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フリーベースアコーディオン(2)  投稿者:川井 浩  投稿日:2008年 1月20日(日)07時48分0秒
  一般的にフリーベースアコーディオンは専用機はともかくとして、ストラデラベースのアコと共用になっているモデルが多く、その分構造が複雑で、重量もやや重くなる傾向があります。 軽さを求めるとなると、普通のアコ選びと同様に、音域を狭めるか(41鍵をあきらめ、37鍵にするとか)、ベースの種類ないし音域を狭めるか(120ベースではなく、96ベースにするとか)、ないしは、リードの枚数を減らすか(5ないし、4リードではなく、3ないし2リードにするとか)のどれかを選択ないし組み合わせていただくより他はありません。 2リード・37鍵・96ベースであれば8−9kg、3リード・37鍵・96ベースで9−10kg、4リード・41鍵・120ベースで11−12kg、5リード・45鍵・120ベースだと15kg近くなります。 もっとも大きいのはチャンバー付きのモデルであるせいもありますが。 軽いほうはチャンバー無しなので軽いという面もあります。 あとは、それによる音色と弾き心地をどこで妥協するかという問題が残ります。 チャンバー付きの高級リード入りとなれば、価格も重量も増えてきます。 Bugari Armandoでは入門機は85万円程度から入手可能です。 高級機の価格は小生の1月2日付けバヤンの価格表をご参照ください。  

フリーベースアコ−ディオン  投稿者:川井 浩  投稿日:2008年 1月20日(日)07時34分55秒
  たしろ様、今年もよろしくお願いします。 これまではピアノ鍵盤タイプのアコーディオンを中心にモデルを増やして参りましたが、今年の方針としてはボタンアコも増やしていきたいと考えています。 まだまだ少ないとはいえ、ボタンアコに対する興味をお持ちの方が徐々に増えている気配を感じるためです。 ダイアトニックアコも増えたら楽しいだろうなぁ、とも考えておりますし、バンドネオンも増えて欲しい。 バヤンを含むフリーベースアコも是非増えて欲しいと思います。 日本の音大にもまだアコーディオン専門の科目やコースが無い様なので、日本でフリーベースでクラシックを極めるのはいろいろとハンディキャップがあるのだと思いますが、すでに三浦みゆきさんのようにフリーベースでのクラシックを演奏し、またご教授なさる方もいらっしゃるし、神出高志さんや佐藤芳明さんのようにプロのフリーベースのアコ奏者の方が大活躍され、各地で感動の渦を巻き起こしている様子をうかがうと、これは徐々にとはいえフリーベースの波が来ないわけがない、と考えます。 まして、今や、イタリアまでアコ留学にいく若いチャレンジャー達が出てきている今日、そして、これだけクラシックのファン層の厚い日本において、一度ならずともこのアコのフリーベースによるクラシック音楽などをお聞きになって、このアコ一台でオーケストラに匹敵する演奏と感動を得てみれば、これをやりたくなる気持ちを抑えるほうが不自然だと感じます。 右手をピアノ鍵盤式でいくのか、ボタン式で行くのか、は個人それぞれのお好みでいいと思いますし、日本でのフリーベースはコレまでのところそれが主流というか、それをやっている人が多いようですが、海外では地域にもよるかも知れませんが、ボタン式もかなり見られます。 むしろ印象的にはボタン式のほうが多いのかも知れません。 この辺はデータがないので、正確にはいえませんが、You Tubeなどでの投稿を見る限りではボタン式のフリーベースないしバヤンでの演奏が多い気がします。 もっとも、これはロシアを中心にバヤン(B型ボタン式クロマチックフリーベースアコ)でクラシック音楽を教育するシステムが確立しているせいだと思われます。 ドイツでご活躍の御喜美江さんはピアノ鍵盤タイプでマニュアルIIIといわれるタイプのフリーベースですね。 フリーベースのベース側のタイプも一般的なのはCタイプのボタンアコの配列を鏡にした配列のものが多いようですが、佐藤芳明さんのご使用になっているVictoriaのフリーベースアコは米国のTitanoと同じ方式の配列で普通のフレンチタイプのボタンアコの配列とは異なるようです。 ロシアのバヤンはB型クロマチックボタンアコの配列になるのでしょうか。 クロマチック方式のバンドネオンであれば、B型でもC型でも供給可能です。 HGバンドネオンであれば16万円でボタン式フリーベースアコ、ないしバヤンの基礎練習は可能です。 これもお得な練習方法であり、楽しい投資であると考えます。 こちらもすでに台数が出始めており、フリーベースアコの市場の基礎が徐々に出来上がりつつあるのかな、と考えています。
すでに、フリーベースのアコを楽しんでいらっしゃる諸先輩の皆様に、これからフリーベースをはじめたいという方へのアドバイスなどいただければ幸甚です。
 


祝 今日の旅立ち  投稿者:たしろ  投稿日:2008年 1月20日(日)06時08分2秒
  こういう若い挑戦者のお話を聞くと嬉しくなりますねぇ。是非頑張って欲しいものです。あ、今年初めての書き込みです。今年もどうぞ宜しくお願いします。

昨年から何曲かクラシックの曲の編曲に取り組んでみたものの結局途中で断念してばかりでしたが、その最大の理由はベースの制限にありました。この経験を通じて自分もやはりフリーベースへ移行したいと思って居ます。それもなるべくシンプルで軽くて音の良い専用機で。とは言え、勿論スタンダードベース機は必要で、これもなるべく軽い専用機で別立てにしたいですね。そしてこのようなシステム変更のためには、やはりピアノキーだろうなぁ。調性感と右手の形という関係も無視できそうにないし。

これを出来れば70歳の声を聞く前に実現したいというのが初夢ですが、さて一体どうなることやら。
 

今日の旅立ち  投稿者:川井 浩  投稿日:2008年 1月19日(土)14時10分37秒
  Hohner Solist MB2。 フリーベース付アコ。 埼玉県のアコ歴数ヶ月の若きチャレンジャーがこのアコのNew Owner。 目標は7年以内にヴィヴァルディの「四季」の「冬」をストリートで演奏すること。 もちろんFree Baseを駆使して。 すばらしい。 これに刺激をうけて、もっともっとFree Baseにチャレンジする人が出現することを期待したいと思います。 Free Baseの教則本も同時にお買い求めいただきました。
 

アコ・ライブ  投稿者:大塚雄一  投稿日:2008年 1月14日(月)22時41分42秒
  寒中お見舞い申し上げます。
大塚雄一です。
いよいよ今年も動き出しましたね。
小生も今年初のリーダーライブをやります。
お時間がありましたら是非おいで下さい。
今回はゲストにバイオリンの会田桃子さんをお迎えしてお贈りします。

1月17日(木)20:00開演
2,300円+飲食代
sabliel cafe(サブリエルカフェ)
http://www.sabriel-cafe.jp/index.php
予約・問い合わせ:03-3336-9112
JR高円寺駅北口から徒歩5分
大塚雄一:(ボーカル・アコーディオン・ギター)
スペシャルゲスト:会田桃子(バイオリン)

大塚雄一ホームページ
http://www.hi-ho.ne.jp/acc-ohtsuka
 

蛇腹最大限活用法  投稿者:川井 浩  投稿日:2008年 1月13日(日)07時51分55秒
  吉備英志様の経験に基づく蛇腹最大限活用法は参考になりますね。 ひとそれぞれ親からもらった身体にはそれぞれ特徴があり、ありがたくその身体にあった人生を創っていくより仕方がないと思いますが、私は身長は173cm、体重は...恥かしいから言いませんけどややメタボ。 自慢でもありませんが、高校時代には全校350名中、座高が一番。 ついたあだ名はいくつもありましたが、一番ヒットしたのが「座高市」。 いわずと知れた勝新のヒットムービーの「座頭市」のもじり。 ときどきは「座高一」とも呼ばれておりました。 それにくらべて手足、指、べろ、などが短いんです。 体重も増えた今や、夫ではなく、オットセイ、ひどいときには象アザラシなどと言われる場合もあります。 そういえばヒゲも似ているような気がする。 像アザラシがアコを担いだらどうなるか? あ、だんだん自分の姿が象アザラシがアコを担いでいるようなイメージに重なってきた、ヤバイ。 しかし、親からもらったこの身体に、この自堕落な生活からくる体型の変化はいかんともしがたく、はい、象アザラシのアコ弾きです。 で、その象アザラシができるだけ蛇腹の肺活量を最大限に利用しようとすると、吉備英志さんのアドバイスが有効なんですね。 郵便配達人はベルを2回押し、象アザラシはアコを高く、右に構える。 以上。  

今日の入荷  投稿者:川井 浩  投稿日:2008年 1月12日(土)16時09分53秒
  Hohner Cassotto I。 Hohnerがまだ「ドイツのHohner」だった時代の37/96のコンパクトなチャンバーアコ。 抱いただけで体にぴたっとフィットする快感。 自然に指がすべるキーボード。 素直な蛇腹。 もちろん極上のチャンバートーン。 常にこれが入荷するとすぐに売れてしまう人気のアコ。 さぁ、今回のHohner Cassotto Iをゲットするのは誰か?

http://www.akkordeon.jp/Demono/Hohner%20Cassotto%201%20-%202008-1-12.htm

 

今日の旅立ち  投稿者:川井 浩  投稿日:2008年 1月12日(土)15時46分12秒
  Scandalli 41/120 Musette. トレブルカバーの蓋は開閉ができるようになっており、閉めればチャンバー風な音色に、あければ明るいミュゼットの音色が直接響く構造。 中国製のデッド・コピーまで現れた世界のヒットモデル。 今日の冷たい雨にもめげずこのアコめがけて柏までお越しいただいた都内の若いアコ演奏家。 すでにポエタはお持ちながら、このスカンダーリのダイナミックなミュゼットの音色に魅せられてご購入をお決めになりました。
 

体画、小さくて、立って、ひきたいひとのなめに。  投稿者:吉備英志  投稿日:2008年 1月12日(土)06時23分39秒
  MIDIAKIさん、全然申し訳なくないです。だれかが、問題ていじしないと、みんな、前進しないもの。この、掲示板は、そのためにあるんですよねえ?川井さん。みんな、それぞれ、思ってること、どんどん、書いて、たとえば、突然、また、掲示板に、書かれた、中村サンの、ように、そうやって、アコーディオンを、愛するひとたちが、思うこと、書いて、交流しあう役目、果たすのが、この、掲示版の、おおきな、やくわりですよね。それで、またもや、ぼくの、youtube,紹介してくださって、川井 さん、ありがとうございます。ぜひ、皆さん、見て、いいとこ、わるるいとこ、参考に、して、ほしいです。ぼくには、あとでみてみて、自分の、わるいとこ、いっぱい、みえます。ところで、話が、かなり、変わって、今から、話すこと、参考になるか、どうか、わかりませんが、いちよう、かきます。僕は、身長159センチで、体重も、46キロぐらいで、とても、ちいさいのです。ほんで、川井さん、のおっしゃるように、じゃばら、が、アコーディオンの、音楽表現の、命だと、ぼくも、そう、おもってて、ほんで、さらに、ぼくは、アコーディオン、すわって、ひくの、すごく、アコーディオンが、重たそうに、みえるのが、いややから、かならず、たって、ひきます。練習するときも、かならず、たって、ひきます。ほんなら、たって、ひいても、それでも、ぼくは、じゃばらを、めいっぱいに、自由に、つかいたいから、アコーディオンを、可能な限り、右に、もっていって、いつも、ひいてます。アコーディオンが、左にくれば、来るほど、当然、まず、蛇腹、開けれる、幅、小さくなるでしょ。。。。さらに、立ってても、左手が、安定、して、ひけるように、左の、あの、腕を、押さえてる、バンドは、ものすごい、きつく、しまっていて、多分、普通の、手の、大きさの、人は、手が、入らないぐらい、きつく、しまっています。僕自身、左手、入れるとき、グーっと、ちから、いれて、いれてるのです。さらに、その、左手が、一番下の、ボタン、でも、おさえるの、楽に、するために、肩から、下げてる、ベルトは、超きつく、なってて、可能な限り、首に、近い、上の、方に、持って来て、ひいてます。さらに、つまり、その、右手の、鍵盤部分が、すごく、右に、来てるがゆえに、みぎてが、らくに、ひけるために、右手の、手、と、うで、は、ほとんど、90度折れ曲がって、ひいています。この、右手の、形で、手の、不要な、ちから抜いて、ひくために、かなり、ながい、ねんげつ、かかって、訓練してます。  

楽しみ方はさまざまですね  投稿者:MIDIAKI  投稿日:2008年 1月11日(金)17時08分19秒
  私が、楽譜の事を聞いたばかりに、話が色々と発展してしまい、申し訳ありません。
私は電気関係の会社に就職して、コーラスの伴奏に誰かアコーデォンが弾けないかと機会が有り、部にレトロなアコーデォンが有って、始めてさわったら楽しさが伝わり、そこから始まりましたが、半分以上は独学で、何年か習ったときに教則本で練習したとき、一流のアコーデォン奏者の編曲を弾ける様に成るまでかじりつき、和音とか、演奏方法を憶える事が出来たので、きちんとした編曲が大切なのです。
音感は並以下と自負しているので、自分で編曲しても、自己流ですから、どうせ演奏するなら、その様な楽譜が必要なのです。
歌謡曲などは、カラオケテープを良く聴いて市販の楽譜に付け加えて演奏したりしていますが、いまひとつ納得しないのが現状です。
その曲に合った編曲で弾き方、音色などを工夫すれば、楽しいとは思います。
演奏技術を要求される曲は、練習しかありません(限度も有りますが)けれども、弾きこめば確実に楽しさは伝わります。