
 

CIAO New Version  投稿者:川井 浩  投稿日:2008年 4月 3日(木)10時09分45秒
  MIDIAKI様、SuoniブースではCIAOの新型のプロトタイプを持ち込んでいました。 価格は変わらず、機能はアップしているようでしたが、まだプロトタイプで資料が整っていないため、詳細の説明は受けずじまいで終わってしまいました。 電子アコの分野はシンセサイザーや他の楽器やゲーム機と同じように、ソフトはどんどん進化しますので、世帯交代が早いですね。 逆に購入しても転売価格という意味では値下がりが激しいですね。 MIDIAKI様のように充分に使いこなしている方はもう「元が取れている」と思いますが、大事にしまっておいて、やはり転売しようとすると価値の下がり方に驚かれる方がいるかもしれません。 とはいえ、それぞれのバージョンごとの良さもあるわけで、新型がでたから旧型がまったく価値がなくなってしまったということは無く、それぞれの個人の使い方の条件を満たしていれば、その電子アコの価値が下がったということにはならないと思いますので、いたずらに新型、旧型で価値の上下をつけるのもどうかという気はします。 自分のニーズ、電子アコで自分がなにをしたいのか、などをしっかり見極めて購入することで失敗を防げると思います。 さて、新型のCIAOはどんなだったか、の報告ができなくてすみません。 あらためて資料を取り寄せたいと思います。 ところで、同じ電子アコでも他にも数社展示があり、どちらもいろいろと新しい音色、機能、デザインを持ち込んでいました。 ローランドのVアコのブースも達者な演奏者を次々と登場させてにぎわっていました。 そういえば、Vアコもなにか新しい機能やモデルがでたかどうか、も、チェックし忘れています。 どうも、ほかの演奏者のパーフォーマンスに酔っていて、肝心のチェック作業をかなり忘れていることを後になって思い出されます。  

CIAOで良い情報ありましたか  投稿者:MIDIAKI  投稿日:2008年 4月 2日(水)09時00分35秒
  ドイツで新分野の情報が沢山有ったみたいですが、CIAOても何か新しい情報はありましたか? 今のCIAOシステムでは外部音源は鳴らせますが、自由自在と言うわけにはいきません、その辺の改良が待たれるところですが、如何だったでしょうか。
ホーナーのシステムも演奏者が素晴らしいですが、良い雰囲気のPAを使っていた様ですね。
 

今日の旅立ち  投稿者:川井 浩  投稿日:2008年 3月30日(日)13時23分45秒
  Hohner Lucia IV P Ivory。 この美しいレトロなアコは、実は一番売れて欲しくなかったアコの一つでした。 4リード、37鍵、96ベースとくれば、相場は10kgの重量のところを、なんと8.5kg。 それも40年近く前の製造でありながら、細かい傷もほとんど無く、まさに、タイムマシンから抜け出たような、まさにレトロ。 で、音量良〜し、音色良〜し、弾き心地良〜し、価格良〜し、と呼称点検して甲種合格。 でも、その良さを認められて送り出すのですから、喜びも悲しみもあるのです。 目の利く人はいいアコを持っていく。 愛知県の紳士のもとへと旅立ついとしのLuciaちゃんでした。
クリックで拡大
 

今日のYou Tube  投稿者:川井 浩  投稿日:2008年 3月29日(土)08時00分11秒
  スイスでは、どうやら昨年ヨーデル界の新星が誕生したようだ。 Oesch`s die Drittenの
Ku-Ku Jodel(カッコーのヨーデル)が人気で、ついに昨年の大晦日のゴールデンタイムを占領してしまったようだ。 人気のもとは元気はつらつ、若さ一杯の女性歌手のパンチの効いたヨーデルだろう。ヨーデルでここまで会場が盛り上がるのを見るのは初めてだ。 ヨーデルも古いままではなく時代とともに変遷してこそ生き延びるのだろう。 古い、伝統のヨーデルの衣を着せ替えてくれたこのグループにエールを送りたい。小さいアコはSchweizer Oergli(シュヴァイッァー・エルグリ)、スイスのダイアトニックアコだ。

Ku-Ku Jodel
http://www.youtube.com/watch?v=B1oDrPy-XrA&feature=related

Oesch`s die Dritten - KU-KU Jodel
http://www.youtube.com/watch?v=RdX6mv6GZ9M&feature=related

Oesch`s die Dritten - Ku-Ku Jodel
http://www.youtube.com/watch?v=2gb-h13tiGs&feature=related

こちらはドイツのカッコーのヨーデル。 美人が歌えばヨーデルが古くても大丈夫。

Margret Almer - Kuckucks-Jodler
http://www.youtube.com/watch?v=Jk5WCTRYIQ8&feature=related

こちらはオーストリアの国歌といってもいいほどだれでも知っているヨハン大公のヨーデル。 さすが、貫禄。 オーストリア人が海外で聴けば涙してしまうヨーデルだ。

Marianne - Erzherzog-Johann-Jodler
http://www.youtube.com/watch?v=toPLTOeBnyM&feature=related

お隣のチェコのフォルクローレ。 モルダウ・こまどり姉妹というグループの歌う、Heart Ache Polka (=心が痛いポルカ、つまり恋心の歌だと思われます)。 ヨーデルはどっかにいってしまいましたが。 あ、アコもないぞ。

Lustige Musikanten in Prag - Moldaufinken Herz Schmerz Polka
http://www.youtube.com/watch?v=vR9tXqq46ss&feature=related

フォルクローレとくればこの人が出てこないと始まらない。ハイノ。歌はマウンテン・バガボンド。 マウンテン・クライマーないし、山歩きの好きな人の幸せを歌った歌。 あ、ヨーデルもないぞ、アコもないぞ。 でもハイノがいるのでOK。

Heino - Treue Bergvagabunden (1982)
http://www.youtube.com/watch?v=QLqReDXAlOQ&feature=related
 

今日のバンドネオンのシーン  投稿者:川井 浩  投稿日:2008年 3月29日(土)01時40分58秒
  バンドネオンと聴くと、ピアソラかアルゼンチンタンゴしか思いつかない人は、バンドネオンの発祥の地がドイツであることを思い浮かべれば、この歴史的な楽器がドイツで今でも息づいていることを理解できるはずだ。 アルゼンチンタンゴの発祥の元となったバンドネオンは昔、ドイツの船乗りがアルゼンチンまでたどり着き、そこに楽器を置いてきたことにルーツを発するという説が一般的には信じられているようだ。 後半のRudi Vodelの演奏は小生の投稿によるものです。

Bandoneon Meeting in Germany - "Happy Time"
http://www.youtube.com/watch?v=TkzC2nvPcGA&NR=1

Bandoneon in Carlsfeld-Germany "German Folklore"
http://www.youtube.com/watch?v=ZwqlqwzvzUs&feature=related

Bandoneon Solo- " Polka"
http://www.youtube.com/watch?v=EbvspdfiiSA&feature=related

Karl Oriwohl plays Bandoneon and sings german songs
http://www.youtube.com/watch?v=cwcFHR62yJc&feature=related

Dino Saluzzi/2/Tolga Salman bn.
http://www.youtube.com/watch?v=bx01bZMm8nk&feature=related

MI NOCHE TRISTE (LITA)
http://www.youtube.com/watch?v=g0fdF9OBpDI&feature=related

bandoneon solo "rodriguez pena"
http://www.youtube.com/watch?v=84B5suaX1ao&feature=related

Musikmesse Frankfurt 2008 - Rudi Vodel - Bandoneon (1)
http://www.youtube.com/watch?v=AVDE0NppUUk

Musikmesse 2008 - Rudi Vodel -(2) Aus Bohmen kommt die Musik
http://www.youtube.com/watch?v=bH0wiu2q-uw

Musikmesse Frankfurt 2008 - Rudi Vodel -(3) Bandoneon
http://www.youtube.com/watch?v=1_A2yDWMufA

Musikmesse Frankfurt 2008 - Rudi Vodel -(4) Bandoneon
http://www.youtube.com/watch?v=wTmxGR5Xb_A
 

ニッポンのアコシーン  投稿者:川井 浩  投稿日:2008年 3月28日(金)08時12分44秒
  ニッポンのアコシーン。

音楽的道化師 "みぎわ" さん
http://es.youtube.com/watch?v=YtF_FwGM4Ng&feature=related

東京ボーイズ 2004の最初
http://es.youtube.com/watch?v=xl1O4CbU06M&feature=related

東京ボーイズ Part1 (前半)
http://es.youtube.com/watch?v=UaXX2DNUcIw&feature=related

東京ボーイズ Part2 (後半)
http://es.youtube.com/watch?v=WAj_zdZrVLg&feature=related

中山うり - マドロス横丁
http://es.youtube.com/watch?v=3uzBZc9NZMk&feature=related

アコーディオン 小春 新宿1
http://es.youtube.com/watch?v=nUyhY3d0WgQ&feature=related

アコーディオン 小春 新宿2
http://es.youtube.com/watch?v=r1_hmtk1xcs&feature=related

畑でMINORITY ORCHESTRA
http://es.youtube.com/watch?v=O6GdWgTqXv0&feature=related

El Choclo by あんざいのりえ
http://es.youtube.com/watch?v=IFLuM5hbOpU&feature=related

アコーディオンで、ロッシーニの"La gazza ladra "
http://es.youtube.com/watch?v=Kvnq1NwgIxs&feature=related

イタリア アコーディオン Carnevale Di Venezia
http://es.youtube.com/watch?v=REH60ExKsLc&feature=related

アコーディオンの日・・・
http://es.youtube.com/watch?v=cR90KUIrNXI&feature=related

Piazzolla - Tanti Anni Prima を、アコーディオンで・・・
http://es.youtube.com/watch?v=jVdo50HrRB4&feature=related
 

今日のYou Tube  投稿者:川井 浩  投稿日:2008年 3月28日(金)00時40分35秒
  しばらくご無沙汰でした。 ドイツ楽器展へ行った後、すぐにまた海外出張があり、本業の仕事もまだまだ手を抜けないため、ちょっと寝不足と過労が重なり、それに花粉症と悪性の風邪を患い、ぶっ倒れておりました。 さて、ちょっとパソコンに向かう時間ができたので、ドイツ楽器展で撮ったビデオのいくつかをYou Tubeに投稿しました。 以下の映像はイタリアのエンターテナー Pino de Modugnoの演奏。 いやー、人をハッピーにするすばらしい演奏だと思います。 お楽しみください。

Musikmesse 2008 - Pino Di Modugno (1) Italian Potpourri
http://www.youtube.com/watch?v=2sayAZGzOqM

Musikmesse Frankfurt 2008 - Pino Di Modugno(2) Tico Tico
http://www.youtube.com/watch?v=yl9F72G2ZjY

Musikmesse Frankfurt 2008 - Pino Di Modugno(3)Happy Musette?
http://www.youtube.com/watch?v=4u2hQa3cdmc

Musikmesse Frankfurt 2008 - Pino Di Modugno (4) Potpourri
http://www.youtube.com/watch?v=Yrfcvr8thiQ