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Delicia Sonorex 20 Typo a mano  投稿者:川井 浩  投稿日:2007年 4月22日(日)12時48分9秒
  鈴木勝@横浜様がお帰りになってすぐにもうお一人お客様がお見えになり、この方も無事アコ合コンが成功して、Delicia Sonorex 20 Black Typo a manoちゃんと仲良くいっしょにお帰りになりました。 チェコのDelicia製ボタンアコSonorex 20にイタリー製高級ハンドメードタイプのリードを組み込んだこのモデルは、軽い、音がいい、お求め安い、と三拍子そろったお勧めの一品。 こちらもかわいがっていただければいただくほど、アコちゃんは「ご主人様〜!」となついてきます。 いくつもの種類の違うアコを選び抜いた上でのご購入決定ですから、すぐに浮気はおきないと思います。 逆に、アコの先生のいいなりとか、推薦とか、紹介で買わされるアコはいわばお見合いみたいなもんですから、それでも幸せな人生を送れる場合もありますが、仮面夫婦として取り繕って一緒にいる関係になっちゃたり、内緒で浮気したりという関係になっちゃったり、挙句の果てに離婚(買い替え)なんてことに発展する恐れが高い、かな。 アコは高い買い物ですから、じっくり比べて、納得してから買いましょうね。
 

アコ浮気?  投稿者:川井 浩  投稿日:2007年 4月22日(日)12時35分22秒
  鈴木勝@横浜様、初夜の晩に昔の憧れの人を懐かしむがごとき未練はこの際、うーむ、大切にしましょう! 私の限られた経験の中にもありました、あこがれていたけど手の届かないすてきな女性から逆に急接近され、有頂天になったら、その人の結婚式の前日だった、とか。 あ、その女性の立場に立っていっているわけですけど、いざ縁組が決まってしまうと、果たしてこれでよかったのか、他に幸せになるチャンスがあったのにそれを逃してしまうことにならないのか、などと不安がよぎるわけです。 実際そうだったかもわからない、というのが、人生一筋縄ではいかないところで、その逆もあったりするので、迷いが災いとなる場合もあります。 それでも人は迷う。 まぁ、相手が異性ではなく、アコですから、最悪あとで正確の不一致が確認された場合には、人生のやり直しは可能ですので、気を楽にもって、まずはHohner Verdi IIIちゃんをとことん苛め抜いて、いえ、かわいがり抜いてください。 愛すれば愛するほど一身同体になるのが、人とアコ。 「正確不一致」も場合によっては愛する努力を怠ったためだけという場合も往々にしてあること。 毎日触ってあげていれば、アコはだんだんと自分の手足のようになってきて、愛すれば愛するほど、愛らしくなります。 どうぞ、Verdi IIIちゃんとのめくるめく愛の暮らしをエンジョイしてください。  

お世話になりました  投稿者:鈴木 勝(@横浜)  投稿日:2007年 4月22日(日)11時33分28秒
  川井浩様
本日は早朝にもかかわらずご対応頂きありがとうございました。東名・首都高・常磐道と高速の乗り継ぎで拙宅から柏の川合様宅まで1時間でした。予定では余裕をみて2時間と予測し6:00出発としたものですから、7:00には柏に着いてしまい青少年センターの庭で途中で買ったコンビニ弁当で腹ごしらえをし、15分程時間つぶししてからTELさせて頂きました。まったく、早朝からお邪魔したにもかかわらず、いろいろお教いただき、アコをあれこれ紹介して頂き、本当にありがとうございました。
お譲りいただいたHOHNER社製VerdiV、帰宅後早速使って見ました。満足です。にもかかわらず、もうひとつの赤いオニューのアコの方が良かったかな?なんて帰りの車を運転しながら、思ったりしていました。未練他らしく!でもやっぱりHOHNERで良かったです。大事にします。家内と同じように!今後とも宜しくお願い致します。
                                 鈴木 勝  拝
 

ボタンアコ、そしてフリーベース!  投稿者:ZEN  投稿日:2007年 4月22日(日)09時05分49秒
  ボタン式のアコとピアノ式鍵盤のアコ、どちらが優れているということはありませんし
ストラデラベースとフリーベース、これもどちらが優れているということはありません

ピアノアコをバリバリ弾ける人が無理をしてボタンに転向することもないと思いますし
人によって相性もあるので、すべてのかたにおすすめはしませんが、手の小さな人、体格の小さな人には大きさの割に音域の広いボタンアコは便利です
案ずるより産むがヤスシ、キヨシ!
ボタンアコに興味をお持ちで弾いてみたいと思うかたはぜひトライしてみましょう!

ぼくがアコーデオン(ボタンアコ、しかもフリーベース)を始めたときは情報が少なく、周りに誰も教えてくれる人もいませんでしたし、教則本もありませんでしたので、いきなり手探りで、全くの自己流でボタンアコを始めました

現在は教則本(輸入楽譜)の入手も可能のようですし誰でもトライしやすい環境になりましたね

川井社長の取り扱い楽器には20万円台からボタンアコがあるようですし、もし手に触れる機会、試奏する機会があれば実際に手にとって弾いてみましょう
机上の理屈はさておいて、興味をもったら勇気を持ってまずトライしてみましょう!
頭の中でボンアコはこうであろうと想像するのと実際とではずいぶん違うと思います

慣れないうちはピアノ鍵盤とボタンではかなり勝手が違うのでとまどうかもしれません
いま実際にボタンアコをお弾きのかたには具体的な弾き方や運指などの疑問点等アドバイスできると思います
フリーベースを弾いていらっしゃるかたも情報交換をしましょう
 

鈴木勝様、お疲れ様でした!  投稿者:川井 浩  投稿日:2007年 4月22日(日)08時51分59秒
  鈴木勝様、今日は早朝よりお越しいただき、ありがとうございました。 無事縁組ができたことを大変うれしく存じます。 横浜でもアコグループでご活躍とのこと、今度アコーディオンパーティーの予定などありましたら、こちらの掲示板にご案内ください。 あたらしい仲間が押しかけるかも知れませんので。 そんな風にアコの輪、アコ大好き人のネットワークが広がったらいいですね。  

フリーベースの演奏をアップしまそた  投稿者:ZEN  投稿日:2007年 4月21日(土)18時40分16秒
  曲はバッハのブーレ、まだまだヘナチョコですが
http://www.youtube.com/watch?v=SWwrHP9r2f8
 

Concertinaの修理、アコの調律  投稿者:川井 浩  投稿日:2007年 4月21日(土)11時32分28秒
  お預かりしたConcertinaの修理が終わりました。 折れていたリードを捨てて、あらたにアコのリードから削りだして、わずかなリードフレーム内の隙間で震えるようにする作業は大変でしたが、なんとか修理できました。 Concertinaの蛇腹の修理はいまのところまだ実績が無く、こちらはまた新たな部材の仕込みと経験が必要になると思われます。 ただ、それ以外の場所は修理可能だと思われますので、必要に応じてお引き合いください。

一方アコの調律の方は大分経験がすすみ、ほとんど完璧な仕事ができるようになりましたので、調律に関するお問い合わせはいつでもどうぞ。
 

Lojze Slak楽団の演奏が聴けます。  投稿者:川井 浩  投稿日:2007年 4月21日(土)09時31分35秒
  スロベニアの人気フォークグループLojze Slak楽団の素敵な演奏が聴けます。 アコ奏者で団長のLojze Slakは40年の年季入りのアコ奏者。 自らアルピニストとして3000m級の山に登り、カラワンデル・アルプスの南西斜面にブドウ畑を持ち、自らワインを造り、そのワイン以外は飲めないと、主張するのを多くの人は理解する、といわれている。 スロベニアの国民的フォーク・アコ奏者Lojze Slak。 じっくり聴いてください。

http://www.lojzeslak.com/deutsch/lieder.htm

 

フリーベースの教則本  投稿者:川井 浩  投稿日:2007年 4月20日(金)13時34分19秒
  だれでも一度はチャレンジしたいフリーベース、でも誰に習ったらいいかわからない。 山を4つ越さないと町にでられないのでちょっと習いにいけない、島にくる連絡線は海が荒れると欠航となるので、なかなか本土にアコの練習にいけない、そんな人のため、ばかりではありませんが、自分でフリーベースにチャレンジしたい人用に入手しました。 本場イタリー製のフリーベース教則本。 上下2巻で写真が一杯のっているのと、あとは楽譜がずらりとはいっているので、ちょっとイタリー語で書いてありますけど無視してもいけそう。 1冊7000円ですが、高い投資か安い投資か、考えている間に在庫の2セットは無くなってしまいそうです。 ご興味ある方は、急げ!
 

Ansambel Lojzeta Slaka - V dolini tihi  投稿者:川井 浩  投稿日:2007年 4月20日(金)10時35分13秒
  Sloveniaのこの演奏会の様子をみて背筋をぞくぞくさせている人は僕だけではないのではないのではないかと思います。 一台のLanzingerのSteyrisch Diatonicアコとギター一台だけの伴奏で歌う男性コーラスの民謡が何千人もの聴衆を歓喜させ、合唱させ、大声援をださせている。 これで背筋がぞくぞくしないとしたら、おかしい、とさえ思います。 ほとんで涙がでそうだ(これは私の涙もろいという弱点のせいもありますが)。 アコ一台というのが凄い、これほどの人が感動をともにして歌える歌があるということが凄い。 ここには疎外化された孤独な大都会の人間や、崩壊した家庭や、愛情のない冷たい男女関係などのかけらも感じられない。 それは誤解かもしれないし、虚像かもしれないけれど、ここにはひとつの愛するものを皆が共有するというユートピアがある。 もしかしたらこの会場を一歩でれば厳しい現実がまっているのかもしれない。 旧ユーゴから独立したばかりのSloveniaには大変な現実が数多くあるのかも知れない。 しかし、あるいはだからこそ、この民族の団結が求められているのかも知れないし、この国の人たちは幸せな時間をもとめて、この心やすらぐ民族の歌の祭典に集まっているのかも知れない。 近代化と工業化と高度通信化の中で、居酒屋でのバーチャルな刹那的な幸福しかもとめられなくなってしまった我々日本人にこれほど豊かなユートピアが存在するだろうか? そんなことを思いながらこの映像を見るととてもうらやましい。 アコパがそれに似たような状況を作り出せるだろうか? アコパがだんだん重い課題を背負いつつあるような気もしてきたこのごろです。

http://www.youtube.com/watch?v=an6gmn-qiF4&mode=related&search=