|
Scandalli Super VI
T。 4月27日にご紹介したSettimio Soprani Artist VIの後継機のScandalli Super
VIのシリーズマシンです。 Scandalli, Settimio Soprani, Paolo Soprani,
SEMなどを併合した当時イタリア最大級のアコメーカーだったFarfisaの時代のScandalli Super VI
Tです。 その4月27日に当方のアコの花園で数台のアコを試奏の上、最後にこのアコにちょっと触られた千葉県佐倉氏の紳士が本日このアコのお迎えにいらっしゃいました。 私もできれば自分の手元においておきたいアコNO.1だったので、これまで新品・中古品コーナーへも出展していませんでした。 ピアニッシモからフォルテまでの広いダイナミックレンジ、キータッチに敏感に反応するゴージャスなリードからでるサウンドはしびれます。 これを文字で表現するのはほとんど不可能です。 華やかなだけではない、きれいなだけではない、かわいいだけではない、やさしいだけではない、しっかりもんで、器量よし、なんてモンじゃない。 血の滲むような、心の痛みも一緒に歌ってくれる、両腕にひしといだけば身体にぴったりと吸い付くようにくっついて一心同体になってくれる、楽しいことも、悲しいこともすべて打ち明けられる、真の友人か愛人のようなアコ。 どうも、文字では表現不可能なアコです。 そんなアコがあるんです。 Scandalli
Super IV T。 今頃は新しいご主人様と一緒に楽しいアコ人生を満喫していることでしょう。
|
|