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関谷様、あなたは本物の蜂須賀小六ですね。 秀吉に仕え、秀吉を最終的に太閤に押し上げた最大の影の功労者といわれている人物に重なるものを感じます。 たしか小学生の美江ちゃんがほとんど自分の体と同じくらいのアコをばりばりっと弾きこなしていた伴教室でご一緒だったんですよね。 御喜美江様、あなたを陰からずーっと見守ってきた人たちがいます。 あなたには蜂須賀小六さんがついています。 われわれ雑兵は田んぼの村祭りで兵を募集し続けます。 天下統一のためではありませんが、アコ文化を広めるために。 その象徴として是非今回のガラ・コンサートでは演奏なさっていただきたいのです。 半分はその目的のためにも。 また、そんな気分を共有する日本全国アコファンのためにも。 アコでクラシックを演奏するということ自体、日本ではまだ市民権を得ているとはいえない状況ですが、また、アコを演奏する人は必ずしもクラシックをやる人ばかりではないのですが、アコでもクラシックを正統に演奏できるのだという事実を世間に認識してもらうことの意味は非常に大きいのです。 アコと傷痍軍人、アコと田舎喉自慢、アコと飲み屋、という程度だけの日本におけるアコにたいする認識を少しでも変えていきたいのです。 アコのすばらしさは、聴いてもらえばわかるとはいえ、アコに対する誤解というか間違った思い込み、それは決して悪意のあるものではないにせよ、それが一般大衆、マスの理解となるとこの一握りのアコファンたちの力ではどうしようもなく、ついにはこのアコ好きを理解されないまま、半分変人扱いされてしまう今の多くのアコファンの状況をすこしでも変えたいのです。 もちろん、それは一夜にしては動かないでしょう。 でも、この世間が注目する公開投票でアコで勝つということ、そして御喜美江様をお迎えしてそのアコ演奏で感動してもらうこと、そんなことを続けていけばかならず少なくとも今のヨーロッパ並みのアコへの認識が高まることが期待できるような気がしています。 もし、それが今すぐ実現できなくても、それに向かってアコファンが連帯を強めること、そう「連帯」、"Solidarno??"、当時のソ連やその傀儡政権のもと立ち上がったポーランドのワレサ議長率いる「連帯」の活躍と動きに胸を熱くした記憶がありますよね。 われわれは弾圧を受けているわけではないが、アコが正当な認識を得ていない、という事実はあると思います。 そのための「連帯」。 いいじゃないですか、これ。 がんばろー!
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