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ベルギーのフレンチ  投稿者: 川井 浩  投稿日:10月21日(金)10時19分38秒
ベルギーは南がワロン地方といってフランス語圏(ラテン系)で中心地はブリュッセル、北はフランダースで言語はフラマン語というオランダ語系(ゲルマン系)で中心地はアントワープ。 それぞれお国自慢があって、自慢しあっているうちはいいのですが、経済的に均衡が崩れるとき、いざこざがおきやすいのはどこのお隣さんもいっしょ。このベルギー内の内輪もめで、ワロン地方が頼みとするフランス文化もパリやおフランスの辛らつな連中にとってみるとベルギー訛りはつねに笑いものやジョークの対象。 ベルギー、およびベルギーファンの名誉のために、ひどい冗談は差し控えますが、それほどにベルギーのフランス語には独自のアクセントやメロディー、あるいは発音の違いがあるようです。 とくに、フランス語は「正く発音されなければならない!」とする大フランス的な発想の強いフランスからすると腹に据えかねるというストレスも感じます。 スイス西部、ロマン子のほとり、おいしいワインの名産地でのフランス語も相当強い「スイス訛り」があり、スイスの国境を越えたとたんに変わるあまりにも清潔で、あまりにも実直な人々の生活や町並みにはアンドレ・マルローも辟易すると書いていた。 ひとそれぞれ自分のすみなれた環境がBestだと言い切れる欧州の人たちのそれぞれの国の文化をうらやましいとも感じるときです。 われわれが日本で誇れるもの、まぁ、これもいろいろありますなぁ。ベルギーにはベルギーの誇りがあるのでしょう。 K7は面白いですね。
Zero Setteについてアンドレ様から力強い援護射撃(また表現が時代掛かりますが)をいただき、ありがとうございます。 まだ1モデルに触れただけですが、とてもいい感じです。

外国語名  投稿者: アンドレ  投稿日:10月21日(金)09時30分12秒
川井さんの様な外国語に堪能な方でも固有名詞は困ることが有るでしょうが、日本人でも読み方の分からない苗字があります。
昔Marcel AZZOLAと話をしている時Andre VERCHURENを日本のLPジャケットの表記どおり「アンドレ・ベルシュラン」と云ったら「そんな人は知らん」と云うAndre VERCHURENと書いたら「それはアンドレ・ヴェルシュレンヌだ」と云われた。
フランス語よみにすればVerchurenはヴェルシュランだが、たしか彼はベルギーに近いので苗字の発音が違うのかも知れない。
これも昔のはなし、フランスの友人からの手紙や雑誌の広告に「K7」とよく有り、はてなと思ったがkはフランス語で「カ」7は「セット」つまり「カセット」CassetteをK7と書くのが習慣のようです。
Zero Setteも小さいメーカーのようですが、結構いい音しています。

http://www2.starcat.ne.jp/~wani/sumiya/sumiyatop.htm


Zero Sette  投稿者: 川井 浩  投稿日:10月21日(金)08時36分58秒
Zero Setteというアコーディオンのブランドをご存知でしたか? 私もどこかで確か世界のプロも使ういいアコを作る名門メーカーというようなことまでは耳にした事があるのですが、まだWeb Siteを発見できずにおります。 で、実際にWeb Siteはまだ無いらしいのです。 「Zero Sette」は発音上「ゼロ・セッテ」となるのですが、自分の年齢の関係か「ゼロセ...」までくるとどうしても「零戦」を思い浮かべてしまい、いつもなんだか勇ましいアコのようなイメージを持ってしまうのですが、ゼロ・セッテとはイタリー語では「0」(ゼロ)と「7」(セッテ)のこと。 そういわれれば「007」みたいに聞こえるから不思議。 ちなみに「007」はいたりー語なら「ゼロゼロセッテ」と発音するようです。 創業60年のアコの老舗と聞けば、零戦での戦いが終わった年にスタートしたアコメーカーなのなだなぁ、とまた感慨深いものがあります。 日本ではここ5−6年輸入されていないようですが、かつてJulietteというかわいらしいアコがありまして、これはこのZero Sette社がメーカーなんだそうです。 たしかCovanchoさんのアコもこれですよね。 というわけで、Covanchoさんのかわいらしいアコの歴史が少しだけ見えました、というお話。

Farfisaも登場  投稿者: 川井 浩  投稿日:10月17日(月)01時28分54秒
Settimo Sopraniなども吸収し、技術を継承したScandalli社を継承したのがFarfisa社だった。 このFarfisaのアコーディオンの基本的デザインは今日のScandalliにつながっている。 当然、しっかりした信頼のベースメカ、夢のようなオーボエ、クラリネットの音色は健在だ。 年式並みの使用感はあるものの、Gem Stoneのオーナメントも付いて、舞台に、歌声に、フォークダンスにまだまだ出番は多いぞ。 この価格で本格的なアコを入手するチャンス。

http://www.akkordeon.jp/Demono/Farfisa.htm


Zero Sette B20君登場  投稿者: 川井 浩  投稿日:10月17日(月)00時52分27秒
同じく出物のコーナーの新顔はイタリーZero Sette社製アコB20。新品定価75万円前後の製品です。製品見本としてDelicia社が購入していたもので、未使用の新品です。イタリー製高級ハンドメードタイプのリードのついた、イタリーの名門メーカーが作るアコはやはりどこか一味も二味も違う。いつまでもいつまでもこのアコで音楽をやっていたい、やっている間は、ずーっと恍惚状態、本当は売りに出したくないアコです。早い者勝ち!

http://www.akkordeon.jp/Demono/Zero%20Sette%20B20.htm


Delicia Choral 26  投稿者: 川井 浩  投稿日:10月17日(月)00時28分11秒
出物コーナーの新顔はDelicia Choral 26君です。これはすごいぞ! まずイタリー製高級ハンドメードタイプのリードがついている。 これがいい音なんです。 それが、LMMのトリプルでチャンバーに入っている。 MMだけきいてもしびれます。 このコンセプトでイタリー製なら軽く100万円はする仕様ながら、Delicia Choral 26は新品で38万円というのがすごい! もちろんこれでベルトもケースもついてくる。 3−4年後にEU入りを控えているチェコのDeliciaがこの価格で買えるのは今だけ。 ユーロ圏に入ったとたんに価格が大爆発するのは欧州のどの国も同じ。 この音色は聞く価値があります。

http://www.akkordeon.jp/Demono/Delicia%20Choral%2026.htm


蛇腹パッド  投稿者: 川井 浩  投稿日:10月16日(日)23時38分58秒
hiro様、お引き合いありがとうございます。 材料はほぼそろっているのですが、最近ちょっと時間が足りず、家内にも助けてもらって作ることができずにおりました。 来週か再来週には少しまた作ろうと思いますので、できましたら、ご案内申し上げます。アコに穴を開けずにベルト取付金具に紐で結びつけるスタイルですので、ほとんどのアコにつけたりはずしたりできますので、便利です。 また、アコのタイプによっては身体になかなかフィットしなかったり、あばら骨にこすれて痛いとかもしますが、パッドをつけるとアコも身体にフィットするし、あばら骨も痛くないし、アコに汗が行かないとかボタンを引っ掛けたりしないので、蛇腹も長持ちといいことだらけ。 あ、お分けする製品もないのに宣伝文句ばかりになってしまいました。 すみません。 製造がんばります。

川井様  投稿者: hiro  投稿日:10月16日(日)23時03分59秒
ちょっとお伺いしたいことが、、
以前、アコの裏側、お腹部分をカバーするパッドをオークションに出品されていたと思うのですが、現在でも取り扱いされているのでしょうか?あれば譲っていただきたいと思うのですが?
お教え頂きたく何卒よろしくお願い致します。

ドイツ楽器展のダイアトニック・アコーディオニスト達  投稿者: 川井 浩  投稿日:10月16日(日)22時53分44秒
好評につきダイアトニックの演奏ムービーを増やしました。お楽しみに。

http://www.akkordeon.jp/Musikmesse2005-Diatonic-Akkordeonists.htm


ブログ第5話までできました  投稿者: 堀田 佳嗣  投稿日:10月16日(日)09時51分53秒
ZENさま>
レスありがとうございます。私は、この女の子になりきって、小説書いています。はじめは、私がアコに魅せられたきっかけ。その後は、この取説から起こしたイメージ小説です。しばらく、ホーナーに触れながら、創作意欲が続きそうです。

http://fc2.com/