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♪準備不足を、恋は待たない...  投稿者:川井 浩  投稿日: 5月 7日(日)01時12分7秒
  ♪準備不足を恋は待たない、恋はいつでも初舞台.... 有名な女形の役者さんの歌だったな。 準備不足は言い訳にできない。 何事も初舞台に上るように、常に準備万端でいろ、といういみか、いつでもアドリブで対応しろという意味なのか、どちらにでも取れそうなので、私の場合、いつでも準備不足のうえ、これをアドリブで取り繕う生き方です。 すみません。 明日の第一回柏アコパに向けて、あれもまだ、これもまだの状態。 気がつけば夜中の1時。 明日の朝は、「万事休す」、「もはやこれまで」と京都本能寺の信長のようなせりふをはいてやむなくいつものせっぱつまったアドリブで切り抜ける算段だ。 やまぐちまりこさんの福岡「アコの交差点」は準備万端すばらしかったです。 見習おうとは思っていたのですが、もう明日に、いや今日になっている。 どうすんだよう! と自分にいってもせんかたなく、「おやすみなさい.....」 (と上手に去る)  

アココレクション と楽譜コレクション  投稿者:川井 浩  投稿日: 5月 7日(日)00時36分45秒
  カブトガニ様の情報による名古屋アコーディオンクラブの尾上さんのコレクションが150台でしたか。 私のコレクションが現在およそ80台近くになりましたので、尾上さんの約半分、折り返し地点というところです。 これで約1年半の結果ですので、下手をすると再来年の暮れには150台突破か? 空恐ろしい。 私が別の趣味のバイクで本人の希望よりも早く、早期寿命制により一足先に天国に直行することになると、残されたアコたちの運命はどうなるのだろうか? まぁ、どうでもいいことですが、考え出せば多少気になる。 それよりも、早期定年制で会社を無理やりやめさせられた(首になった)ときは手切れ金でちょっとは色をつけてくれたけど、早期寿命制ではとくに色をつけてくれるということはなさそうなのがなんとなく納得できない。
ライブラリーの件: 確かに著作者保護に偏れば裾野が広がらない恐れもありますね。 流行ってこそなんぼという面もある。 流行ってこそはじめて著作権収入があるということですもんね。 考え方を変えれば、流行らせるための呼び水としてのコピーを流すことは、感謝されてしかるべき行為であり、コピーしてばら撒くだけでも大変なコストと労力を要するものだと著作者は理解する必要がありそうですね。 実際に吹き込んだ歌が売れるようにするために、新人歌手などはある程度の枚数のCDなどをばら撒いたりすることもあるやにも聞き及ぶにいたり、メジャーになって、著作権協会とか国内外の権利団体がなにか言ってくるまでは著作権問題は棚上げにして、むしろいかにして埋もれている楽譜や歌曲にスポットライトをいかにして当てられるかを論じるほうが、現実的かつ、実利的であるという気になってきました。 ただ、それが法律的にカバーされていないところがなんともつらいところで、良かれと思っているやっていることが、まかり間違えば犯罪行為とみなされて罰金や補償問題の対象となりかねないという現状がいかんですね。 それでも、言われたら直す、という腹をくくれれば、どんどんやっちゃえばいいわけだな。 まずは正確なデータベースを作り、会員制にして、コピーを受け取る人の素性を正確に登録し、これを不正にコピーしたり、著作権法に抵触するような方法で再販などをしないという契約を交わし、ダウンロードするデータや受け取るコピーは「借りている」という形式を整えられれば、図書館からCDを借りるのと同じことになる。 レンタルビデオ屋と同じことになる。 借り手のほうもこれを前提にものを借りる、借りたものは契約日までに返却し、不正コピーなどはしないという誓約書にサインする。 あとは、このデータベースの構築と維持にかかる費用をどのようにして皆で負担するかということになる。 やはり理想はNPOがこの管理にあたり、低廉に「楽譜レンタル」をしてくれることだろう。 しかしいずれにせよコストがかかることなので、このコストをどのようにチャージできるのか、という問題に行き当たるように感じられる。
 

柏アコーディオンパーティー  投稿者:やまぐちまりこ  投稿日: 5月 7日(日)00時05分48秒
  いよいよ、明日ですね!
企画やその他準備など、いろいろ大変だったことと思います。
明日は川井様、参加されるアコ好きの皆様ですてきなパーティーになりますよう…!


それから、楽譜や、資料の件、私もつい最近ブログでとりあげたばかりです。
私も演奏したい曲があっても、楽譜がないばかりに、弾けない曲がたくさんあります。
現地ヨーロッパからはほど遠い、日本においてアコーディオンを学ぶ、指導するにあたって、楽譜や音源の問題は重要な課題だと思います。

http://ririmari.hp.infoseek.co.jp

 

ライブラリーつづき  投稿者:奈良のアコ弾き  投稿日: 5月 6日(土)17時39分31秒
   ライブラリーの件は、概して著作権の問題がお大きいことがクローズアップされ、早
いはなしが「楽譜は苦労して探したものほど身に付く」とのご託宣のようで、私の思惑
はもろくも崩れ去るしかないかなと思いました。
 それにしても、相応の場所に預けてしまうと、宝の持ち腐れ状態になる場合が殆どで
データベース化して検索可能にしないと意味がありません。作曲者や編曲者の権利を保
護するのは当然ですが、愛好者に資料活用の機会を提供してこそ裾野は広がっていくと
私は確信しています。
 

アコ関連コレクション  投稿者:カブトガニ  投稿日: 5月 6日(土)17時03分47秒
  世の中には色んなコレクション・マニアがいてアコーディオン、音源、楽譜、図書、ブロマイドなどなどこれらにハマルときりが有りません。
しかしある歳になるとこれ等の管理に悩むようになります、私も世界中のアコーディオンのSP.EP.LP.CD.Cassetteを3000近く集めましたが、そのうちフランスその他のコレクション・マニアと交換したCassette,2000本ほど札幌のマニアの方に贈呈し、残しEP.LP.CD.VTR.DVD.楽譜、アコ関係書も処分先をぼつぼつ考えなければなりません。
アコーディオン・コレクターで有名でした名古屋の尾上さんのアコ・コレクション150台と多数の資料、グッズは岐阜県恵那市の「日本大正村」ロマン館に寄贈され、ここで常時展示されています。
この様に一括して受け入れて頂ければ逸散する事なく後世に伝えられます。
楽譜は勿論CD.DVDのコピーもPCで簡単に出来るので便利ですが、著作権の問題が有りますので心しなければなりません。

http://www2.starcat.ne.jp/~wani/sumiya/sumiyatop.htm

 

(補足)楽譜という名の著作物の活用問題  投稿者:ろばの耳  投稿日: 5月 6日(土)10時49分10秒
  管理そのものが問題・・・という状況であれば、思い切って「音大に寄贈」「JAAのような公益法人に寄贈」というのも一つの手かも知れませんね。アコ科のある音大って日本に有りましたっけ?

(参考)フルートの場合の参考事例
 フルートの楽譜(主として合奏譜)を集めていた人がいましたが、他の事に集中したいということで段ボール箱一杯の楽譜の提供があり、その後かれこれ10年にわたって毎月1回程度集まって合奏を楽しんでいます。

 メンバーは一応クローズドな場ではありますがネット上で情報交換を行い、都合のつく人だけで原則として毎回初見での合奏、所蔵楽譜リストは非公開で、毎回の曲は管理者の独断と偏見で見繕ったものの中から参加者の希望で選ぶ方式。

 問題点としては、初見での合奏は辛いというレベル(注)や、バリバリ何でもこなせる人には物足りないという「帯に短したすきに長し」の状態に鳴らざるを得ないことうや、僕のように大きな楽譜でないと読めない参加者もいるといった問題などがありますが、長く続いている理由として、コピーを配布していないことと管理者の独断を暗黙の内に了解し尊重している点にあると思われます。
 (注)全く事前練習を認めないと言うことではありません。
 

楽譜という名の著作物の活用問題  投稿者:ろばの耳  投稿日: 5月 6日(土)09時58分26秒
   難しい問題ですね。 現在の「著作権」を巡る状況は、著作者保護にやや傾いた法律運用がなされているように感じられ、もう少し利用者の保護も考えて欲しいと思うことが多いですが、利用の実態を考えるとやむを得ない状況にあると思います。

 ちなみに僕は、必要な楽譜は必ず購入(購入が不可能な場合は聞き取って編曲)しますが、本番でオリジナルの楽譜をそのまま使うことは殆どありません。 必ず複写をとり、いろいろな記号を書き込みます。もし、複写を取らないとすれば、それは声をかけられて合奏などに参加するなど、将来再び同じ条件で使うことはないと思う場合に限られますが、そのようなものをセットで手に入れることは殆ど有りませんから、やはり「必ず複写」ですね。(新しいパート譜勿論「原譜」)を「書き込み自由」として渡された事もありましたが、そのときは元々欲しい楽譜でしたので自分で同じ版のものをセットで入手し、そのパート譜のコピーに書き込みをしたもののコピーを製本して原本と共に(参考)としてお届けしたことはありました。)
 なお、勿論、個人としての利用のために複写を取ることは、法律上許されています。

 楽譜への書き込みは、かなりの部分はアコでも共通すると思うのでチェロの場合について書きますが、ボウイング、弓の位置、フィンガリング、ブレス、テンポの緩急、合奏の相手/topを見るべきところ、日付、etc.です。 この書き込みは2B以上の柔らかい鉛筆を使い、書いたり消したりの試行錯誤を致しますが、自分にとってはとても重要な記録になります。 本番で再び同じ曲に取り組む場合でも、何年か経つと、あるいは共演者や指揮者が替わると全く新しい書き込みが必要になりますが、そのとき自分の成長の記録、生きた証を毎回消してしまっては勿体ないからです。

 複写を取るもう一つの理由は、スムーズな譜めくり(譜めくりの行為が音楽の流れを妨げてもいけないし、オリジナル譜が譜めくりの利便性を満足するものとは限りません)、そして、近年、1番大きな複写の理由は、歳と共に拡大コピー譜でなければ見えなくなったこと!!

 伴奏や共演をお願いするときには当然原譜をお届けしますが、最近では複写を取って編集/製本して返却無用でお届けすることが多くなりました。なぜならときには多忙に紛れて分からなくなるなどにより戻ってこないことがあるなどのためです。(楽譜は消耗品と考えるべきかも知れませんが、しかし、特定のパート譜が欠けた楽譜というのは残しておいてもわびしいものです。)

 以上のように、複写は必要ですが、演奏も立派な創造活動だという意識が育って来れば、著作権を尊重する気風も育つのではないかと期待しているのですが。
・・・とは言え、公共図書館から借りてきたCDなど、自分では参考資料としての位置付けながら、手元に複写(CD→カセットテープ)を残して返却をするのでした(^◇^;)。

●さて、以上は長い前置き。
 奈良のアコ弾き様の情報に関しては、独奏用楽譜、合奏用楽譜、楽譜文献などそれぞれ最適な活用法はあると思いますが、やはり「楽譜を最も活かせる人」が集中管理するのが良いと思います。また、合奏や発表会など活発に活動を行っている地域のアコ教室のようなところに管理を委託するのも一案かも知れません。また、その人達で効率的な情報活用をはかるためのデータライブラリー(曲名、独奏・合奏譜の別、パート、作・編曲者名、etc.の一覧)を共有できるようにするのは良いことだと思います。

 先に書いた例の他に考えておくべき事として、合奏する場合でも個人練習用にパート譜の事前配布が不可欠な場合が一般的には多いことと、そこへ厳しくコピー禁止の措置を導入すると活動そのものの芽を摘みかねないといった問題があります。

 独奏用の楽譜については、ライブラリーからの参照閲覧まで制限することは無いと思いますが、やはり取り上げて演奏しようというときには、自ら楽譜を入手することが自分自身も向上出来る道だと考えた方が良いでしょう。

 以上、既に皆様ご存知のことを、とりとめもなく書きましたが、楽譜は演奏されてこそ生きるもの。活かせる場が健全であれば、その場も発展するということは確かだと思います。そのような場として「柏」やakkordeon.jpが相応しいかどうかは見当も尽きませんが、さし当たっては奈良のアコ弾き様ご自身の物理的行動範囲内にそのような場に(場が育つのを待って、そこに)置かれるのが良いと思います。
 また、入手困難な楽譜の情報交換や演奏の難易、編曲の特徴や評価、フィンガリングやアーティキュレーションの工夫など楽譜に関連する情報交換の場としては、引き続きこちらを利用させて頂くことのお許しを川井様にもお願いしたいと思いますが如何?
 

ライブラリーを!について  投稿者:川井 浩  投稿日: 5月 6日(土)08時25分15秒
  奈良のアコ弾き様からの情報がずっと頭に残っていて気になって仕方がありません。このライブラリーは是非なんとかしたいですね。 うーん、私に時間と若さがあれば! あ、すみません、若さはついでにおねだりしただけですけど。 もとい、私に時間とお金があれば! あ、お金もついでにおねだりしただけですが、でもお金もかかることなのですね。 アコ文化の推進を標榜する(?)JAAさんとか由緒ある名古屋アコーディオンクラブさんあたりでInitiativeととってくれるといいのですが、いかがでしょうか?  だめなら、僕が、といいたいところはやまやまなれど、先立つものが... 先立つ不幸をお許しください。 でもきになるなぁ.....  

コピー文化が楽譜を殺す  投稿者:川井 浩  投稿日: 5月 6日(土)00時25分18秒
  「コピー文化」などという言葉など使いたく無いが、お札までコピーしちゃう昨今のコピーマシン。 楽譜のコピーなど朝飯前、あったり前だのクラッカー。 皆さんのお弾きの楽譜は購入したものですか? コピーしたものですか? コピーしたものは著作権法に触れている可能性が高いですよ。 法律はともかくとして、作曲した人、販売権を持っている人への裏切り行為です。 アメリカのよき時代のヒット曲「In the shade of apple tree」(りんごの木の下で)は数百万枚の楽譜が売れたミリオンセラーだが、今時楽譜がそんなに売れるのだろうか? 詳細は知らないのですが、著作権法も時代に合わせて、もっと簡便なものにできないものだろうか? いまやNetで楽譜などDown Loadできる時代だ。 一方、好きな曲の楽譜を探そうにも見つからない。 だからコピーしてしまう。 という悪循環に陥っていて、なかなか解決の糸口が見つからない。 コピーしても自分が使う分には法律にも触れないのかもしれない(すみません、著作権法の詳細を知らないので)。 ただ、アコ弾きの90%以上がコピー楽譜で弾いているとしたら(実はコピー楽譜以外で弾いている人を見たことが無いので)、いくら楽譜を作っても市場は無い、あるいは採算ベースに乗らない可能性が高い。
どこぞの愛好家所有の楽譜をコピーして販売することは明らかに著作権法に触れるので、まずこの管理をする方がNPOなり宗教法人なり政治結社を登録する。 そこで、データベースを作り、希望者に楽譜を貸し出す。 実際はデジタルデータをメールで送ったり、HPからダウンロード可能にする。 これを利用する人はこれを商品として購入するのではなく、NPOないし政治結社の会員ないし組織員としての楽譜供給組織に「献金をする」。 こうすれば、販売にもならず、税金もかからず、手間賃は寄付金によりカバーされる。 音楽は人を助けるという教えを広める宗教法人にするか、音楽を広めることを政治活動とするという政治結社を作れば、菊の御紋をつけ、旭日旗を掲げて街頭を練り歩くように走り回る政治結社よりはまともだ。 ただ、これも無断コピーをしてそのコピーが「寄付金」無しに一人歩きする危険は高く、これらの組織のコストを埋めることは昨今のコピー文化という悪貨の蔓延により、極端に難しくなっている。 熱心なアコ弾きが無意識のうちにアコ文化を殺しているのだ。 時間に余裕のあるボランティアの方が集まって、この貴重な楽譜の整備、登録、貸出サービスを開始できれば場合によっては多少のお金は戻り、コストも吸収できるかも、しれない、などと書きながら、きっと無理だろうなぁ、との無力感に襲われています。
 

ライブラリーを!  投稿者:奈良のアコ弾き  投稿日: 5月 5日(金)23時32分26秒
  アコ愛好者のブログにもよく見られるように、楽譜とかテープなど、欲しい曲が
あっても入手困難なはなしが沢山でてきますね。市販店も少ないし需要も少ないか
ら在庫がないということでしょうね。
 同好の士が増えることはう嬉しいことですから、仲間の交流が盛んになっていっ
て欲しいなあ、と切望しています。そこで、著作権の問題はありますがテープや楽
譜のライブラリーを作って活用できるようにすれば、愛好者は活性化するはずなの
ですが、ライブラリーを整備するまでの事務的なエネルギーが膨大なので、しり込
みしてしまいます。
 じつは、私が懇意にしている奈良にお住まいの愛好者のUさんは、関西では有名
な収集家の膨大な資料を引き継ぎ管理しておられますが、あまりにも膨大すぎてい
まだ整理できないと嘆いておられます。このなかにはたいへん貴重なものもあるそ
うで「なんとか役に立てられないか」と言っておられます。
 建設的なアイデアはないでしょうか。できれば協力してくださる方のご意見をお
聞かせください。