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hideshikibi様のレポートで日本でも大ヒットした「黒猫のタンゴ」が実はイタリアの曲で、ヴィンチェンツァ パストレッリという当時4歳の男の子が歌っていたということを知りました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BB%92%E3%83%8D%E3%82%B3%E3%81%AE%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%82%B4 「大人のための子供の歌」がコンセプトのこの歌に出てくる「黒い猫」とは貢いでくれる男とか貢いでくれる女という意味なのだという解説もあります。 「あたしが紹介を頼んだは、貧乏な色男じゃなくて、金持ちのパトロンなのよ!」と女が、別の女友達に毒づくといった内容なんだろうか? 原詩の持つ意味はそれなりに興味深いものがありますが、音楽はその後一人歩きをはじめ世界的にいろいろな詩をつけられて、それぞれ別個にヒットしていったようですね。 仙昌夫の「北国の春」、♪白樺
(しらかば) 青空 南風 こぶし咲くあの丘 北国の ああ 北国の春 季節が都会ではわからないだろうと
届いたおふくろの小さな包み♪、もアジアを中心にまったく別の詩を与えられて大ヒットした。 詩の持つ力と、音楽の持つ力は別々にあって、その二つがマッチするとある地域、ある集団、ある民族で、それもあるタイミングで、ある状況のもとで、核融合を起こす、ような気がします。 日本でも最近、元アイドルの少年が強盗・傷害事件を起こすほどに転落してしまった事件がありました。 自分の能力や実力以上に世間から認められてアイドルになってしまうと、その虚像と実像の間のギャップを埋められずに、道を見失ってしまう人がでるのは世の常。 人とは弱いものですね。
http://www.operapec.sakura.ne.jp/operapec/stellata_nero.htm
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