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昨晩の業務上高度揮発性飲料過度摂取の影響もあり、天気晴朗なれど波高し。 船酔い気分ですので、♪どーんとぶつかる、潮のひぃびぃき〜♪ と月月火水木木金金のような気分ではありませんが、それでも、パジャマ姿で(これじゃぁ音楽ミーハーとは私のことになってしまいますが)パソコンに飛びつくと、な、な〜んと、あと5票で400票の大台に乗せるところ。 パジャマ&ヒゲそらない状態のまま申し訳ありませんが、アイムソーリー、ヒゲソーリー、(馬鹿なこと言ってんじゃないよ!)皆々様のご尽力とご好意に熱く御礼申し上げます。 あ、やっぱりすみません。 ちょっとヒゲそってきます。 (ここで、しばし中座) ただいま戻りました。 髭剃り完了! 着替え完了! 準備完了! (と、呼称点検)。 あらためまして、皆々様のご厚意とご協力に厚く厚く御礼申し上げます。 投票戦はほぼ勝ち戦で完了するのではないかというかなり楽観的な気分で満ち足りております。 今日の日曜日と明日の最終日での票の変化はこれ以上大きく変わることはないと予測されますが、せっかくドイツからわざわざ御喜美江さんが帰国して晴れのクラシック・ガラ・コンサートでメジャーな楽器と対等の立場でアコを演奏なさる可能性が極めて高くなった今、このことをさらにお友達やアコファン、あるいはさっきまではほとんど敵視していた「一般音楽ファン」(もう呼び方も変わっているから不思議。 機能の敵は今日の友。)の方にも是非アコの良さをわかっていただく上でも、御喜美江さんの演奏を聞く機会があるのだということを伝え、また、できれば投票もお願いしてしまうという、エレガントなスタイルで、なにも勝つためにそこまでがさがさしなくても(なんて急に気取り始めている自分)、さりげなく、アコでクラシックなんぞもできるのも当然だよ、と伝えてしまうのはいかがでしょう。 アコでクラシック音楽を奏でるなんて、欧米か!、いえ、欧米では常識なんだよ、とさりげなく伝えることができることが、いいんじゃない?(またしり上がりに発音している)。 そんなエレガントなスタイルでさりげなくアコの魅力を伝えてしまうあなたは、立派なアコの伝道師です。 フランシスコ・ザビエルです。 ところで、御喜美江さんが演奏する予定の曲目の中で、『J.S.バッハ:「アンナ=マグダレーナ=バッハの音楽帳」より』という曲目に惹かれています。 この曲名に惹かれているというのが正確なところです。 というのはどんな曲か知らないからですが、そのアンナ・マグダレーナという女性の名前に興味があるのです。 バッハをご存知の方なら、この女性の名前がバッハの2番目に結婚した女性だということをご存知の方が多いと思います。 初婚は同年齢のマリア・バーバラ。 彼女との出会いと幸せだったであろう結婚生活。 そして彼女が7人の子供を生んで、36歳で夭折したあと、1年半後にバッハよりも16歳年下で結婚したアンナ・マグダレーナ。 バッハに関する概説は以下のWeb
Siteが非常に簡潔にまとめているので、この際、ご興味のある方はご一読をお勧めしますが、たまたま今から25年ほど前に、ドイツで初めて御喜美江さんのアコ演奏にあって電撃ショックを受けた時期とほぼ同じ時期にドイツのテレビ局製作のJ.S.Bachの物語の3部作を固唾を呑んで見た記憶があります。 その印象から、繊細で感受性の強かった初婚のマリア・バーバラとの結婚生活や、その後、大きく年齢の違う当時20歳だったアンナ・マグダレーナとの結婚、そしてその後の波乱に満ちた人生と作曲活動、そんなことを思い出しました。 大勢の子供を抱え、不安定な音楽家生活のなかで苦悩するバッハを明るくささえて、バッハをさらに大成させる力になったアンナ・マグダレーナのなかに、キリストに仕えたマグダラのマリア(マリア・マグダレーナ)の像を重ねてしまう私。 そのアンナ・マグダレーナがバッハをささえて、バッハも彼女を愛し、彼女に送呈したノートに記されたさまざまな小品集、アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽手帳と呼ばれる物だそうだ。 そんな、音楽もぜひ聴いて見たいと思います。 当時のバッハの幸せな家庭生活のいったんが楽譜の一部に息づいているような期待感があります。 はりつけにされ、処刑されたキリストを見上げて滂沱するマリア様の脇で、十字架の下でつっぷすマグダラのマリア(マグダレーナ)。 キリストの処刑後、その棺の脇に付き添っていたマグダレーナがキリストの復活を目撃したとされている。 断食のため40日間キリストが荒れ野にでかけたのは、マグダレーナとの愛の逃避行だったのではないかと私は勝手に想像しているのです。 処刑された愛するキリストの遺体はマグダレーナがどこかに隠し、その遺体といつまでも一緒に居たいために、キリストは復活して昇天したと言いふらしたのではないのか、などと勝手にストーリーを作っております。 私はキリスト教信者ではありませんし、宗教を侮辱するつもりはありませんが、当時のバッハの二人の奥さんの名前が当然ながらキリスト教にでてくる人物の名前からとっているとはいえ、このマリア・バーバラとアンナ・マグダレーナであるということもなんとなく因縁を感じてしまいます。 そんなバッハを御喜美江さんのアコで聴いて見たいのです。 なんて、書いてるうちにまた1票、ありがとうございます。 ただいま396票。 400票まであと4票。 ほとんど信じられません。 すばらしい。 皆様、ただただ感謝です。
http://www.prmvr.otsu.shiga.jp/EnsembleVoce/Bach/Bach0.html
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