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謹賀新年  投稿者:まぁ〜  投稿日:2008年 1月 1日(火)09時04分17秒
  あけましておめでとうございます。
昨年はいろいろな情報を頂きまして有難うございました。
ここを知ってはや1年となりました。
あれからメーカーのHPを見てみましたが、「Fistalia」と「Borsini」かなぁ〜というところです。けど…どのメーカーもいいですね。「これはいや」て言うところがない。
御手間でなければ見積もりお願いします。
今年もお世話になります。m(_ _)m
 

初荷  投稿者:川井 浩  投稿日:2008年 1月 1日(火)01時20分55秒
  Bugari Armando Seniorfisa 351/SE。 奈良のアコ弾き様にご注文いただいたのが、このBugariのボタンアコ。 Dural Reed付の軽快なボタンアコ。 奈良のアコ弾き様はピアノ鍵盤式のアコのほかに、すでにBタイプのボタンアコ、Hohner Morino Artistをお弾きですが、今回はさらにCタイプのボタンアコもマスターされていて、あらたにBugariのボタンアコをお求めになられたもの。 どこまで進化を続けるのか、奈良のアコ弾き殿〜!
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2008年、明けましておめでとうございます。  投稿者:川井 浩  投稿日:2008年 1月 1日(火)01時13分25秒
  年も改まりまして、2008年、あけましておめでとうございます。 今年も、すばらしいアコーディオンをできるだけ多くご紹介できるようがんばりますので、よろしくお願い申し上げます。 また、この掲示板などを通して、アコ愛好家の皆様の情報交換と親交を深めていただければ大変うれしく存じます。
昨年度末から新たに取引を開始し、新年早々に入荷予定のアコのあるメーカーは下記の通りです。
1) Pasco Italia: ブランドとしてはMoreschi(モレスキ)、E-Sopraniがあります。オーナーの一人が大手リードメーカーのSalpa/Voci Harmoniche Antonelliのオーナーであることから、優良リードの競争力ある供給が期待できるうえに、製品のグレードにも期待できます。 また、E-Sopraniブランドで低価格路線もしっかりフォローしているところが好感が持てます。 http://www.pascoita.com/
2) Polverini: ブランドとしてはPolveriniのほかにRancoなどももっています。 これまで多くのOEM生産(他社ブランド製品の下請け生産)を手がけてきましたが、近年自社ブランドのPolveriniで打って出たもの。 ドイツを中心にアグレッシブな価格設定で市場を拡大中。 これまで日本には進出していなかったが、当方を代理店として拡販したいとの意向を固めたもの。 http://www.polverini.com/
3) Fisitalia: 若いメーカーであるようですが、オーナーの2人はBorsiniで経験を積んだようで、他のWorkerもFantini、Beltuna、Serenelliniなどで経験をつんだ人たちだということなので、かなりレベルの高い経験をしていたことが予想されます。 とくに独自開発のComputer Tuning Systemには自信のほどを覗かせているのが期待できるところ。 Web Siteの情報も非常に良く出来ていて好感が持てます。 トレモロの種類、HMML(ピッコロ)とMMML(ミュゼット)の音色の違いや、チャンバーの音色など経験の無い人には非常に役立つと思われます。http://www.fisitalia.com/tuning.htm

上記メーカーの製品群のほかに、Brandoni Woodシリーズ、Borsiniのボタンアコ、Delicia Sonorex 20シリーズなどの入荷が1月から2月にかけて予定されています。 いよいよ在庫が200台を越す勢いになってしまい、倉庫に入りきらない恐れが現実の問題となってきてしまいました。 皆様、もう一台買ってください。

一方、ユーロは高止まり、原油も高止まり、ヨーロッパのインフレ・価格上昇は堅調。 現在在庫中のアコを再度新たに発注すると現在の価格よりも確実に割高となります。 現在の在庫品の価格はその意味ではかなりお得です。 いつまでも待っているよりも、へそくりで、あるいは奥様にやさしくして、あるいはパパの肩をもんで、ちょっとお金を用立ててもらってでも現在の在庫品からおきに召すものがあればお買い求めになるのがかなりお得です。 待っていても、将来アコの価格が下がる要因は現在のところ見当たりません。
 

アコ急患受付  投稿者:川井 浩  投稿日:2007年12月30日(日)10時51分37秒
  本業の棚卸を終え、仕事収めの翌日の昨日の午後、一息つこうかと思ったそのせつな、山梨県からの緊急電話。 暮れ・正月のステージで弾くアコがどうしようもない状態、Help! とのこと。 山梨県を中心にアコ演奏一本で生計を立てている立派なアコルニストのAさんからの電話でした。 アコはおそらく今年還暦の私と同世代のアコ。 私並にそうとう古い。 満身創痍。 聞けば、今年の夏はキャンプファイヤーの脇で弾いていて、火の粉はかぶるわ、熱でワックスがとけてリードがばらばら落ちるわ、などとすさまじい人生を潜り抜けてきたアコであることが判明。 私の人生に似てます。 思わず同情。 おもわず涙。 蛇腹を開けてまた涙。 だって、そうとうひどい状況だったんです。 調律と思ったら、そうではなくて、古いワックスはすでに接着力をなくして、リードはがたがたと踊っているし、ベースはベースでずんとこないで、すぅ〜、ぷぅ〜、と臭い屁みたいな音を出している。 だれが開けたか、蛇腹を組みなおすときにベースのリードバブル数枚を引っ掛けて曲げてしまい、バルブ開けっ放し状態。 キーボードをさかさまにするとたしかに、今年の夏のおもひでか、キャンプファイヤーのなごりか、アコのキーボードから落ちてきた燃えカスや火の粉の残りが机の表面を覆ってしまった。 電気ショックを含む3時間の集中治療室での大手術の結果なんとか息を吹き返したPaolo Soprani君は、2−3日酒を飲まなかった私のようにすっかり元気になりました。 もともとグレードの高いリードを使用してあるせいで、一度調子が戻ればたいした音を出している。 完璧にするにはリードバルブの張替えが必要だが、緊急を要するほどでもないので、Aさんの時間とお金のあるときにおいでいただくことにしました。 私が肥満と水虫をかかえているものの生活はできている、みたいな状況ですが、養生すれば大丈夫。 あぁ、アコって人生だなぁ。  

Bayan  投稿者:川井 浩  投稿日:2007年12月30日(日)07時45分42秒
  まぁ〜様、Bayanは大手メーカーはどこも手がけていますが、実績からすると恐らくBorsini、Bugar Arimando、Scandalli、Zero Setteなどが多いのではないかと思われますが、Polverini、Fantini、Fisitaliaなどのメーカーも作っています。 ご興味のあるモデルが見つかりましたら御連絡ください。 お見積もりをお送りします。 価格は200万円から300万円前後が目安です。 信頼と実績であればやや価格は張りますが上記3社あたり、実績ではまだ少ないが価格的に健闘してもらえるのが後者となると思います。 どのモデルも最高級ハンドメードリードを使い、価格的にも高いものなので、それなりに丁寧に作りこむし、どれをお買い求めいただいても後悔することはないと思いますが、価格の差をどこで判断するかはお買い求めいただく方のポリシーによると思われます。 バヤンとなるとすべてのモデルをショールームに置いて比較検討していただき、ご購入いただくというまではなかなか難しいので、ご注文する段階でブランド、ネットでの情報、などで判断せざるを得ないわけですが、ここではブランドの力が大きく左右する場面もでてきますね。 ただ、ブランドにこだわらなければ比較的低いコストで入手できるモデルもあるということになります。 実力を試してみようということになります。 ただし、ここでも実際のマシンを触れませんので、あくまでリスクはお客様負担となります。 安定株を買うか、ハイリスク・ハイリターンを選ぶか、恋はいつでも初舞台。 程度の良い中古のバヤンはなぜかなかなか出てきません。 恐らく、仲間内で売買されてしまうせいでしょう。 それだけ、一度お求めになれば価値がさがらない商品であるともいえます。 よって再販価格が高いということは、投資としてはリスクは比較的少ないと言えましょう。 ただし、トータルの市場規模には限界があるので、流動化しようとしたする場合にはそれなりの市場とのコンタクトが求められます。 とはいえ、そんなバヤンを持っていられるという幸せは何者にも替え難く、持つ喜びが長ければ長いほど、再販価格はともかく、元は十分取れているといえましょう。 その意味では、ブランドで安心を買うか、New Brandに挑戦してハイリターンを得るか(得ないか)を選ぶのは....自由だぁ〜!  

bayanに関して  投稿者:まぁ〜  投稿日:2007年12月29日(土)19時16分42秒
  川井様、bayanに関する情報をありがとうございます。
 高校時分からクラシック音楽に興味を持ち出し(普通の歌謡曲では技術的に満足できなかったため)熱心に楽典をあさっていました。ピアノで練習を積み重ねてきましたが、あいにくピアノの置くスペースに親から責められなくなくピアノを手放しました。(まぁ〜所詮、親父は音楽にまったく関心がありませんでした。)
最近ではINTERNET上でどこでも動画を見れる時代になってるおかげでより詳しく音を聞く事も可能になり、弾くところを研究できるようになり大変うれしい環境下にあります。
特に「ヴィヴァルディ 四季」の中から「冬(L'inverno)」をbayanで演奏してる分を聞いています。譜面があるだけに是非やってみたいとは思います。
メーカーのHPをみて色々あさってはいますが・・・金額表記していないだけに難しいところがりますね(現実問題;)・・・・ガンバろっと。
 

今日の旅立ち  投稿者:川井 浩  投稿日:2007年12月29日(土)16時55分46秒
  Borsini Button Mini。 このかわいらしい、でも大人の音がするちいさなアコは皆様どなたもご存知のプロのボタンアコ演奏家の方にかわいがっていただけることになりました。 さぁ、今後のアコのライブに出かける人は、このアコを覚えておいてみてください。 だれが演奏しているか、実際に見た人はぜひご投稿してみてください。 正解者のなかから抽選で今度アコを買うときに気持ちおまけします。
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今日の旅立ち  投稿者:川井 浩  投稿日:2007年12月29日(土)16時51分22秒
  Paolo Soprani Professional 1A Musette。 37鍵・96ベース、コンパクトなボディに味わい深いリードを積んで、明るいミュゼットの音色も、トレモロ無しのジャズサウンドも見事にこなすMMMLアコ。 長野県駒ヶ根市という日本のスイスかオーストリアみたいな素敵なところから上京中の若きジャズプレイヤー兼スペイン語教師の紳士に見初められてお正月明けに日本のスイスかオーストリアのような長野県駒ヶ根市に旅立ちます。 Paolo Sopraniといえばイタリアのアコーディオンの祖といわれる人物であり、そのブランドは世界的に有名ですが、日本では知る人ぞ知るブランドで、これまではExcelsiorやBugariの影に隠れてあまり入荷していませんでした。 日本に知られていないすばらしいアコを紹介するこの仕事、同意していただける方にであると、それだけでうれしくってたまりません。
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今日の旅立ち  投稿者:川井 浩  投稿日:2007年12月29日(土)16時40分17秒
  Delicia Sonorex 23 Special。 日本一の豪雪地帯長岡から今年米寿をお迎えのナカムラさんがお見えになり、このアコをお持ち帰りになりました。 かくしゃくしていらっしゃるとはいえ、120ベースのボタンアコは重い。 しかし、そこですかざすナカムラさんが取り出したのは連尺(れんじゃく)、つまり背負子、すまりショルダーベルト付のヒモ。 いまでは使う人もまれながら、ナカムラさんはこれで一俵ぐらいは軽く運べるとのこと。 Delicia Sonorex 23君もまさか連尺で担がれてお国入りするとは考えていなかったと思う。連尺で驚いていてばかりもいられないのが、ナカムラさんのバイタリティーとチャレンジ精神。 米寿をお迎えになってからのボタンアコへの挑戦はすごい。 ご本人いわく、酒もタバコもやらないので、なかなかお迎えが来ないので、アコでもやって時間つぶしをする、とのこと。 ご立派です。
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午前です  投稿者:ピエールマリ子  投稿日:2007年12月29日(土)16時39分9秒
  午前11時30分頃からの生中継になるそうです。

大晦日のことの為か、我がクラブの中にも、「そのままカウントダウンするんですか」と尋ねた人がいました。

http://www.ric.hi-ho.ne.jp/accordion/