BacK Number 334


Jambalaya

 投稿者:川井 浩  投稿日:2009年10月 8日(木)21時20分15秒
  New Orleansでジャンバラヤ、で、アコの弾き語り、となれば、これをご覧ください。 4歳のHunter Hayesのジャンバラヤ:
Only 4 Yearsold - Hank Williams Jr.Jambalaya
http://www.youtube.com/watch?v=57sfRo26fAc&feature=related

イタリアのアコメーカーの状況はまさにP君の見抜いている通りの現状だと思われます。 Victoriaの創始者は情熱のある評判のエンジニアだったけど、後継ぎがないので、廃業するところを、タダ同然で売っぱらったそうが、金儲けする気はなかったようで、それは単にもうやめるというということだったようが、それを買い取ったまったく別のファミリーというか、オーナーはむしろマーケティングのほうがお上手のような気がします。ブランドが残っていてもそのブランドに負けないモノづくりをしているメーカーか、どうか、など、現状をよく見ていかないとわからないことが非常に多いですね。
 

途中で弾きなおすのは

 投稿者:ピッツァいのちのpくん  投稿日:2009年10月 8日(木)16時00分59秒
  テープレコーダーでゆーたら、巻き戻し
まちごーてしもたとこで、演奏がとまったら一時停止
確かにこれらは、まちがうことよりも、さらに、たちがわるい!やってた曲が、完全に墓場にいってしまったみたいになるから、弾いてる人も、聞いてる人も、歌ってる人も、あるいは、うとうと、ねてるひとにも、がくーっと、音楽の心地よさ、ゆーもんを、つぶしてしまいますよね。

ほいじぁあ、演奏人前ではじめるまえから、だいたい、どの部分が、あやしいとか、どのぶぶんが、命中率悪いとか、大体、だれでも、わかってるはずなんで、
いっそのこと、まちがったことを想定して、その、間違ったとこの直後から、ひけるようにする練習もだいじなはずです。
なぜかというと、普通は、たいがい、間違うことによる心の動揺がために、がたがたになったり、指が、運良くまちがわなかったときのみ、その後の指の動き覚えてるから、まちがうときの、そのときのゆびのうごきとは、ちがうから、そのアトが、ぜんぜんだめになってしまうからです。

間違うこと想定して、その直後からでも、弾ける練習まえもってしとくことによって、まちがったとしても、リズムくずさず、ずっとPLAY の状態で、とりあえずは、曲おえることできます。

このことは、なにも、でたらめpくんの、おもいつきとちごて、だれだったかおぼえてないけど、ひとりやふたりとちがう、著名な演奏家が、ゆってます。(あこーでぃおんじゃなかったかもしらんけど)

ところで川井氏はニューオーリンズまでエクセルシャーシンホニーグランデ買い付けにいってるんですか?いつものように、ねぎりまくって、うるときは、べらぼうなねだんつけるんですよねえ?マニアックなものほど、うるときゃあ高値にならない、かいたいひとがおったら、どんなねだんでもふきかけられるもんだから。
それより、Siwa&Figliの、音はオールチャンバーではないとしてもYOUTUBEで、もちろんYOUTUBEのクオリティだけど、見ることできます。Siwa&Figliの、サイトにいったら、YOUTUBEで、やってるの、紹介してたように思います。たしかに、ここの楽器は、なんかちがう、というのが、YOUTUBE
でもわかった。
イタリアってね、もちろんどこの国でも、ある程度はそうだけど、特に、イタリアゆーのは、パン屋さんの息子は、パン屋さんで
レストランの息子はやっぱしレストランやって
粗悪な部分がめだつのは、たとえば政治家のむすこは、とんでもないどら息子でも、政治家やるわけです、そういうのが、まかり通った国です。
フィサルモニカ工場も、いまとなっては、創設者は、もう、天国だ。となると、今は、息子がやってる。あるいは、フィサルモニカブームは、もうなくなったから、家族はもう、うりとばしちゃって、楽器の名前だけが残って、実際には、創設者関係者は、ひとりもたづさわっていない。むすこの時代になると必ずしも親の信念うけついで、いのちかけて楽器つくるか?といえば、それよりも、儲け優先で、らくな生活がしたい息子も出てくる。
となると、Siwa&Figliのような、信念持ってるかたぎ職人は、そんなんやったら、じぶんでどくりつして、ええ楽器作ったる! というような時代になってるということなんでしょうかねえ。
 

Cruccianelli

 投稿者:川井 浩  投稿日:2009年10月 8日(木)12時51分34秒
  New Oreleansからこんにちは! ミシシッピ河のほとり、ジャズの故郷、ジャンバラヤ、ガンボ、クローフィッシュパイの旧フランス植民地、その昔はスペイン領、その前はインディアンないし、インディオを食っていたクロコダイルの生息地、ニューオーリンズにおります。 クルチャネッリは確かに面白いアコを作っていました。 思い出に残るアコの一つに右側4列ともオールチャンバーというモデルがありました。 その独特の音色にほれ込んだアコ収集家のもとにお嫁入りしています。 私もその音色の思い出断ちがたく、取引先の有名アコメーカー数社にオールチャンバーアコの製造を依頼するも、ことごとく断られたのですが、実は、On-Line Shopにひそかに出されているのですが、がんパってくれたメーカーが一社だけありました。 それがSiwa&Figli社です。 小粒ながらこんなアコをつくってくれるアコ職人には大いに敬意を表したく思います。 量産していないまったくの新しいデザインのアコをゼロから設計して製造してくれました。 まさに、世界にたった一台のアコ、それがその名もニューオーリンズにゆかりのあるSiwa&Figli Cobra "Jazz"。 最高級ハンドメードリードを装備、オールチャンバーからほとばしり出る、むせび泣くような、トレモロをゼロにしたドライサウンド。 こんなアコはバルカンの火薬庫といわれ続けてきた旧ユーゴスラビア、セルビア生まれのSiwa&Figli社の社長だからこそ出せる魂の音色だ。 それはニューオーリンズのジャズのメッカ、プリザベーションホールで、アフリカの故郷へのルーツをもぎとられ、明日への希望もない黒人奴隷の末裔の弾く、むせびなくようなトランペットやトロンボーンの音色にも通じるものがあると感じるのは、いまいるこの地が持つ独特の空気のせいだろうか。 トレモロで人の心をくすぐるという手段を一切捨てて、心の涙をかくして、微笑みで訴えるのではなく、むしろ、作り笑いや仮面を脱ぎ棄ててこそ、真顔の泣き顔でこそ、人の心が相手に伝わるように、このアコは真正面からガツンとリードの音色を、それも単にわめきたてるのではなく、慟哭を押し殺した、やむにやまれぬ音色で迫る。 この音色を聴いて心が動かない人はいない。 あるんです、そんなアコが。  

伴奏を途中で弾きなおすのは

 投稿者:オルガンサロン  投稿日:2009年10月 8日(木)10時49分59秒
  笑星さん 私はアコが弾けないのに毎日楽しみに見ている60代の中高年です。ピアノでもリードオルガンでもアコでも伴奏として演奏しているときに、自分が間違ったからといって弾きなおすのは、きつい言葉でいえばわがまま 勝手 自己虫 エゴではないかと思うくらいですが。相手がリズムに乗って楽しく歌っているのに、1拍たりとも相手の歌を無視して弾きなおすことは絶対避けたいことですね。旋律を間違ってもリズムだけは続けること 旋律もリズムの左手もパニクってしまったら、その時は自分も一緒に歌うなどし 区切りのいい所からまた伴奏を再開するくらいの度胸で弾きなさいと学生たちに指導しています。デイサービスでの笑星さんの愉しげな演奏が聞こえそうです。頑張ってくださいね。私の掲示板にもあそびにいらしてください。  

お久しぶりです

 投稿者:笑星  投稿日:2009年10月 8日(木)07時27分17秒
  いつも拝見しているのですが、レベルが高くって投稿するのビビッてる沖縄のおばさんです。でもほんとに楽しませていただいてます。
 難しいことはわからないのですが、音楽の本質みたいなことが、語られるのが、いいなぁト思ってます。私はデイサービスで働いており、ときお年寄りの皆さんの伴奏もするのですが、やはり実感するのは、左手は絶対止まらず、かなで続ける。沖縄の民謡なんてさっぱり知らずに移住したので、こちらに来て耳で覚えたものばかり。右手のメロディーは途中で分からなくなっても、左手さえ弾き続けてれば、歌ってもらえる。この場合、皆さんは「歌」を楽しみたいのであって、アコーディオンの技術を聴きたいわけではないのですよね。あっ、私にはもともと技術はありませんが。これって、言い訳?
 音楽って、そういうものかもと、思います。聴いてる人の中に流れ出した音楽が、脳内ホルモンと一体となって幸せを呼び、川井さんのおっしゃる世界平和がやってくるのかなぁ…?
 

musitech digital accordion

 投稿者:pくん  投稿日:2009年10月 7日(水)21時24分24秒
  はやいはなしが、川井のおっちゃんは、かくしもってて、しってるくせして、公表してなかったということなんですねえ。

こういうことするのは、そーとーエッチですねえ。
きっと、ほかにもいっぱいエッチなことしてて、ひそかに、かくしもってるものが、いっぱいあるにちがいない。

クルチャネッリの工場は、いまは、ホテルなのか。
ざんねんだなあ、ここの会社は、製品作りの発想がとっても、おもしろかったのにねえ。

ひょっとしてクルチャネッリも、かくしもってるんとちがいますか?

けっきょくそれで、ほんもんのアコーディオンではタブーである、空気漏れを、させることが、デジタルアコーディオンには、必要だなんて、なんかへんなはなしですよねえ。
 

電子アコとべローイング

 投稿者:川井 浩  投稿日:2009年10月 7日(水)07時33分48秒
  RolandのVアコに対する評価はみなさんのご評価でほぼ定まったと思いますが、やはりアコの命ともいえる蛇腹の操作による表現力の限界は、それが実際に蛇腹の風圧でリードを鳴らしているのでは無いということを人の体が感じてしまうことからくる違和感だろうと思われます。 さすがP探偵、小生が数年前より、イタリアのアコのメッカ、カステルフィダルドにある、かつての大手アコメーカーCruccianelliが倒産したあとの本社ビルを改築したホテルに宿泊し、そのすぐ裏手にある電子アコメーカーmusitec社に出入りしていたことを嗅ぎつけていたようですね。 当時、Vアコの評価も聞き、小生が紹介していたSEMの電子アコCIAOを紹介していました。 SEMのCIAOのべローイングはVアコに比べるとかなり本物のアコに近いものになっていましたが、まだ改良の余地は残っていました。 当時、疑似音源の品質においてはかなり高度なまとまりを見せていたmusitec社の電子アコは、SEMのCHAIとほぼ同じレベルの蛇腹の感覚に仕上がっていました。 そこで、小生はまさに長野のカズさんの改造と同じ方式の改造を提案しました。 musitec社では早速小生の提案を受け入れてくれて、といっても1年かかりましたが、ボディに穴をあけてくれました。 ただ、アコの上面、つまり、顎の下で空気がシューシューと音がでていて、顎に風があたるという具合だったので、これでは演奏していて邪魔で気が散って演奏に集中できないと指摘し、穴の場所をアコのベース側の下側にして、かつ空気の量を調節できるようにするように提案しました。 そしてまた翌年訪れるとなんと、小生の提案の通りのものを作ってくれていました。 これはうれしかった。 で、音質よし、蛇腹操作かなりよし、アコ、めちゃ軽し、となかなか素晴らしいものに仕上がったと思います。 ただ、もともと電子アコのメーカーなので、コントロール部の操作がいまいち複雑というか、よくわからない。 マニュアルを読んでもいまいち良く分からないので、現在これを触っているところ。 ただ、そうしているうちにどうも、レジスタの形状もMIDIAKIさんの改造にかなり近いものにメタモルファーしているようで、このようにユーザーの声を聞きながら物を作っていくというアコメーカーのチャレンジには大いに拍手を送りたいと思っています。 今年は残念ながら本業の仕事が忙しく、カステルフィダルドにひそかにでかけることもできずじまいに終わりそうでその後の進化を見ていませんが、来年のドイツ、フランクフルトのドイツ楽器展Musikmesseではおそらくさらに進化した電子アコが出ていることは間違いないと思われます。 すでに一台は在庫に入っていますが、まだ紹介できるように操作を覚えていないので、On-Line Shopには出品していませんが、ご興味のある方は見に来てね。 もちろん、このアコのベースはエレキベースのようなメリハリの利いた音色も用意できていて、気持がいい、のですが、ベースのテンポやボタン操作をとちると一発でわかってしまうので、う〜ん、なかなか人前で弾けない私。  

電気ベースもろくに弾けないのに

 投稿者:pくん  投稿日:2009年10月 7日(水)04時28分57秒
  今日はようやく、ちょっとまじめにアコーディオンさわったようなきがするpくんです。残念ながら、しかし、今日も最悪の結果
でした。明日は、キャオ博士の、おぼしめしどおり、ベースからやりなおしのほうがいいかもしれない。

はっきしゆーて、ゆわしてもらうけど、ローランドのVが、なんぼひどいとゆーても、中古の、なんとかで買ったトンボの、なんとかより、はるかにつかいもんになるんとちゃいまっか?しかし、どうかんがえてもダースベイダーは、pくんジャンルだから、なんとか、つかいもんにしてほしいもんだとおもうんですが。

だいたいそもそも川井商店、いや、すみません、アコジャングルも、いまとなっては、イタリアじゃあmusitecだったけなあ?ドイツからもなんとかかんとかゆう、Vよりも、もしかしたら、ええかもしれへんアコーディオンもどきが発売されてるのに、入荷してみようか?とかゆう発想に、ならないんですか?すみません、ドイツワイン密輸に、おわれてるのは、わかってるんですが。

ベース音は、やっぱり左手で、やらんことには、生理的に、ちょっとしっくりけーへんけど、
ざんねんながら、ビデオにして公開してないんですが、(何か、ばかばかしくなって、やめてしまったんですが)じつは、
アコーディオンの、表の、右側の、表面に、ガムテープで、41けんの、MIDI鍵盤ひっ付けて、要するに、右、2段鍵盤、試してた時期あるんですよ。

でも、やっぱし、ひきにくかった。2段目のMIDI鍵盤が、かんがえてたより、おててから、高い位置に、あることは、すぐなれたんですが、それより、その、2段目のMIDI鍵盤ひいてることによって、蛇腹の、開閉、どうしたらいいのか、わからんくなって、すぐ、じゃばら、うごかさなくなって、左のおと、でなくなっちゃうんですよ。

p君号のように、むりやり左にふといリードいれたところで、どっちみち、ひとのちからで、だせる、空気送る量と、リードが、それについていかない、とかゆーもんだいもあるなら、いっそのこと、かわいこちゃんさがして、5弦とまでゆわんでも、ベースといっしょに、やるほうが、
ドン!と来るベースで、音楽がひきしまるんかなあ?(注、かわいこちゃんは、このことにはかんけいなくいつもさがしてるんですよ)
しかしながら、pくんはやっぱりあしたも、ドン!と来ないベース音で、なんとかドン!とくるように錯覚させるにはどうしたらいいか、とりくもうとおもいます。
 

ベース音

 投稿者:長野のkazu  投稿日:2009年10月 7日(水)01時02分35秒
   ちょっと眼を離すと、議論活発で全く油断のならない川井商店掲示板ですね。
私は以前、夜間練習用と思ってVアコを買ったのですが、皆様が不満や怒りをこの楽器
に抱いておられる事を最近知りました。 私もベローイングの不自然さには閉口し、
ローランドに問い合わせやら何とかならないか(次に発売されたFR3シリーズには
蛇腹の調整機能が付いていた)これを後から付けてくれだの言ったのですが、全く相手
にされずに自分で本体と蛇腹の際に3ミリのドリルで4箇所穴を開けて使用してます。
(シュコーシュコーとダースベイダーの様な音がします、弾いていて不気味です!)
 Vアコ自体、今はあまり使ってませんが(売ろうにも穴あけちゃったし)
しかし、この楽器は左手の音がチューバやベースなどの違う音が出せるので、アルペン系
などの音楽を山で弾くにはもってこいです。しかしこれも和音部分の音はアコのままなので
何か半端ですが、田舎でバンド仲間や他の楽器の仲間が居ない私としては重宝しています。
ドン!と来るベースが有るのと無いのでは、聴いている人の受けも違いますし、音楽も
引き締まりますね。
 

間違っても止まらない演奏の難しさ

 投稿者:オルガンサロン  投稿日:2009年10月 7日(水)00時40分43秒
  川井 様のおっしゃる通り。専門学校で学生に歌の伴奏を指導するときに「間違っても、途中で止まらずにリズムにのって最後まで弾くこと」といつも話していますが、ほとんどといっていいほど、まちがった時点で弾き直しますね。ある大学教授はこのテーマで小論文を書いていたのを見ましたが。私は一方法として、曲の部分を右手 左手と途中で交互に片手で弾きながら曲のリズムを崩さずに最後まで弾くということを取り入れています。効果についてはいまひとつですが。また合唱ではアルトやべ―スの低音部がしっかりしていることが全体を左右することははっきりしていますね。川井様のお考えには本当に勉強させていただいております。アコも弾けないのに毎日楽しく拝見しております。

http://www02.jet.ne.jp/^one-well/