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Permerhuse様、ご投稿へのレスが遅くなりました。 そうですね、このようなオーディションとかのハードルを自己実現のための修練のチャンスと捕らえる姿勢をまず高く評価させていただきたい存じます。 そうでなくっちゃいけません。 「いやん、ばか、はずかしいわ」、とか、「間違いや、キーの押し違いは男子一生の恥じ」などと考えずに、もともと手元を目で確認して引くもんじゃないアコなんですから、多少のキーの押し違いであわてないでどんどん弾き続ける訓練をいたしましょう。 「もとい、弾き直しまっす!」などと改まる必要もありませんし、間違っても重営倉入りということもありません。 まず人前で顔がこわばらない訓練。 駅前でサラ金の広告入りのティッシュとかを配ると一気に上達します。 アコの練習の前にこのように大勢の人を前にしてもしり込みしない訓練をつむと有効でしょう。 突然アコをもって、駅前や公園でアコゲリラをするのもいい手だと思います。 最近は東京都などは迷惑防止条例などで許可無く公園などでアコを演奏するのを禁じているらしい。 どうも、窮屈な世の中になったものだ。 もっとも、大阪の例のように、青空カラオケで、公園に静けさを求めに来た人との軋轢が高まってはいけませんが、もう少し、ぎすぎすしない世の中であってほしいですね。 もっとも、ヨーロッパでも地下鉄構内などで演奏するプロ級の人はいいんですけど、アコを担いで電車に飛び乗って、突然国籍不明の音楽をがなりたてられた上に、金をせびられるのも迷惑だわぁ〜。 こういう人は舞台でも上がることはありません。 電車に乗ってアコゲリラをやれるようなら、取り立てて訓練はいらないということですから、あらためて電車内でのアコゲリラはやめましょうね。 幼稚園や小学校、老人ホームやその他の施設などで、アコを弾かせてもらえるチャンスがあればどんどんボランティアで弾いちゃいましょう。 これは、いいですよお〜、度胸をつけるのに。 それほど緊張しないですむので。 もっとも、お年寄り相手の場合は、あまりいい加減に弾けば当然「へたくそ〜!」の野次が飛びかねないので、それなりに練習をしたり、お年寄りのGenerationに合わせた曲を用意しておく作戦は抜かりなくやる必要があるようですね。 念入りにピアソラの曲などを練習していっても、老人ホームではあまり受けない可能性が高いです。 ちゃんと、三橋道也、春日八郎、美空ひばり、あたりの曲はマスターしとかないといけない。 でも、これもがんばってしまえば、それ自体が手段ではなく目的になっていくことを感じられると思います。 アコの一曲でお年寄りの青春時代をよみがえらせてしまうなんて、いいじゃないですか。 ♪一曲のアコーディオンから、夢の花咲く こともある、 街のテラスの 夕暮れに、 二人の胸の ともしびが、 ちらりほらりと つきました、 なんて、老いらくの恋のキューピットになってしまい、老人ホーム中が恋人だらけになってしまう、とか、あ、僕の誇大妄想が始まってしまった。 でも、アコーディオンってなんか、そんな可能性も秘めているすばらしい楽器ですね。 自分も他人も幸せにする楽器、それはアコーディオン、聴くに耐える演奏ならば。 そのためには、まず最低限自宅で暗譜で間違いなく弾けるまで練習してから表に出るのが礼儀だろう。 がんばろう。
http://8.health-life.net/~susa26/natumero/11-15/coffee.html
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