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ブルガリアにしては旋律がロシア民謡っぽいなぁ、と思って、その原詩をNetで探しにでたら、思いもかけず、この歌は1944年にブルガリアに侵攻したロシア兵の間で流行った歌だったとの情報がありました。 たしかに、本来ブルガリアの歌だったとしたらCovanchoさんお得意の7分の11拍子だとか、8分の13拍子だとか、あるいは、もっとアラブの影響をうけたよう独特のメロディやリズムがあってもいいはずですよね。 これは昔のロシアの軍歌なんですね。 でも、作曲は「カチューシャ」のブランテル、作詞は「ともし火」のイサコフスキーとなれば、だれにでも親しめる歌として当時の軍隊のなかでも流行ったというのはわかりますね。 それも、時代を超えて歌われているというのはやはり名曲ということになるのでしょう。 でも日本人が満州で「♪ここはお国の何百里♪」などと歌えばヒンシュクを買うように、これもブルガリアで歌えば嫌われることになるのでしょう。 これは決してブルガリア賛歌ではなく、いやいやブルガリアまでつれてこられたロシア兵の望郷の歌、いやば防人のうた、おどんまぼんぎぼんぎり、だったということになります。 気をつけよう。
http://4travel.jp/traveler/sasuraiojisan/album/10020505/
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