|
Trossingenといえば南ドイツ黒林地帯にある小都市でHohner社の本社があることで知られているところです。たしかかの御喜美江さんもここでアコの修行を積まれたと記憶しています。そのTrossingenにあるのがKratt社です。 Kratt社はかつてはHohnerの最大手販売店であり、当時はKrattブランドないしKratt-GolaとかKratt-MorinoとかのブランドのアコをHohnerに作らせていたほどの会社です。 残念ながら2002年に自社ブランドアコーディオンの販売に終止符を打ち、現在は製造されていませんが、いまだにドイツを中心にファンは多く、中古機市場でもかなりの高値で取引されています。 Kratt
Karat 374Cは中型の高級機でMLチャンバー、ハンドメードタイプリード付きで、音色、弾き心地ともにMorinoかCassotto
1を彷彿とさせるものがあります。 日本では珍しいKrattアコ、「私しか持って無い」欲を満足させてあまりあるいいアコです。 このアコの製造は実際はイタリー、CastelfidardoのFantini社(8月4日に紹介済み)が担当したものです。
http://www.akkordeon.jp/Demono/Kratt%20Karat%20374C.htm
|
|