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クラシックのアレンジ  投稿者:ZEN@北海道  投稿日:2007年 6月 9日(土)08時42分10秒
  ショパンのワルツ第7番を弾いてみました。
http://www.geocities.jp/kimch_parfait/waltz.wav

ショパンの作曲そのものは著作権フリーのいわゆるパブリックドメインの曲です。
アレンジは既成の楽譜によらず、ぼくがテキトーに好きなように弾きやすいように自己流でアレンジして弾いています。
というか、ぼくの場合、既成のアコ用アレンジ楽譜を見て弾くということがほとんどない。

原曲は嬰ハ短調(Cm)ですがイ短調(Am)に移調して弾いています。
ぼくの楽器は左手72ベース、右手37音(ボタン数でいえば48ボタンありますが)の小さな楽器なので音域に限界があります。
ショパンのピアノ曲は音域が広すぎて、そのままアコーデオンの音域で弾くのは無理です。

ショパンのワルツ第7番の音域は右手だけでも低いソ#(G#3)から高い方は3オクターブ上のド#(C#7)まで使います。
低いソ#(G3#)のほうは弾けても、3オクターブ上のド#(C#7)は120ベース41鍵の鍵盤アコでもムリです。
そこで楽器の音域に合わせて移調するなどの工夫が必要になってきます。

ショパンは左手の和音も(コードがAmならベースはA音かE音というような)単純なものではありませんから、低音(ベース音)と和音(コード音)の組み合わせにも工夫が必要ですね。
 

フェアレディZ  投稿者:たしろ  投稿日:2007年 6月 9日(土)05時57分26秒
  おぉ、モンテレーブルーのフェアレディZは久々の登場ですね。カブトガニさんのHPへ伺っても見られなくなったのは淋しかったですが、これを見るとR382を思い出します。  

同郷のよしみ  投稿者:カブトガニ  投稿日:2007年 6月 8日(金)07時54分19秒
  一念発起様
愛知県ご出身との事、私も生国三州高浜、現在名古屋在住です。
同郷のよしみ、今後とも宜しくこの場を借りてお願い申し上げます。

http://www18.tok2.com/home/wani/ss/sumiyatop.htm

 

まるごと素敵  投稿者:一念発起  投稿日:2007年 6月 7日(木)22時09分51秒
  カブトガニ様

おっしゃるとおり、演奏家として上手い人たちはたくさんいらっしゃると思います。「パリの空の下」は私の好きな曲のひとつなので、この曲を目標と書きましたが、なぜカブトガニさんの演奏するお姿を拝見して、私がそう感じるのかがポイントです。「スタイルミュゼット」も、私の父が大好きな「別れの一本杉」も、カブトガニさんがほんとに気持ち良さそうに演奏しているのが心地よいのです。

たいへん、僭越な言い方かもしれませんが、青空の下、優しく、熱く、愛情を込めて演奏しているスタイルが丸ごと、私から見ると素敵なのです。80才というご高齢だそうですが、ビデオクリップを拝見して、私もこんなふうに歳を重ねていきたいと思ってしまいました。愛知県出身なので、大正村も訪れたことがあります。今度帰国する折には、是非、生のカブトガニさんの演奏ににお目にかかれればと思います。

たしろ様のお言葉をお借りすると、「何処へでも持ち運びが出来る一人オーケストラとしてのアコーディオンは実に愛らしくて素敵な楽器です。」とのこと。その通りだと思います。いくら上手く演奏できても、ハモンドを公園に連れて行くことはできません。楽器演奏の楽しみを知る者にとって、どこにでも相棒として連れて行けるアコーディオンは魅力です。
 

パリ空  投稿者:カブトガニ  投稿日:2007年 6月 7日(木)08時13分16秒
  一念発起さん、はじめまして、
私のサイトの「パリの空の下」聴いて頂き有難う御座います。
でもこれは「日本大正村ロマン館」で弾いているところを観光客の方がビデオ録画したのを送って頂いたのをそのままUPしてしまいましたので、ミスだらけ、とても「これを目標」などと云われたら私は身の置き所が有りません、矢張りUPするなら取り直しするべきでした。
80才の老人より若くて上手い人が日本にも沢山います、どうか目標はもっと上を目指して下さい。

http://www18.tok2.com/home/wani/ss/sumiyatop.htm

 

著作権  投稿者:ZEN@北海道  投稿日:2007年 6月 7日(木)08時05分44秒
  作曲、編曲、演奏それぞれに著作権あるいは著作隣接権があるので
CDなどの利用は注意が必要ですね
学校行事などで非営利で使う場合は使用料が免除されるようです
ジャスラック(日本音楽著作権協会)のページのFAQが参考になります
http://www.jasrac.or.jp/

ちなみに僕自身は自分のホームページで公開する曲は著作権に配慮して
自作オリジナル曲かパブリックドメインのクラシック曲を
自分でアレンジ(というか既成の楽譜によらずテキトーに演奏)したもの
にしています

老人ホームなどで全くの無料で演奏するときは既成曲も演奏します
クラシックだのオリジナルだの知らない曲を演奏してもウケないんですよね
老人ホームではみんなの知っている「ふるさと」や「浜辺の歌」などが
うけがよいです

著作権は権利者に訴えられなければ事実上問題になりません
YouTubeなどは以前よく著作権が問題視されていましたが
著作権団体といろいろ交渉があったみたいですね
著作権のクレームがつくとすぐ削除されるので穴だらけです
 

re:探しています。  投稿者:たしろ  投稿日:2007年 6月 7日(木)07時11分27秒
  ゆみさん、初めまして。
アコーディオンの楽譜ですが、僕は、基本的に「著作権フリーのアコ用楽譜は無い」と考えて良いのではないかと思っています。それは、アコーディオンのために作曲された曲は極めて少ないためです。このため、オリジナル以外は必ずと言って良い程アコーディオン用への編曲が必要で、従って編曲者の著作権が発生していると言えます。

だから一番良いのはご自分で(作曲者の了解を得て)編曲なさることでしょうか。このとき、作曲者の了解の得ようがないもの・・・それは一般的にパブリックドメイン化したもの(著作権の消滅したもの)となります。
・・・それ故に、(これは別の話になりますが)アコの演奏の際に、編曲者を明らかにする習慣を確立する必要なあると僕は考えています。

結論として、お尋ねの件への僕の回答は、作曲・編曲・演奏の総てに対して著作権(広義)を明らかにしながらお好きな曲を選ぶべきと言うことでしょうか。(僕は今までこのように考えて参りましたが、この考え方に対して異論をお持ちの方は、是非お教え下さい。)
 

アコーディオンは限界の多い楽器  投稿者:たしろ  投稿日:2007年 6月 7日(木)06時40分7秒
  一念発起さん
本が早く届くと良いですね。
きっと冒頭の部分に記譜法の解説が有ると思いますが、先ず吃驚させられるのが左手の記譜上のお約束です。(省略されている場合は、次を参考になさって下さい。)

一見ピアノ譜と同じ大譜表の低音部記号のところが左手部分ですが、実はアコーディオン譜はお約束があって、「原則として第3線より上はコード、下はベース」となっており、二つの機能を統合した表示になっています。このため、低音の音高感と記譜とが違って吃驚することがあります。(スタンダードベースではオクターヴの跳躍が出来ないことや、リードの組み合わせによって音高感が逆になることなどにも吃驚させられます。)

また、覚悟しなければならない限界として、右手と左手を異なる強弱で同時に弾くことが出来ないということでしょうか。これは右手も左手も同じ空気圧で鳴らしているためです。しかし、上手な演奏家の演奏を聴くと強弱さえも違って聞こえます。(タッチで空気を送る速度や量をコントロールすることで、リードの振動の立ちあがり時の振幅の大きさや時間を操作しているようで、ここまで来るとウルトラC級ということでしょうか。)

いろいろ限界はありますが、何処へでも持ち運びが出来る一人オーケストラとしてのアコーディオンは実に愛らしくて素敵な楽器です。どうかアコライフを楽しんで下さい。偉そうに書いていますが、自分自身の課題を見つけながらの模索ですのでどうか割り引きながらお付き合い下さい。
 

(無題)  投稿者:一念発起  投稿日:2007年 6月 6日(水)22時44分14秒
  この掲示板の皆様のレスが早くて、出遅れてしまいますが、
たしろ様

>鍵盤楽器奏者は比較的簡単に弾けてしまうために、アコーディオンが「
>呼吸する楽器(注:これは僕なりの言い方です)」であることを
>つい忘れがちなので(このためにフレーズは繋がらないし音もぎくしゃくしがち)、
>一念発起さんが既にお持ちの素養を生かされる上でも、Bellowing(=呼吸法)に
>ついて関心をお持ちになると良いと思います。

またまた貴重なアドバイスをどうもありがとうございます。
そうですね。どんな楽器演奏においてもフレーズを意識するのは重要なことですよね。
アコーディオンの場合、曲に魂を吹き込むキーは左手に有りそうですね。

教えていただいた、教本はさっそく注文しました。
届くのが楽しみです。

日本を偲んでの日本の曲もすてきですが、カブトガニさんのサイトで
「パリの空の下で」を拝聴したら、「やっぱり私もこういうのが弾きたい」
と身の程知らずな夢を見始めていますが、これ目標とします!

世界じゅうの街角でその国独特のメロディーほんとに情緒があり
どんな曲も聴いているとうきうきしてきます。

でも驚いたのはこれです。(アコーディオンでロック?)
アコーディオンの可能性を改めて見直しました。

http://www.youtube.com/watch?v=Gb-vCvb4r0c

 

著作権  投稿者:ZEN@北海道  投稿日:2007年 6月 6日(水)18時33分21秒
  曲を演奏する際の作曲者の著作権とCDなどの演奏記録を利用する著作隣接県とあります
現在、作曲者の著作権の保護期間は作者の没後50年とされています
作者の没後50年をすぎると基本的に誰が使おうと著作権フリーです
アメリカやフランスなど第二次大戦の戦勝国は戦時加算がありますので注意!
スケートの浅田真央ちゃんも使っていたモンティのチャルダーシュはいかがでしょうか?
よくアコーデオンで演奏されます
作曲家モンティは没年1922年ですから著作権保護期間は過ぎています
作曲の著作権ではなくCDなどの演奏の著作隣接権はまた別な問題です
やはり録音した演奏家の演奏を使用する際の権利が定められています
http://www.cric.or.jp/