フランスのダンス  投稿者:カブトガニ  投稿日: 6月 6日(火)17時05分3秒
  私は24年間ダンスホールのバンド屋をしましたが、日本のダンスはイギリス系の所謂ソシアル・ダンスでダンスホールのお客様の多くはダンス・スタジオの生徒さん、かなりレベルの高い競技会の為の練習をしていると云った感じでご本人達一生懸命、ダンスを楽むのとはかけ離れた感じでした。
フランスのガラ、ティ・ダンサン、バルやガンゲットで踊るダンスは日本のそれとまるで別物、同じ早いテンポのワルツでも着飾って華麗に踊るウィーン大舞踏会のウィンナ・ワルツとも違い、昔のフランス映画「北ホテル」でカナール・サンマルタンの橋の下でルイ・ジューヴェを取り囲むようにジタンのタバコを咥えながら踊るジゴロや娼婦たちのダンスと今のフランスでヴァルス・ミュゼットで踊るダンスは殆んど同じ、形にはまったステップなどお構いなしに何時間も踊り続けるフランス人を見ていると本当に楽しそう、人生をエンジョイしている姿は日本人とまでちがいます。日本の踊りも古代「歌垣」や「盆踊り」などの頃はより生活に馴染んでいたようです。
ただ悲しいのはフランスでもミュゼットでダンスに興じるのは中高年の男女です、若者はあまり見かけません。

http://www2.starcat.ne.jp/~wani/sumiya/sumiyatop.htm

 

フォークダンスの思い出  投稿者:ピエールマリ子  投稿日: 6月 6日(火)09時01分14秒
  フォークダンスと聞いて、遠ーーーい昔、高校生の頃を思い出しました。
そのころ、文化祭の前夜祭というものがあって、(当時は、そんなときしか高校生は
夜に遊んだりできなかった)フォークダンスも催されていました。
オクラホマミキサーが掛かり、私の憧れの君が、あと何人かで廻ってくる。
心臓はドキドキ、手は汗ばみ・・・・と、チャンチャラララーラ・チャンチャン!
無情にも曲は終わり、あとはパートナーチェンジのない曲が延々と・・
なんだか、いつもそうだったような気がするのです。
皆さんはちゃんと曲がかかっている内に、憧れの人と手がつなげましたか?
 

ダンスの達人  投稿者:川井 浩  投稿日: 6月 6日(火)07時58分56秒
  カブトガニ様からいただいた切手のイメージの左端で踊っているカップル。 これ気になりますねぇ。 男は本来女性の右手をとって、リードするように、というのが一般的ですが、ここでは、男は左手を自らの腰にもってきて、女性の右手を自分のケツに回させているように見える。 踊りのリードは左手ではなく、完全に密着した腰で行っている。 もっとも、これは正しいやり方なのだが、なんともセクシー。 或いは、もしかして、女性がこの伊達男に「ほ」の字になり、男の尻に手を回すのを、この男が必至に振りほどこうとしている、と解釈できなくもないが、ちょっと苦しいか。 「ねぇ、あなた...」と耳元にささやく女。「よせよ、人が見てるぜ」と男。 あぁ、どんどん膨らむ妄想。 年を取ると朝のほうが元気。  

6月10日は奈良アコパの日  投稿者:川井 浩  投稿日: 6月 6日(火)07時47分43秒
  「麦の花」での奈良アコパ、いきたいなぁ.... その日は月に2回ある子守と留守番と夕食当番の日にあたるので、今回は涙を呑んで「麦の水」でも飲んで子守と留守番と夕食当番をすることにいたします。 ときどきこの夕食当番の時にいただく「麦の水」とか「ブドウの水」などを過度に摂取し、帰宅した妻に叱責を受けることになるケースも、時々ですが、あります。 そういえばドイツ人はこの「麦の水」を"Das fluessige Brot"(液体パン)などと呼んで、パンを食べるのと同じだから健康にいいとか、これは摂取する必要があるなどと言い訳をしながら、やはり過度に摂取する癖があるようでした。
そういえば、楽団員と踊る伊達男の例でいけば、フェデリコ・フェリーニの「アマルコルド」の例を見ずとも、イタリーの浜辺の保養地のグランドホテル、土地っ子のイタリーの伊達男達がドイツや北欧からの女性客をいとも簡単に引っ掛けてはダンスに誘い、一発で物にしてしまうさまはまさにイタリアーノですが、これとてピアノ弾きや、ラッパ吹きは同じイタリアーノでも傍観するのみ。 ダンス会場の楽団員はあくまで脇役、フォークダンスのアコ弾きは主役ではないということですね。 ぐすっ。
 

re:フォークダンス  投稿者:ろばの耳  投稿日: 6月 6日(火)06時27分25秒
  > 日本でもフォークダンスどまりにしないで、きちんと男女のペアダンスを教育の一環に取り入れてマナーからしっかり教えてもらいたい。 そうすれば、もっと、ダンス音楽もしっかりとした文化として根付くはずだ。 特別にダンススクールに通わないと普通の男子はペアでダンスができないということが、この国の文化とマナーを世界標準よりもかなり低い位置にとどめている原因であるように思います。

 全くその通りですね(万感の思い)。
 川井様がダンスの達人でいらっしゃるのは、いくつかの記録で拝見して存じ上げておりますが、文化的な面では父母の世代である大正から昭和の初期の状況と比べてもむしろ衰退を感ずることがあります。

 文化といえば、最近のことですが、Hugが気持ちよくできる自分に気がついて驚いています。とても懐かしい大切な人に出会ったときのほんの数例ですが、お互いが単に年を取ったせいとは思いたくない・・・。あ、アコの話からハグまで飛びましたが、フォークダンスの時は悔しかった(まだ言ってる)。一人フォークダンスというのは川井様がよほど突出されていてむしろ珍例に属するような気がしないでもないですが、アコ弾きの皆さんは、多かれ少なかれ多分同様なご経験があるのではないかと・・・。(朝から素面でこんなレスを書いている男も珍例の極みですねぇ。)
 

フォークダンス  投稿者:川井 浩  投稿日: 6月 6日(火)00時26分46秒
  ろばの耳様の当時の孤独、嫉妬、あせり、感じますねぇ。私も中学、高校時代はなぜか朝礼台の上で、フォークダンスを指揮する担当。 オクラホマミキサーなんかを朝礼台の上でお手本よろしく一人で踊るわけです。 遠目にも憧れのあの娘がパートナーを替えつつ楽しそうに踊っているのが見える。 そこばかりじーっと凝視するわけにもいかず、そ知らぬ振りしてダンスのほかの輪を見渡しながら、一人朝礼台でお手本を踊るピエロの私。 そうする内にあの娘をダンスの輪の中に見失う。 そうなると焦りからお手本である私の踊りがなぜかぎこちなくなりわけがわからなくなる。
大学に入って、なぜか「民族舞踊研究会」なるサークルを創設しフォークダンスを踊り続けた私。 やっぱり踊りはいいもんです。 欧米では学校のカリキュラムにダンスパーティーに男子生徒が女子生徒をエスコートして参加するマナーもしっかり組み入れているようだ。 うらやましい。 日本でもフォークダンスどまりにしないで、きちんと男女のペアダンスを教育の一環に取り入れてマナーからしっかり教えてもらいたい。 そうすれば、もっと、ダンス音楽もしっかりとした文化として根付くはずだ。 特別にダンススクールに通わないと普通の男子はペアでダンスができないということが、この国の文化とマナーを世界標準よりもかなり低い位置にとどめている原因であるように思います。 郊外のレストランでアコ弾きの伴奏でみんなが踊れる....そんな日は日本には当分こないでしょう。 カブトガニ様からのアコの切手は、なかなか考えさせられます。
 

re^2:アコの切手  投稿者:ろばの耳  投稿日: 6月 5日(月)23時16分25秒
  > そして何故か踊る人たちには顔を向けていないアコ弾きさんの表情も・・・

 ぢつわ、若い頃合唱団のアコを見よう見まねで引いていた(押してもいた)ころ、やはり合宿などでフォークダンスをやるわけです。オクラホマミキサー、マイムマイム、黒い瞳?とか定番の曲が何曲かあって、それをキャンプファイヤーを囲みながらやりました。ここではこのことを書くべきでした。

 合唱団には、当然気になる女の子がいましたから、その子が次々にパートナーを変えながら踊っているの見るのは辛かった、正直妬けた・・・こちらはアコを抱きしめるしかありませんでした。

 この切手のアコ弾きさんの表情を見て、若かった頃のことをふと思い出しましたが、なにかそういう辛さも滲んでいるように見たのは、かつての私の心象風景と重なったためだったのかなぁ・・・
 

re:アコの切手  投稿者:ろばの耳  投稿日: 6月 5日(月)22時32分48秒
   カブトガニ様 はじめまして、新参の、ろばの耳です。川井様のご配慮で素敵な切手を拝見することが出来ました。どうも有り難うございました。
 私は、学生時代にダンスの機会が無かったわけではないのですが、ステップの書かれた本を買ってきて、それを開いたまま椅子に置き、椅子を抱えてぐるぐるとステップを踏んだことはありますが、それ以外の仲間内の時は楽団(フルート)やレコード係で実際に踊ったことがないままでした(T_T)^o^)。
 良いですねぇ、この切手の雰囲気。
左側の二組のカップルも、右側のなにやら良くは判らない人たちも、そして何故か踊る人たちには顔を向けていないアコ弾きさんの表情も・・・
 あ、大正ロマン館でのモダンな演奏も聴かせて頂いています。こちらでお礼を申し上げますが、どうも有り難うございます。ますますお達者で後進に励ましを下さいますようにお願いします。

  ところで川井様は本当にタフですねぇ。もう+9時の時差でしっかり回っていらっしゃるようでv(^^;)。
こちらは気になるアコが増えて困り果てております。
 

奈良のアコ例会  投稿者:奈良のアコ弾き  投稿日: 6月 5日(月)21時05分5秒
  川井様 SEMアコの音色切り替えメモリーのアドバイス、ありがとうございました。
早とちりに老眼が加わると、救いようの無いじいさんになります。ごめんなさい。
 これでまたひとつたのしみが増えました。ところで、この前お知らせした奈良の
アコ愛好会の例会を6月10日(土)午後1時30分から、パン工房「麦の花」で
やります。演奏したい方、聴くだけの方、どうぞお越しください。広いスペースの
喫茶部を借り切っています。
 

ダンス  投稿者:川井 浩  投稿日: 6月 5日(月)16時11分37秒
  カブトガニ様からいただいたメールですが、せっかく素敵な切手なので、投稿の形にさせていただきました。お許しください。 ところで、ミュゼット・バンドで踊れるレストランというのはいいですね。 というか、うらやましい。 何がうらやましいかというと、踊れるというのがうらやましい。 踊る相手の人がいるというものうらやましい。 まして、それが踊って楽しい相手で、レストランだから当然おいしい食事もして、フランスだからきっとおいしいワインも飲めて、それも、都市郊外水辺だから気兼ねなく飲めて、青空の下だから結構飲んじゃえて、ワインと、おいしい食事と、いい空気と素敵な彼女と、ダンスとそれにミュゼット・アコで気分もうきうき。 これって、最高じゃないでしょうか。 それがうらやましい。 切手一枚見て、地団駄踏むおじさん一人悲し。  

Back Numer 102