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MichlbauerのDiatonic教則本 と合宿  投稿者:川井 浩  投稿日: 1月10日(水)08時22分34秒
  カブトガニ様、貴重な情報ありがとうございます。 そんな情報も含めて日本ではDiatonicアコに関する情報は非常に少ないですね。
Flori MichlbauerのSteirisch(Diatonicアコ)用教則本は25,000部販売実績があるとのことで、ドイツ語圏ではダントツトップの販売量を誇る教則本です。 一日10分の練習で一曲ずつマスターしていける、とある。 実際やってみると毎日の上達が楽しみになる。 はじめの練習曲からすでにスイス、オーストリア、スロベニアなどのアルプス音楽で満載なのだ。 もちろんこれで覚えてしまえば、応用は自由自在だろう。 残念ながらドイツ語だけだが、これを和訳して発売したら、何人かのお客さんはできるかなぁ〜。 ぜひやってみたいと思いますが、商売と考えたら絶対できません。 オリジナルのドイツ語版はInternetで発注できます。
3日間とか、14日間とか一ヶ月とかのトレーニングコースも常時開設させているので、この際、アルプスにアルプス音楽漬けになるのもいいかも。 あ、それやってみたい気がする。

http://www.michlbauer.com/index2.html

 

Emile VACHER  投稿者:カブトガニ  投稿日: 1月 9日(火)10時09分0秒
  意外と知られていないのがMusetteの開祖Emile VACHERがCiatonic Accordeon弾きだった事です。以前Marcel AZZOLA宅で彼が「私のお宝だ」と云って見せてくれたのがVACHERのネーム入り3列ボタンの黒ボディCiatonic Accordeonでした。
現在もフランスでDiatonic Accordeonは根強い人気が有りMarc PERRONEらが人気です。

http://www18.tok2.com/home/wani/ss/sumiyatop.htm

 

HarmonyAssistant  投稿者:川井 浩  投稿日: 1月 9日(火)07時40分56秒
  kum様、丁寧なご説明ありがとうございます。 アコーディオン用タブ譜というのはDiatonicアコーディオン用の楽譜ということだったんですね。 それで理解できました。 たしかに、私が購入したMichl BaurのDiatonicアコの教則本は5線譜ではなく、いわばタブ譜で表示されています。 5線譜から練習するのではなく、タブ譜から練習を始めたほうが覚えやすいのだ、と彼もその教則本の序章で主張しています。 ただ、Diatonicアコ用の楽譜として入手できるものは限りがあり、その意味では、ピアノ曲やその他の楽器用の楽譜からDiatonicアコ用のタブ譜が作れれば、Diatonicアコで弾ける曲が格段に増えますね。 それは良く理解できます。 その点で、ぜひ、kum様にHarmonyAssistantを使いこなしていただき、それが実現できるといいですね。 今後とも皆さんで情報交換できればさらに進化が早まるかもしれません。
Diatonicアコで押し弾きをそんなに頻繁にしないでいいように弾くというのは確かに1ランク上の技術なのでしょうね。 タブ譜でそのように表記されている場合は確かに運指法が楽になりますね。 世界のアコシーンのコーナーでも押し引きをいとわず軽業のようにDiatonicアコを弾きこなす人もいて、これはこれですごいと思いましたが、Tania FleischhanderlのChral(下記Web Site参照)をゆっくりしたテンポながら押し引きのせわしなさを感じさせずに演奏できるのも恐らくCGFBのバスを移動しながら演奏しているためと思われます。 もちろん右側のボタンの押し弾きで異なるボタンをしっかり抑えているためですが。 Diatonicアコ、奥が深いですね。

http://www.youtube.com/watch?v=Xj4XvXKjBXQ&mode=related&search=

 

Re.HarmonyAssistant  投稿者:kum  投稿日: 1月 8日(月)23時27分57秒
  興味を示していただいて、嬉しいです。
私は、妹分のMelodyAssistantの方を以前から使っています。
アイリッシュの楽譜でよく使われているABCというテキストベースの楽譜を読み込めるのと、弦楽器のタブ譜やコードダイアグラムがカスタマイズできるので、チャランゴの楽譜を作成するのに使っていました。

ちょこっと楽譜を書くだけなら、こちらで十分で20$とリーズナブルです。
VirtualSingerというのがおまけ?でついてきて、歌詞を入れれば歌ってくれます。
再生するだけのMelodyPlayerや、Webページ上で楽譜を表示して再生したり印刷できるプラグインは無料ですので、他の方とのファイルのやり取りも便利です。

ホームページはフランス語と英語のみですが、ソフトは日本語対応されています。
少し前までは、部分的日本語対応という感じだったのですが、昨年のバージョンアップで飛躍的に使いやすくなりました。

昨年末にスキャナを購入したのと、アコーディオンタブ譜に興味があって、HarmonyAssistantとOMeRを試用しています。

アコーディオンタブ譜ですが、ダイアトニック用で、左右3列まで対応しています。
表示は、「プッシュ/プル」と「列ごと」モードが選べます。

「プッシュ/プル」モードの場合、右手プッシュ、右手プル、左手の3段表示になります。
右手は、どのボタンを押すかが数字で表記されます。
この時、何列目のボタンかというのは、数字の右肩の’というマークで識別するようです。
左手は、ベース及びコードのアルファベット表示になります。
ベースとコードは大文字小文字で識別するようです。

「列ごと」モードの場合、アコにあわせて1〜3段表示で、ボタン番号が表示されます。
押すか引くかは、数字の下の_マークで識別するようです。
左手は、同じくベース及びコードのアルファベット表示になります。

最初から定義されているアコーディオンは、
「Cajun in Ckey」右1列10ボタン、左1列2ボタン(CとGのベースとコードのみ)
「Diatonic G-C」右2列(G/C)21ボタン、左2列8ボタン
「Diatonic G-C 3rows」右3列(G/C/Alt)33ボタン、左2列12ボタン
「Irish Diatonic」右2列(C#/A)21ボタン、左2列8ボタン

カスタマイズは、右3列×16ボタン、左手3列×8ボタンで、各ボタンの音を定義できます。
左手は1つのボタンに複数音定義できますので、演奏させればちゃんと和音が鳴ります。

コードは自動計算されますが、自分で変更することもできます。
英語ですが、マニュアルのアコーディオンタブ譜部分です。
http://www.myriad-online.com/resources/docs/harmony/english/tabaccordeon.htm

アングロコンサーティナ(G/C/Alt)を弾いていて思うのですが、C調の曲ならCの列ばっかり、G調の曲ならGの列ばかり使ってしまうのです。
2列を有効に使えば、押し引き回数が少なくてすむはずなのに・・・

アイリッシュの楽譜はかなりインターネットで公開されていますから、取り込んでタブ譜に変換すれば、押し引きが楽な運指がすぐ表示されるのでは、と期待しています。
とりあえず、アングロコンサーティナで試してみて、またご報告します。

このソフト、見たことも聞いたこともないような楽器のタブ譜や、管楽器の運指図まであります。
こまめにバージョンアップされているので、アコーディオンの左手表記対応も期待して待ってみたいと思います。
 

HarmonyAssistant  投稿者:川井 浩  投稿日: 1月 8日(月)08時11分14秒
  kum様、面白そうなソフトですね。 まだ内容を十分把握でにていないのですが、かなりいろいろなことができるソフトなんですね。 実は、知人から確かMusicMakerPROだったかな、名前を正確に覚えていないのですが、採譜や演奏のできるソフトを紹介されてその購入をしたいと思っていたところなので、非常に興味があります。 ただ、ギター用ではなく、アコ用のタブ譜というのは私はまだ聞いたことがありません。 楽譜の5線譜をギターの6本の弦で表示するというのはわかるのですが、アコのボタンはピアノの鍵盤よりも複雑だし、それに当てはめるタブ譜とはどのようなものなのでしょうか? アコの練習用に有効なのでしょうか? あるいは、ピアノの楽譜のベース側を自動的にコード表示できるというようなものなのでしょうか? そうでもないようだし、ちょっと判断がつかずにおります。 できましたら、ぜひ、このソフトを使っていただき、アコ演奏にメリットがあるようでしたら、改めてご紹介いただけますと、アコで演奏できる曲目やバラエティが増えるかも知れませんね。 よろしくお願いします。 それにしても、You Tubeの映像のなかのDimitrievのトッカータとフーガなどを聴くと、そこまでいくのにはどのようにしていくのか気が遠くなります。 でも、積み重ねとたゆまぬ修練なんでしょうねぇ。 Diatonicの人たちがどれも楽しそうにらくらくと小型のアコを弾くのをみてうらやましい限りです。 うーん、やってみたい。  

アコーディオンタブ譜  投稿者:kum  投稿日: 1月 7日(日)16時50分43秒
  実物は見たことが無いのですが、アコーディオン用のタブ譜というのがあるようですね。
HarmonyAssistantという楽譜作成ソフトでは、五線譜をタブ譜に変換できるので、練習に利用できるかな、と思っています。
まだ試用中ですが、アコーディオンの種類というか、ボタンの配列は細かく設定できるようです。
http://www.myriad-online.com/en/products/harmony.htm

ピアノアコの楽譜でそのままコードの音が出ると便利だなぁと思うのですが、さすがに難しいようですね。
一応、リードの記号?は用意されています。
 

リード調律機の制作  投稿者:ZEN@北海道  投稿日: 1月 7日(日)11時43分9秒
  蛇腹式の調律機では上に直接リードブロックを乗せて音を確認できますが
リードブロックから外された単体のリードプレートをセットするためのホルダー部分です

アコーデオンのような1音ずつ独立したリードプレートはもちろん
バンドネオンのような横長のリードプレートもホールドできますヨ

あとはストロボ式のチューナーで音を確認しながら調律します
 

ダイアトニックのボタンアコ  投稿者:ZEN@北海道  投稿日: 1月 7日(日)10時36分52秒
  ハーモニカに吹く音と吸う音があるように同じボタンでも押し引き異音で
一つのボタンを押してド引いてレ次のボタンを押してミ引いてファ・・・
という具合にボタンが4つあればドレミファソラシドと8音が出せます

1列で押しの音はドとミとソ、引きの音はシとレとファとラだとすると
コードとしてはドミソ(Cメジャー)レファラ(Dマイナー)はだせますが
押しと引きの音を同時には出せませんからドファラ(F)やラドミ(Am)は
どうするんだって疑問に思うでしょ?

2列や3列あると一方で引きの音が別の列では押しの音であったりする
ので、うまく2列3列クロスするように弾くとFだろうとAmだろうと弾く
ことができます

メロディにコードを付けて弾くにはどこで蛇腹を押し(引き)で弾いて
どの列のボタンを使うかと考えて弾きます

慣れないさいしょのうちは頭の中がこんがらかります

ダイアトニックアコのどの列のどのボタンを押し引きどちらで弾くか
それを表にしたタブ譜も出ているんですヨ

アイリッシュではB/CとかC#/Dなどの半音ずらしの2列が主流ですが
ヨーロッパではG/Cなどの5度ずらしが主流ですね



でも一列ですと
 

Diatonic Accordion  投稿者:川井 浩  投稿日: 1月 7日(日)09時50分56秒
  kum様にご紹介いただいたDiatonic Accordionの奏法に関するわかりやすい解説がいいですね。 要するにG、C、Fのハーモニカが3本並んでいるという風に理解するとおもったより親しみやすくはじめられるかも知れませんね。 子供のころにハーモニカでなんでも吹いていた自分を思い出しました。 半音がでないところは我慢して弾いたりしてましたが。 今回はまたまたDiatonicアコの衝撃を受けてしまったので、しばらくサボっていたDiatonicアコの練習を再開する気になってきました。 ボタンの押し引きで音が違うという違和感はハーモニカでも吹く時と吸うときで音が違うことを思い出せばなんとか克服できそうな気がします。 アコーディオンから入ろうとすると、うどんをすするつもりで煮干を口に放り込んだような違和感を覚えますが、ハーモニカをイメージしながらDiatonicアコを抱けば、そこにはあのすばらしいハーモニーの世界が広がっていく、と、イメージする私。 今度、お遊びにおいでいただくときは、ぜひ私のところのすばらしいDiatonicアコ嬢たちをご紹介させていただきたいとおもいます。 あ、ちょっと彼女らとDiatonicの花園でデートしてきます。 るんるん気分で上手に去る浩。

http://www.youtube.com/watch?v=UYAnyDbez50

 

You Tube Play List  投稿者:川井 浩  投稿日: 1月 7日(日)08時20分52秒
  kum様、アドバイスありがとうございます。 You Tubeは私まだ観出したばかりで、使い方を良くわかっておりません。 このPlay listはとても使いやすくていいですね。 もう少し勉強してみます。
あと、伴奏というか、バンドの一要素としてのアコというのもいいですね。 存在感ありますよね。 そして、なんといっても音楽の味付けには最高ですね。 アコが入っているかどうかで、味の素を使ったかどうか以上の差がでる。 いや、鶏がらにかつおと煮干と昆布を入れる以上の味が出る。 アコの隠し味はなかなか利きますね。 アコ独奏を聴くということは粉末だしの素をスプーンでいただくようなものか(これはあまりうまそうじゃありませんが)。 だしはだしだけでもうまいもんですが、素材をあわせてさらに引きたつ、あるいは素材を引き立たせる、できる社員のような存在、山之内一豊の妻のような存在なのでしょうか。 そしてダイアトニックアコ、けっこうパワーありますよね。 そしてその演奏法の多様性もすごい。 You Tubeのアコ映像に酔いしれて正月を過ごした私でした。