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ひの様、ようこそ! ご投稿ありがとうございます。 まさにひの様のように周りにアコをやる人がいないので、だれになにを聞いていいかわからないという方のためにこの掲示板はあります。 ぜひ今後ともいろいろとお知りになりたいことを投稿してください。 他のみなさんも、是非ご遠慮なく。 常連だけの狭いサークルのチャットのコーナーにだけはしたくないと思っております。 さて、Tombo
T32は中国のメーカーで製造されたものをトンボ楽器製作所さんが自社ブランドをつけて販売しているものです。 入門者用としてはお買い求め安く広くアコーディオンに親しんでもらうためにはとてもいいアコだと思います。 小型で演奏しやすいのがメリットですが、小型アコに共通の肺活量の少なさが弱点といえば弱点で、フイゴと同じ役割の蛇腹の往復運動をせっせとやる必要があります。 そして、ベース側のコードの音を入れようとすると一気に数箇所の空気孔が同時に空くことになるので、さらに空気の消費量が増えます。 右側も同時に数箇所のキーを押せば同じように空気を多く消費してしまいます。 さらに、このTombo
T32クラスのアコに使用されているリードはマシンリードであり、さらにそれも精度がある程度までしかないため、リードとリードフレームの間隙が比較的広くなっています。 そのため、蛇腹を余計に動かして、せいぜい空気を多く送り込んでやらないとリードが震えないので音になりません、あるいは大きな音がでません。 そして、リードとリードフレームの間隙が広いということは、空気の消費量が多い、すなわち、空気対音量の効率が低いので、蛇腹の動きが遅いと音量が下がったり、音が切れてしまいます。 ところで、中古ということですので、年式と程度にもよりますが、往々にしてリードバルブが硬化していて、隣のリードのところが空気の逃げ道になっている場合もあります。 この場合はメンテナンスを行うことである程度、あるいはかなり改善されます。 蛇腹と本体をはずさないと見えないので、ご近所にどなたもいないとのことですので、よろしければしっかりやわらかいものでよく巻いて梱包して当方に宅急便でお送りいただければ診断して写真などをお送りしますよ。 検診料は特に決めてませんが、えーと、そのうち忙しくなったら決めますけど、とりあえず無料! 往復の送料だけはご負担くださいね。
http://www.accordions.com/index/his/his_it.shtml
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