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アコは値段が結構高い。独身貴族の時はまだしも、結婚してパートナーができると可処分所得の公平な分配に関する交渉ごとが現実となる。 もはや、好きなものを好きなときに買うことはできない。 実際、家や車のローン、教育費、外食費、旅行のための積み立てなどのほかに、水道、電気、ガス代などと、可処分所得の行き先はほぼ決まってしまう。 今月は電気を使わないとか言うわけにはいかない。 残されたお金で、食費、季節の衣料などを買うと、貯金に少しでも回せればともかく、それでとんとんとか言う生活も待っている。 場合によっては赤字の家計という場合もある。 そんなとき、パパ一人値段の張るアコーディオンなどという贅沢は許されない。 それがいかに芸術性の高い音楽を奏でる楽器であったとしても、あるいはこれがどれほど人を幸せにする楽器であるといっても、そう簡単に山ノ神からOKがでるわけではない。まして、一台か二台あるいはもっと所有しているうえに、もう少しいいアコが欲しい、という言葉が言い終わらないうちに、雷鳴がとどろき始める。 こんなときは、事前にパートナーをアコファンにしておくことが肝心だ。 家での練習でのひっかかりばかりきかせていては聴くほうもアコに対するモチベーションが下がるのもわかる。そこで、今回のようなアコパには奥様ないしだんなさんも一緒に連れてきて一緒に聴くと、そのアコ演奏のよさがわかってもらえるとおもいます。 そのようなパートナーの理解なきまま、いいアコへの彷徨に出かけてしまう人は最悪の場合、これが原因となって、夫婦不和、家庭内離婚、妻の浮気、亭主のリストラ、家庭崩壊の道を進む恐れがある。 最近流行っているという噂はまだ無いが、アコde離婚なんてことにならないように、できれば今回の柏アコパはお二人でお聴きにいらっしゃるとご利益がありますよ。 あとで、いいアコを買ってもそれほど怒られない。 いいアコを買うと練習にも気持ちの張りがでる。 アコがうまくなる。 家で練習しても奥さんがうっとりしている。 晩御飯のおかずが一品増える。 夫婦仲がよくなる。 日本の出生率が上がる。 赤ちゃん産業が発達する。 世の中の景気がよくなる。 人々の生活がよくなる。 ボーナス増える。 またいいアコが買える。
http://www.akkordeon.jp/Kashiwa-Acco-Pa/Kashwia-Acco-pa%202%20-%202007-3-25.htm
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