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驚きましたね?  投稿者:片岡 恭彦  投稿日:2007年10月23日(火)11時42分0秒
  今朝はあまりのショック(でもないのですが)或る方のブログを拝見して、世間には色々な会話が有るものだと痛感してます。今の日本は優しさが薄れてる象徴の様な思いでした。楽器の選択は、特にアコの場合、小生余裕が無いので迷わずコンパクトで機能的にも最良と判断の上に財布と相談して求めました。目下そのボタンアコと格闘中ですから、今朝の記事を読んで運命共同体の方に猛烈なエールを送ります。  

今日の旅立ち(2)  投稿者:川井 浩  投稿日:2007年10月21日(日)17時27分52秒
  京都出身、三重県の大学で農学を専攻する学生さんがある日アコーディオンに目覚めてしまったのです。 募る思いに耐えかねて、気がついたら名古屋からの新幹線の切符を手にしていた。 当日の昼前に列車の中から今日これから行きます、昼過ぎに参ります、よろしく、と連絡があり、よかったです、今日の午後時間が空いていて。 午後1時半からあれやこれや3時間あまりのアコ選びの結果、思い切りました、いっそのこと、えい、ボタンアコ! Serenellini 454、 4リードHMML、小柄なバディに艶っぽい音色。 そんなグラマな娘とトゥギャザー(あ、またルー大柴風)。 ベースなど、アコのイロハはこれから勉強します、といかにも学生さんらしい。 楽しい学生生活の友として、農学部の学園祭にも大根踊りの伴奏とかは、ないかもしてませんが、是非登場してもらいたいと思います。
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今日の旅立ち  投稿者:川井 浩  投稿日:2007年10月21日(日)12時18分40秒
  やさしいやさしいハズバンドに付き添われてお見えになられた令夫人のおめがねにかなったのがこのBeltuna Prestige Gold君、5リード(HMMML)、41/120、Wood+Clearラッカー仕上げの高級調度品のようなBody、パイプオルガンをイメージさせる蛇腹のデザイン、細部の仕上げまで丁寧に作りこまれたまさに最高級アコ。 でも、彼女を捕らえて離さなかった魅力はやはり、音色、弾き心地、指先がすべるように踊る鍵盤、そして、深い音楽の世界に連れて行ってくれる従順な馬としてのアコ。 身も心もひとつになれるアコ。 そんな究極のアコに限りなく近いアコを彼女はToday, Getしてしまったぜぃ(ルー大柴風)。 天国に一番近いところにすでにいってしまった今日の令夫人。 お手持ちのアコで我慢に我慢を重ねているあなた、タバコと自棄酒をやめて、貯金して少しでもいいアコにグレードアップすることも人生を変えるひとつの方法です。
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無事到着いたしました  投稿者:Shin@満月倶楽部  投稿日:2007年10月20日(土)16時41分45秒
  本日午後一時頃、Delicia Sonorex 20無事到着いたしました。ソフトケースもばっちりのようです。ありがとうございました。
これから苦闘の日々がはじまります。詳しくはブログの方をどうぞ。

オームのダンス。すごいですね。むっちゃ縦ノリやし。伴奏がアコではこのノリはでないんでしょうね。

http://blog.goo.ne.jp/mangetsuclub/

 

オームのダンス  投稿者:川井 浩  投稿日:2007年10月20日(土)15時58分42秒
  ある友人が送ってくれたWeb Siteでのオームのダンス。 最高です。 伴奏がアコだったらいうことなしだったのですが、あまりにも愉快で、このオーム君の踊りが達者なので、許す。 Enjoy!

http://birdloversonly.blogspot.com/2007/09/may-i-have-this-dance.html

 

今日の旅立ち  投稿者:川井 浩  投稿日:2007年10月20日(土)15時37分58秒
  Kratt 374(white)君は今日、若きアコプレイヤーについて群馬県に旅立っていきました。かっちりした作り、Krattはドイツのブランドですが、製造はイタリアのFantini社。 こちらは今はFantiniブランドだけで販売されています。 Kratt社はHohnerと同じドイツのTrossingenにあり、かつてはHohner最大のDealerでした。 かつてはKratt-GolaとかKratt-Morinoなどというダブルブランドのアコも販売していたほどの力のあるブランドでした。 いまでもドイツでは高級ブランドとして認識されていますし、もちろんKrattは高級の名に恥じないしっかりした作りです。 その製造を担当したイタリアCastelfidardoのFantini社はKratt向けのOEMビジネスが無くなり、今は規模をぐっと小さくして経営していますが、やはりそのものづくりに対する姿勢は変わらずしっかりしたアコを作っています。 現在在庫にあるFantiniの38鍵・120ベースのアコは小型・軽量・チャンバー付、MIからのスタート、とまさに日本向けに戦略的に作られたようなモデル。 一見地味かもしれませんが、なかなか味のあるモデルです。 ぜひ皆様に観ていただきたく存じます。 おっと、Krattですが、程度のよいKrattもまだありますので、こちらもぜひお勧めです。
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Delicia Sonorex 20  投稿者:川井 浩  投稿日:2007年10月19日(金)07時51分57秒
  shin@満月倶楽部様、ご注文ありがとうございました。 本業の関係で仕事に追われ、昨日梱包は終わったのですが、発送に間に合わず、本日発送、明日到着になります。 あしからずご了承ください。 ピアノアコからボタンアコへの転向の実況放送を固唾を呑んで待っております。 ピアノアコしかできない私からすると、shin@満月倶楽部様がボタンアコという異次元の世界に旅立ってしまうという感覚で捕らえています。 恐らく多くの方のご興味を弾くと思いますので、ボタンアコ精進記を楽しみにしております。 Good Luck!  

ボダンアコ注文してしまいました  投稿者:Shin@満月倶楽部  投稿日:2007年10月18日(木)15時29分35秒
  数日どうしようかと悩んだのですが、きっと自分の中で答えは出ていたんだと思います。目をつぶって飛び込んでしまいました。
川井さんは今日発送されたようなので、明日か明後日くらいにはうちに届く事でしょう。
それまでは、お手製のボタン配列表をみながらイメージトレーニングです。せなあかん仕事一杯あるのに。でも、忙しい時ほどこういう事したくなりますよね。高校の時なども、試験前に限って、本読みたくなったりしましたし。

ピアノ歴約40年(ただしブランク極めて長し)、ピアノ鍵盤型アコ歴2年と3ヶ月(ブランクは5ヶ月ほど)の私が、ついにボタンアコに挑戦し、苦闘しマスターあるいは挫折する様を、以下のブログに綴って行きたいと思います。
http://blog.goo.ne.jp/mangetsuclub/
興味のある方はぜひ読んでください。その上で、叱咤激励、アドバイス、などぜひコメントをくださいませ。

それから川井さん。僕はプロのアコ弾きではありません。いずれそうなりたいなあなどと大それた事を思っているただの45歳中年男であります。

http://blog.goo.ne.jp/mangetsuclub/

 

レトロなアコのレストア  投稿者:川井 浩  投稿日:2007年10月18日(木)07時29分56秒
  最近アコの修理もいろいろと経験を積み、調律も仲間と一緒に研究しながらやっていますので、ほとんどの修理・調律は問題無くできるようになってきたように思いますが、一番悩ましいのはInternetのオークションなどで安い価格で売りに出されているものを購入したものを安く修理してほしいという依頼です。 ちょっと言い方が下品で自分でもはずかしいのですが、高級で新しいアコほど安く修理でき、古くてぼろのアコほど修理代が高いというのが現実です。 小生の友人のアコ好きで車好きのある御仁はアルファ・ロメオの旧車に恋をしてしまい、400万円近くでその旧車を購入したものの、レストアにかかった費用はおよそその倍の700万円以上、イタリアまで車を送った経費もありますが、本人がなんども脚を運んだ費用は含まれていません。 それでも、そんなアルファ・ロメオを愛する彼の行動をばかげていると考えるか、愛は何よりも強いと考えるかは、♪自由だぁ〜! ただ、そんな愛はそんなアルファ・ロメオを本当に愛していて、そのレストアの為には多大の出費もいとわないという真の愛と金銭的な余裕が無い限り手を染めるべきではありません。 400万円だして古いアルファ・ロメオを買ってもレストアする予算がないのであれば、このアルファ・ロメオはやがて路地裏で朽ち果て、なけなしのお金も無駄金となります。 みなさん、ネットに安くでているアコには安い理由がなにかあるということを考えましょう。 本当に良いものならそれほど安いわけは普通はありません。 売主が無知で宝物を安く売る場合が1000に3つはあるかも知れませんが、それを期待して安物を買いあさると997回馬鹿を見ることになりかねません。 古いアコには古いアコの情緒や時代を感じさせるものがあり、とてもすばらしいものだと思います。 ただ、それを現代でも通用する、毎日弾いて楽しいアコにするにはそれなりの手入れと出費が必要です。 自分で治せる技術のある方にとってはネットのオークションは宝の山かも知れません。 しかしそれでも多少の地雷を踏むRiskはあります。 修理・調律をすべて自分でできる自信の無い人にとっては目隠しをして地雷原に踏み込むに等しい場合もあることを銘記すべきだと思います。 古いアコは素敵だ。 今のアコにない味がある。 ただし、一般論として、安さの二乗に反比例して修理・調律にコストがかかったうえ、最終的にレストアできたものは結局古いアコで大概の場合、現代のアコには音色も、操作性も、弾き心地もかなわない場合が非常に多いということは小生の経験から申し上げられます。 あなたの古いアコに対する愛情が真の愛情であることを祈ります。  

今日の旅立ち  投稿者:川井 浩  投稿日:2007年10月18日(木)07時06分15秒
  Delicia Sonorex 20、チェコのDelicia製、軽快なボタンアコです。チェコと聞いてアコを思いつく人は多分多くないと思いますが、SloveniaでもSteyrisch HarmonikaというDiatonicアコの生産が盛んということがあまり知られていないように、実はチェコというのはアコーディオンの製造ではきわめて歴史が古いのです。 アコーディオンというものが開発され花開いたのは当時のオーストリア・ハンガリー帝国の首都ウィーン、フランツ・ヨーゼフ帝の時代。 フランツ・ヨーゼフのお妃はかのエリザベート。 当時のチェコはこのハプスブルグ家の領地であり、オーストリア・ハンガリー帝国の一部であった。 開発されたアコーディオンの製造を担っていたのは当時のチェコ領の機械メーカーで、製造・技術力において優れたものをもっていたのは当時のチェコの一帯にあった小規模なメーカーだった。 アコの製造でもHlavacek、Kebberleほかいくつも有名アコメーカーがあったが、ドイツでナチが政権を取りオーストリアを併合するにいたり、アコメーカーも武器製造工場へと強制的に変更されてしまった。 チェコの機関銃は世界的に有名だった。 タトラという国産車を独自開発していたことからも技術力の確かさがうかがえる。 Sukodaという車も独自開発・製造していたが、これは現在はVWグループに属している。 VWが買収を決めるほどの技術力があるということだ。 Delicia自体も歴史の波に洗われているが、当時のExcelsiorのEシリーズをはじめ、今日でも多くのOEM生産をするなどして、Deliciaブランド以外のアコの製造も盛んだ。 SloveniaはすでにEUへ加入済みだが、チェコもすでにEUへの加盟は秒読みで数年後にはEU加盟が実現するだろう。 そうなればチェコでもEuroで決済できるようになるのは便利だが、物価が急速に上昇することになる。 現在はこの上もなくうまいチェコビールが300mlで200円前後で飲めるがこれが西側並の値段になるということは3倍近い価格アップになるということだ。 現在はまだコロナでの決済なので、Deliciaのアコもかなりお買い得で入手できる。 いわば、Deliciaをいい価格で購入するにはここ数年が勝負ということになる。 これはぜひ知っておいていただきたい情報だ。 Delicia自体もその時期までには高級アコメーカーと同じ土俵でアコを製造して生き残りをかける戦いをせねばならないだろう。 旧東独のWeltmeisterは東西ドイツ分割時代には旧共産主義国向けを中心に巨大工場を持っていたが、現在はその工場の一部を借用してアコを製造して生き延びている。 チェコがEUに所属するにあたってはチェコの国そのものも大きな変革・変化を余儀なくされるだろう。 チェコ国民にとってそれがPositiveなものであることを望むと同時に拡大EUの力と歴史の動きをひしひしと感じるこのごろだ。 それにしてもどこにいくのかNippon。 すでに51州目の米国の州の一つという感が強い今日この頃だが... いろいろと考えさせられる今日のDeliciaの旅立ち。 とはいえ、このDelicia Sonorex 20で初めてボタンアコに挑戦なさるのは、大阪を中心にピアノアコで毎晩皆様を幸せにしているある若きプロのアコ奏者の方です。 彼の華麗な変貌を期待しましょう。 すでに寺口護さんの伝説や片山恭彦氏の76歳のボタンアコへのチャレンジがあります。 この若きピアノアコ奏者の方のチャレンジにも拍手を送りたい。 きっとやがてご本人からのレポートがあるのではないかと期待しております。 Good Luck!
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