Back Number 250

 

Bugari Armando  投稿者:奈良のアコ弾き  投稿日:2008年 1月 5日(土)13時44分56秒
   待望のBugari Armando ボタンアコ、到着。完動確認。感激です。
大きく周波数のちがうミュゼットチュ−ニングはどうも好きになれなくて、もう少しポップでおとなしいチューニングのボタンはないか、と思案してこのアコにしました。
 ピアノ鍵盤式アコの重量が二日後ぐらいにズンとこたえるようなってきて、老い先短いのにこれはえらいこっちゃ、と本格的にボタンに転向することに。なんとか目途がたってきたのでも少し上位のアコを検討してこれに決めました。正直いってリーズナブル。購入までの川井さんの誠意あふれる対応に心からお礼をいいます。本年もよろしく。
     accordion@nifty.com      奈良のアコ弾き
 

アコ選び  投稿者:川井 浩  投稿日:2008年 1月 5日(土)08時53分45秒
  吉備英志様、あけましておめでとうございます。 ご投稿ありがとうございます。 アコーディオンに興味をもった人はまず楽器屋さんに足を運ぶと思うのですが、そこにはせいぜいパンフレットぐらいしか置いてないか、万一アコがあったとしても、1−2台あるかないか、というのが普通ですね。 アコーディオンはまったく置いてないところがほとんどです。 楽器展の人に聞いても、アコーディオンのことについてはほとんど情報が無いのが現状です。 日本では学校用アコ以外ではExcelsior、Bugari Armandoなどわずかなブランドだけが知られていたに過ぎません。 それら以外のブランドはよほどアコに興味を持った人とか、すでに何らかのアコグループに属している人たちの間での情報交換などでの情報などによって知られていただけでした。 でも、それらのExcelsiorやBugari Armando以外のアコには触ることは出来ませんでした。 アコの先生も先輩も友人もだれも持っていないからです。 これまでのアコの販売はどちらかといえばお店で買うということもありますが、アコの先生や先輩からの推薦や紹介で販売されてきたことが多いようです。 先生や先輩からの「推薦」や「紹介」だと、自分で他に情報も無いこともあり、つい、断れない密室のなかの湿った関係のなかで購入することになってしまうことが多かったし、おそらく今でもまだ多いのだろうと思われます。 もちろん、アコについてより多くの経験や情報を持っている先生や先輩のアドバイスは貴重だし、情報の一つとしては意味のあることだと思いますが、自分が本当にほしい音色を探したり、限られた予算の中でアコを購入するに際してはやはりいろいろな音色や弾き心地を確認した上で決めたいですよね。 先生のアドバイスや紹介だけで高い買い物をするのは「No」といえない関係であるがゆえに苦痛を伴う場合があります。 そうでない方もいるとは思いますが。 ♪あんたが大将、私は子分! どん、どん♪ と割り切れる人はそれでいいと思いますが、自分自身の生き方は自分で決めたい実存主義的人間は、とまで大上段に振り構えるつもりはありませんが、やはり高い買い物、あとで後悔したくない人は、やはり出来るだけ多くの情報や体験を通じて自分に一番向いているもの、高い買い物が意味のある買物になるものを求めたいですよね。 私自身の経験から、実際、どこにいって何の情報を得れば良いのかまったくわかりませんでした。 アコは楽器としては誰でも知っているのに、楽器屋さんにアコがない。 楽譜も無い。 店員が情報を持っていない。 こんな楽器ってあるのかとはじめは理解できませんでした。 まずそんなアコをやってみたいと思う人、アコをやっているけど、もう少し別のアコにチャレンジしたい人、そんな人の立場に立って考えて見たのです。
それともうひとつ、これはイタリアのアコメーカー乱立の現状の問題を引きずっているとは思うのですが、アコメーカーはCastelfidardoを中心に30−40社現存するものの、アコ輸出組合などというものはないし、機能していないのです。 お互いに自己主張しあい、互いに情報は明かさない。 自社の製品の優秀性はアピールするが他社の製品についてはかなりあからさまにけなす。 自分の会社のアコだけを売ってほしいと販売代理店に圧力をかける、あるいはそうでないところには販売しない。 このイタリアのアコメーカーの方針や考え方に忠実にしたがってきたのが、これまでの日本のアコ販売会社各社のやり方だといえると思います。 Excelsiorの販売店はExcelsiorだけの販売に注力し、Bugariの販売店はBugariブランドのアコの拡販にのみ注力する。 Victoria販売店のようにあとから参入して来たところは排斥するような動きをする。 全体としてアコ文化が広まるような、心の広い活動がなされてきていないと思うのです。 愛読させていただいていましたが今は廃刊となった「アコーディオン・ジャーナル」。 これはExcelsiorの拡販のための当時の輸入代理店の谷口楽器店の宣伝情報紙だからやむを得ないとはいえ、とにかくアコについてはExcelsiorに関することしか書いていない。 そして、結局、Excelsiorは倒産し、輸入代理店だった谷口楽器店は直接の輸入をやめ、倒産したExcelsiorを買収したPiginiの輸入元のヤマハからの仕入れに頼ることになった。 アコーディオン・ジャーナルの主幹の金子万久さんがご高齢になられ、その後、昨年お亡くなりになりましたが(合掌)、アコーディオン・ジャーナルは廃刊、Bugariをここまで日本で拡販したわたなべあつし楽器店は渡辺社長がご高齢のため閉店、これらに追撃していたVictoriaの輸入元Victoria Japanも社長さんのご高齢と健康問題のため閉店、結局これまで一つのメーカーのためにブランドを売り込んできたお店は実態として消えていったか、少なくとも過去のような売上が期待できない状況になっています。 これは非難をしているのではなく、やはり時代が変わりつつあるのではないかと思うのです。 ユーザーが求めているのはアコの押し付けや押し売りでもなく、情報の隠蔽でもなく、他社への誹謗・中傷でもないはずです。 ユーザーが求めているは、自由にアコを選べる環境と、情報公開(Disclosure)、と出来るだけ多くのアコの種類やメーカーのなかから自分にぴったりのアコを選ぶための自分の価値判断の座標軸作りに協力してくれる場所・機会ということではないかと思うのです。 それと、アコ仲間間の情報交換。 とにかく情報は皆で共有して、演奏法や譜面の入手方法、素敵な曲や奏者の紹介、目標となるプレイヤーなどの紹介、自分の進むべき道をしめしてもらえるそんな環境。 そしてアコを弾くことで自分が幸せになり、聴いてもらえる人にも幸せになってもらえる。 そしてそんな幸せの輪が、さらにアコをやりたい人を増やして、皆で幸せになる。 幸せが大きくなれば、きっとさらに皆で一緒に出来ることが出てくるはずだ。 だって、目的は幸せになることなんですから。 悲しみや不安から脱却することです。 そんな人を救うことも出来るようになるはずです。 そんなことを考えていたら、他のアコメーカーを誹謗したり、他のアコの店の足を引っ張ったりしている暇は無いはずだ。 アコの販売にはお金がかかります。 元でも必要です。 売れ残る可能性もかなり高く、企業化するにはかなりの困難さが伴います。 修理や調律もできないとお客様の信頼は得られません。 よって、だれでもアコ屋さんになれるわけでもないと思います。 そんなリスクをカバーするにはアコ販売にももちろん適正なマージンが必要です。 アコを販売して倉を建て、愛人とハワイにいくなどという魂胆ではまず無理でしょう。 アコ販売のakkordeon.jpは私の趣味なのです。 売れればうれしい。 また別のアコを仕入れられるから。 売れなくてもうれしい。 いいアコにいつでも触れる。 いつかはそんなアコを見初めてくれる人も出るかもしれない。 純粋にお金儲けを考える人は、別の商売をするのがいいと思います。 私はアコが好きなんです。 アコを弾く人たちが好きなんです。 アコの音楽が好きなんです。 アコでみんなの顔がほころぶのを見て感動するのです。 アコに関連することをやっていて本当に幸せです。 ついつい私も他の人の悪口をいってしまったように聞こえると思いますが、それが趣旨ではありません。 アコ文化を皆で高めて行きたいというパッションがさせた勇み足とご容赦ください。 でも多分許してはいただけないと思っています。 とはいえ、わが道を行かざるを得ないのです。 ご免なすってくだせぇまし。
 

コレは、真実  投稿者:吉備英志  投稿日:2008年 1月 5日(土)06時39分39秒
  新年、早々、でありますが、前から、ずっと、思ってた、ことあって、、そんで、急に、どうかいたらいいか、わかって、かきます。あのね、ローマは、イタリアの、首都で、つまり、にほんで、いえば、東京です。ローマには、おっきな、がっきやさん、3けんしかないし、それら、どれも、アコーディオン4台、か、5だい、しか、おいてなくて、昔、ヴェネツィア広場から、500メートルほど、いった、ところに、アコーディオン10だいぐらい、おいてた、みせあったけど、何年か前に、つぶれました。ほんで、ぼくは、よく、piginiにチゥーニング、なんか、おかしくなってしまった、とことか、なおしてもらいに、いくけど、piginiは、カステルフィダルドから、、さらに、はなれた、ロレートで、へんぴな、ばしょやし、だから、ローマから、電車で4じかんはんかかるんです。ほんで、修理してるあいだ、massimo piginiの、むすこの、francescoが、いつも、車で、すきなとこ、つれてってくれる、いうけど、ほんならたとえば、scandalliの、見てみたいから、こうじよう、つれてって!!!とか、いえるはず、ないでしょう。いや、つまり、いいたいことは、川井さんとこいけば、100だい、いじよう、の、アコーディオン直ぐ、試奏できて、えらべる、いうことは、本当に、ほんとうに、すごいことなんです。、  

台湾のアコーディオン事情  投稿者:川井 浩  投稿日:2008年 1月 4日(金)17時11分58秒
  まぁ〜様、御投稿ありがとうございます。 昨年秋に台湾から直接アコーディオンを買いにいらっしゃった台湾の方がいました。 うかがったところでは、台湾にはプロ用アコーディオンを販売しているところは無い、とおっしゃっていました。 アコーディオンそのものがあまり一般的ではないのでしょうか? 確かに年間を通して高温多湿の気候はリードには厳しいのかも知れませんね。 演奏依頼をうけて台湾までおでかけになるとはすばらしい! Bayanは金額も張りますので、お金をためてといっているうちにどんどん値段も高くなる様子ですので、私の提案としては銀行に使途自由のローンの申し込みをなさることをお勧めしたいと思います。 節税対策としてはローンでの購入ではなく、リース契約になさることもお勧めです。 3年程度のリースにすると毎月の支払いも低くなり、その毎月の支払いは経費扱いで節税効果があります。 上記により、Bayanをすぐに手に入れてすぐに商売にいける。 これで稼げばローンないしリースの支払いが出来てしまう。 一石二鳥。  

見積もり  投稿者:まぁ〜  投稿日:2008年 1月 3日(木)18時22分0秒
  こんばんは、寒くっている中暖かくしてお過ごしでしょうか?
川井様、お見積もりを作成いただいて有難うございます。
大体予想してた金額でした。あとはお金の都合を・・・(\_\)
正月3日目にしてまたもや演奏依頼がありました。
今回も同じく台湾。前回は台中でしたが今回は台南ということです。
明日、新郎新婦が場所を決めるとのことですが…早いこと言葉を覚えないといけませんね。(^^;
あ、そうそう。この前行ったときの写真です。
クリックで拡大
 


今日の旅立ち  投稿者:川井 浩  投稿日:2008年 1月 3日(木)00時04分50秒
  Scandalli 41/120 Kompactをご注文いただいたのは、お正月元旦の夜行バスで今日の早朝に東京駅にご到着になった伊丹のてら様でした。 新年2号目のご注文でした。 写真は3リードモデルですが、今回お求めいただいたのはまだネットに乗せていなかった同型の4リード、41・120の軽量コンパクトタイプ。 つやっぽい音色でありながら迫力ある音量、37鍵・96ベースのアコ並みのコンパクトさがお気に召したメインの理由。 2年前から当方においでになりたかったが忙しくてくることができなかった。 今回は思い切って訪問して本当に良かった、とのお言葉をいただきました。 チャンバーモデルの音色なども確認していただきました。 将来ほしいアコの方向性も見えてきたようで、大変参考になったと喜んでいただきました。 まさに、当方が目指している方向をご評価いただいたことで、今後ともこのアコ紹介の活動を続けていきたいと改めて思いました。
 

Kaerntnerland Helikon 72  投稿者:川井 浩  投稿日:2008年 1月 2日(水)23時00分28秒
  T.Tanaka様、新年明けましておめでとうございます。 ご注文ありがとうございます。 奈良のアコ弾き様のご注文が新年初注文でした。 実はそれに続いて、今朝、別途ご紹介する第2番のご注文がありましたので、厳密には今年第3番目のご注文ですが、正月早々ご注文のラッシュ(?)にたじろいでおります。 オーストリアのKarntnerlandはDiatonicのSteyrischアコで有名なメーカーですが、Alpinaタイプのアコーディオンも製造しています。 音色、デザイン、ともにしっかりとアルプス風で、明るく澄んだトレブルサウンドと重低音の聴くベースが特徴です。 アルプス音楽はやはりこのようなAlpina風アコで弾いてはじめてその味わいが正しく演奏できるように思います。 フレンチのミュゼットとはちょっとニュアンスのことなる、すがすがしいトレモロ。 やはり、澄んだスイスやオーストリア、あるいはスロベニアの澄んだ空気と青空を思い起こさせるようなトレブルサウンドと、高くそびえる山や深い谷を思いこさせるベースの響き。 オーストリアといえば、女優ならマリア・シェルやロミー・シュナイダー、アルペンスキーの三冠王のトニー・ザイラーなども思い出しますなぁ(古いか?)。 私がふと訪れたスロベニアの首都Ljubljanaで耳にしたSteyrischアコの響きもこれと同じ傾向の音色でした。 どこまでも明るく楽しいアルプス音楽、それにふさわしいデザインと雰囲気のKarntnerland Helikon 72、すばらしい。 早速納期を確認しましょう。

http://www.kaerntnerland-schwarz.at/

 

Kaerntnerland Helikon 72注文します。  投稿者:T.Tanaka  投稿日:2008年 1月 2日(水)22時36分43秒
  明けましておめでとうございます。早速ですが初注文お願いします。メーカーは ”Karntnerland”
機種は”HELIKON/72” です。私は38鍵を使っているのですが、先日34鍵を弾く機会が有り気が付いたのですが、私の弾いている曲の殆んどは34鍵で十分だったのです。軽い、小さい、持ち運びに便利と言う事で早速欲しくなりました。色々探しましたが上記のアコがデザインも素晴らしく一目ぼれしました。注文致しますのでよろしくお願いいたします。
クリックで拡大

http://www.kaerntnerland-schwarz.at/

 

Bayan  投稿者:川井 浩  投稿日:2008年 1月 2日(水)00時20分16秒
  まぁ〜様、当方の取引先メーカーのBayanの消費税抜きの価格は下記の通りです。 ユーロ建てですので、ご注文時の為替レートにより円価格は上下しますが、銀行での交換レートをベースに換算してみてください。 現状ですと1ユーロあたり164円前後だと思います。ヨーロッパで購入するとこれにおよそ20%前後の付加価値税がかかります。 日本の場合はまだ5%の消費税です。 日本における税抜き価格はヨーロッパでの税抜き価格と同じです。

Borsini G.C.S. Bayan 2V    15,600 Euro
Borsini G.C.S. Bayan 3V    16,600 Euro
Bugari Armando Bayan Prestige 12,680 Euro
Bugari Armando Bayan Activa 15,500 Euro
Bugari Armando Bayan Anatomic  17,420 Euro
Bugari Armando Bayan Selecta  17.960 Euro
Fisitalia Bayan-B  12,600 Euro
Polverini Bayan BBC-4  12,456 Euro
Scandalli Conservatorio BJC 462  16,550 Euro
Scandalli Concervatorio BJC 473  18,550 Euro
Fantini Bayan CCR/58/C  14,388 Euro
Fantini Bayan CCR/58/C/S  16,832 Euro
Fantini Bayan CCR/64/C/S  18,414 Euro
Fantini Bayan-Art CCR/64/C/S  21,124 Euro
Brandoni Mod.278 Bayan King Line Converter 58  19,334 Euro

詳しい仕様は各社のホームページのデータをご参照ください。 残念ながら上記モデルは在庫にはおいてありませんので、実際の弾き心地などは想像するより仕方ありません。 メーカーにいってもいつでも在庫をしているわけでもないようです。 あくまで注文生産が原則です。 ブランドとデザイン、ないし、仕様と価格でモデルを絞込み、ご検討ください。 納期は大体3ヶ月程度だと思われます。
 

ボタンとバヤン  投稿者:川井 浩  投稿日:2008年 1月 1日(火)12時20分6秒
  ボブ・ホープ、ジェーン・ラッセルの「腰抜け二挺拳銃」はもはや共通の話題としては古いですが、ボブ・ホープがアコを抱えて歌ったのがオリジナル。 ここではDinah Shoreの歌う主題歌の「ボタンとリボン」
Dinah Shore Buttons & Bows
http://es.youtube.com/watch?v=TywQe3A7dHs
まぁ〜様、ピエールマリ子様、ご投稿ありがとうございます。 まぁ〜様には別途見積もりを、ピエール・マリ子様には今年はさらにボタンアコを多く輸入するようにしますとご報告申し上げます。
ピアノ鍵盤タイプのアコももちろん新種をどんどん入れてまいります。 お楽しみに。
さて、第4回目の柏アコパはいつやろうかな?
 

新年おめでとうございます  投稿者:ピエールマリ子  投稿日:2008年 1月 1日(火)10時48分25秒
  新年おめでとうございます。
旧年中はいろいろお世話になりました。
今年もどうぞよろしくお願い致します。

今年も歌声の大きな行事が2月9日にあります。
ミニコンサートも積極的に開催し、アコーディオンを聴いて頂く機会を増やして、
アコ弾き仲間を増やしていきたいと思っています。

昨年末に名古屋のサロンドミュゼットにお邪魔したとき、ボタンアコの方がたくさんいらっしゃいました。
岡山のボタンアコ弾きもたくさん増やしたいなぁ。

その時はまた川井様にお世話になるかも知れません。
よろしくお願い致します。

http://www.ric.hi-ho.ne.jp/accordion/