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アコ単音演奏について  投稿者:西野三平  投稿日:2008年 1月 9日(水)17時54分33秒
   コーナーヴァレー様から御丁寧なご助言を頂きました。
3重音で長く弾くと上の音が下の2音に負け音が、小さくなるのとの
事だそうです。参考にHPと弾かれている、ムーヴィーの曲名を紹介され
イントロ部分を聴かせてもらいましたが、よく分りませんでした。
コーナーヴァレー様のご親切には、この紙面をお借りしまして厚く
御礼申し上げます。私はメカについては無知ですのでご理解下さい。
 ただ私が申しますのは普段の演奏は重音と言いましても、3重音のところは
僅かです。三重音がずーと続く事はありませんので、これが障害で
演奏されてない原因とは思われません。私の周りの著名人、先輩達人等だれも
メカのことはご存知ないようです。
 さっそくアコを鍵盤側三和音CDEFGABとボタン側ベース、メジャー
で弾いてみました。鍵盤三個とボタン2個を同時に抑えると、全体音が小さく
なりましたが、ボタンを4343とひとつずつにすると、音は大きくて変わりません
でした。ですから瀬戸の花嫁を弾いても、上の音は聞き分けられました。

 私が申し上げましたのは他の楽器でされているのにアコではされてない事を、
申しているだけで他意はありません。アコの利用価値を高めては如何でしょう。     皆様のご理解を宜しくお願いします。
 

単音・和音演奏  投稿者:奈良のアコ弾き  投稿日:2008年 1月 9日(水)13時40分14秒
  アコの演奏にはピアノやギターのような重音演奏が少ない、とのご指摘。それはそうだと思いますが、フランスのミュゼット奏者の名演奏を聴いていると、単音でも実に楽しく心地よいものがたくさんあります。和音は曲イメージの切り替え、転調、など効果的だなあと思う箇所にポッと出てきて「なるほど」と思います。男声合唱を52年やってきて、和音の心地よさは認めますが、ピアノ伴奏つきの場合ユニゾン(斉唱=単音)がもっとも美しく、しかし難しいということに気がつきました。要は、和音=コードがどの音の集合体なのか。曲を演奏するとき、和音のなかのどの音を加えどの音は加えないか、ベース音とダブっていては邪魔になるわけで、僭越ながら合唱でいうとろころの和声楽理にかなう重音であって欲しいなあと思いますが。  

西野三平様、ようこそ!   投稿者:川井 浩  投稿日:2008年 1月 8日(火)22時17分44秒
  西野三平様、ご投稿ありがとうございます。 確かにピアノやギターの楽譜でもベースのコードが書いてあれば、だいたいアコで弾けますね。 フリーベースであればピアノの楽譜そのままでもいけそう。 フリーベースアコは重くて高いというのが相場ですが、小さくて軽いものも中にはあります。 もちろんリードの数や音域などでの譲歩は必要ですが。

それから重音演奏についてはまさにおっしゃるとおり、より複雑で深い味わいがだせますよね。 音量も増えるし、迫力も増します。 私もきれいに重音で弾けるようになりたいものです。
 

Reアコは楽譜不足?  投稿者:西野三平  投稿日:2008年 1月 8日(火)19時10分16秒
   川井様みなさま宜しくお願いします。私はアコは下手糞でやさしいものが
弾けるレベルです。地方にいます。アコ用楽譜は楽器店書店には販売されていませんね。
それで歌謡曲洋曲の楽譜は、ピアノ曲のコードの付いて、いる本を買い練習しています。
例としては松山祐士著のものの演歌本は、やさしくコードもアコで弾けないような
ものはありません。たとえあってもピアノので弾き一番ちかい音のコードで
弾くようにして楽譜不足を解消しています。ピアノ曲のコードの付いている本
でしたらいくらでもあります。フリーベースでしたらアルペジオでもなんでも
ピアノ曲が弾けるからいいですね。ただ重いのと値段の高いのが難点ですね。

 もうひとつ皆様にお話したい事があります。もし間違っていたら御免なさい。
それは私が今までみたアコ弾きの方は、(インターネットまで含めて)
メロディーを重音、三重音、で弾かれているのを見たことがありません。
みんな著名な人まですべて、単音(シングル)で弾かれています。
ピアノ、ギター(他にもあります)等は、中級、上級、になると重音、三重音で
弾くようになります。メロディーの音が和音で調和して聞き応えがあります。
私は瀬戸の花嫁の重音楽譜を持っていて(ところどころ三重音があります)
アコで弾きますが、単音と違い重音のハーモニーのよさは、醍醐味があります。
私はもう80歳ちかくなり上達は望めません。60歳前後のお方は是非挑戦
してアコ演奏技術向上と大衆化にご尽力ください。
 

アコは楽譜不足?  投稿者:MIDIAKI  投稿日:2008年 1月 8日(火)08時59分56秒
  有り難うございます、以前からレコードなどで聴いて、演奏したいと思っても、参考になる楽譜が無いため出来ない事が多く有ったと思います。
アコーデォンもピアノの様に良い教則本と、演奏用楽譜が拡充していたらまだまだ愛好家が広がっていた様に思います、とは言っても勉強の為に採譜も大事ですね。
 

アコ用楽譜  投稿者:川井 浩  投稿日:2008年 1月 7日(月)14時55分40秒
  ドイツ最大のアコショップ、Akkordeon Centrum BruschのOn-Line-Shopをのぞいたら下記のページがありました。
アコの楽譜全般に関するページ:
http://www.akkordeoncentrum.de/shop/akkordeon-noten.html

Folkに関するページ。 Slavko Avsenikはスロベニアを代表するアコ奏者でその音楽はドイツ語圏ではいくつものヒットソングになっています。
http://www.akkordeoncentrum.de/shop/Volksmusik_noten_akkordeon_genre.html

ただ、最近はSlavko Avsenikも引退し、若い人に引き継がれていますが、ぐっとスタイルがDiscoやJazzなどの影響を受けたりして、当初のSlavko Avsenikの時代からするとモダンというか世代が新しくなっています。 この新しいほうの音楽の楽譜はまだ見当たりませんでした。 新しい曲はやはり採譜などに頼らざるを得ないのかもしれません。
 

スロベニアなどの音楽用楽譜  投稿者:MIDIAKI  投稿日:2008年 1月 7日(月)10時35分14秒
  明けましておめでとう御座います(遅くなりました)、川井さんの紹介によるスロベニアなどの軽快な音楽用の楽譜が有れば、紹介頂ければと思います。 ドイツ、イタリアなどに楽器の注文などでお出かけの時に見てきて頂ければ有難いのですが、如何なものでしょうか?  

Alexandra Schmied  投稿者:川井 浩  投稿日:2008年 1月 6日(日)14時43分5秒
  僕がAlexちゃんを初めて見たのは2005年春のMusikmesse Frankfurt(ドイツ楽器展)でした。 まだあどけなさの残る少女ながらなかなか確かな腕前でした。 いまでも、人気の映像です。
Alexandra Schmied w/ Lanzinger on Musikmesse 2005 Frankfurt
http://au.youtube.com/watch?v=AejBBM-rUig#GU5U2spHI_4

それから3年半たって、そのかわいらしい少女から美しい女性に変身したAlexちゃんはどうどうたるEntertainerぶり。 ドイツのFolkの若手ホープに成長していました。 次の映像は初のオランダ遠征の様子。 しっかりと会場を沸かせている。
Alexandra Schmied - Trau di Doch
http://au.youtube.com/watch?v=R989W7TD-oo&feature=related

Alexandra Schmied - Verruckte Finger
http://au.youtube.com/watch?v=Xs5SNTPuREo
 

Heino(ハイノ)  投稿者:川井 浩  投稿日:2008年 1月 5日(土)19時18分4秒
  ドイツの国民的歌手Haino(ハイノ)。 民謡からPOPまで歌うドイツでは国民的人気歌手ですが、日本では無名。 アコはかすかに背後でなっているだけですが、入っているからOK。 ♪青いエンチアンの花は素敵だ、スイスの女性の歌は素敵だ。 第一軒目の山小屋では一緒に座った、第二軒目の山小屋では一緒に食事した、第三軒目の山小屋では僕が彼女にキスした、それからなにが起きたかは内緒....♪と歌うこのおじさんの歌はいまやドイツのディスコに流れていて、それでドイツの若い人たちが歌い踊りまくる。

http://es.youtube.com/watch?v=1Q0-rh7F-64

 

おとなしいTuningのアコ  投稿者:川井 浩  投稿日:2008年 1月 5日(土)16時22分13秒
  Bugari Armandoのアコを発注するときにどれも落ち着いたTuningのアコにしました。 おとなしいということは基本のMの周波数に別のMの波長をずらすのですが、このずらし方をわずかにして、Wow−Wow−Wowといううねりの回数を少なめにしてあることです。 このうねりの高いのがショッティッシュとかフレンチミュゼットとかになりますが、イタリアンだと1分間に180回程度、ジャーマン・トレモロだと150回程度、アメリカンだと120回程度、Swingといわれる調律だと90回程度にあわせるようです。 今回の奈良のアコ弾き様のブガリはたしかアメリカンかジャーマントレモロだったと思います。 トレモロの数が増えていくと華やかなと甘さが増えますが、音量が低くなり、線の細い繊細な感じの音色になります。 トレモロが減ると骨太の重量感のあるどっしりとした落ち着いた音色になります。 ドイツのHohnerなどの音色がイタリア系やフランス系の音色と異なるのはこの影響が大きいと思います。 このトレモロも周波数のずれが大きいと元気なときにはきれいに聞こえるのに、疲れているときとか、ゆったりとした気分がほしいとき、あるいは癒しがほしいときなどにはちょっと疲れる音になりかねません。 とはいえ、音はかなり主観的なものですので、これは私の主観として批判的にお読みください。 それぞれ皆さんの主観がご自身にとっての真実なのですから。