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一念発起さん >“日本人なら「ふるさと」を弾け、「みかんの花咲く丘」を弾け”と言う川井さんの言葉が印象に残り、さっそくC・F・G7の位置を私の左手に覚えさせて、「みかんの花咲く丘」をブンチャッチャのリズムでてチャレンジしてみましたが、初めてにしてはなかなかいいかもです。
おぉ、流石ですね。素晴らしい! 楽器に興味を持つことや何故だろう?と考えることは、アコーディオンに限らず楽器を学ぶ者にとってとても大事なことで、これがなきゃ進歩もしないと僕は思います。
ところで「歌い手」は誰に教えて貰わなくても既に上手に歌えるのに、呼吸法を学んだり発声法を学んだりしますが、アコーディオンを学ぶときにも呼吸法や発声法に準じた重要な学習課題があって、これを地道な努力で耳と体にしっかり覚えさせる必要があると思います。
鍵盤楽器奏者は比較的簡単に弾けてしまうために、アコーディオンが「呼吸する楽器(注:これは僕なりの言い方です)」であることをつい忘れがちなので(このためにフレーズは繋がらないし音もぎくしゃくしがち)、一念発起さんが既にお持ちの素養を生かされる上でも、Bellowing(=呼吸法)について関心をお持ちになると良いと思います。これは管楽器奏者が呼吸法について研究を続け、弦楽器奏者がBowingを生涯の課題とするのと同じだと思います。そして、それぞれの楽器に応じた発音の課題がこの他にあることになります。
でも、ご安心下さい。差し当たってはこれらのことを頭の隅に置くだけで十分だと思います。お好きな曲を弾きながら、ご家族と音楽を楽しまれれながら、少しずつ取り入れて行かれれば良いと思います。そして、身近な曲や懐かしい歌は、きっととてもよい学習課題になると思います。
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