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一念発起様、アメリカからのご投稿ありがとうございます。 私なりにNetで調べた限りでは下記のWeb
Siteにそのヒントが隠されているようです。 Accordionの歴史という意味でも興味のある文献ですので、是非お読みください。 戦前のアコブームから戦中のダメージを乗り越えて50年代にアメリカでアコブームが起きたときにはもっぱら有名な映画スタジオや映画館のチェーンの名前(ブランド)で販売されたこともあったようです。 このUniversalというのは当時のUniversal
Studioのブランドであったと想像できます。 その後、60年代にエルビスに代表されるリズム中心の音楽が若者を中心にはやりだし、メロディー中心にむいていたアコが急速にすたれて、その後イタリーのアコメーカーの衰退や合併につながって今日に至っています。 実際にUniversal
Accordionを製造していたのはイタリーのどのメーカーなのかという情報はまだ入手できませんが、今日でもPetosaはZero
Sette、当時のGiulietteもZero
Sette、TitanoはVictoria (最近はPiginiに変わったとの情報)、BelleはBorsiniなどイタリアのメーカーが下請けしている場合がほとんどです。 ちなみにExcelsiorはもともとはNYの会社ですが、イタリーの工場を作り(買収し)、昨年末結局Piginiがそれを買収している。 Universalに関するこれ以上の情報は現在まだありませんが、そのような時代のアコだということができると思います。 見たところMMかLMの2リードで41鍵・120ベース。 アメリカにはよくあるデザインで、軽量さを追求したもので、リードが少ない分お求めやすかったというか、大衆に普及させるためのアコだったことが想像できます。 当時は今の若者がギターを買う感覚でアコが売れたというような時代のようでした。 当然普及品のアコも製造する必要があったものと思われます。 今日では3リードから4リードが一般的で、なかには5リードなんて高級品もあります。 アコが、ギターのように普及しなくなり、現在ではどちらかというとイタリアのメーカーは高級品で生き残りをかけているというふうに見ることができると思います。 アコの独学は可能です。 教則本もいろいろでているようです。 みなさまアドバイスがあれば付記してください。
http://www.accordions.com/index/his/his_it.shtml
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